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20代女性
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ミシュランの審査が近づき、「グランメゾン東京」の新メニュー開発は大詰めを迎えていた。そんな中、新しい魚料理を作るため、フレンチにとって禁断の食材である”マグロ”に挑んでいる尾花(木村拓哉)を見て、倫子(鈴木京香)は不安になり、口を出してしまう。口論した末に、尾花は「スーシェフを辞める」と告げるのだった…。突然の発言に動揺する中、倫子も魚料理を作り、美味しい方をメニューに加えようと提案する。
一方、丹後(尾上菊之助)がいなくなった「gaku」は、新しいシェフ・結月(馬場徹)の傍若無人な振る舞いで店はボロボロになっていた。その矢先、ついにある事件が起きてしまう…
そして、いよいよ運命のミシュランの審査が始まる。
果たして「グランメゾン東京」は、三つ星を獲得する事はできるのか!?
<出典>グランメゾン東京公式
ミシュラン審査のための魚料理にマグロを使うと決めた尾花(木村拓哉)は、寿司屋で修行をさせてもらっていました。尾花をもってしてもマグロをフレンチに取り入れられなかった理由は、相沢(及川光博)が理論的に説明してくれました。
マグロ旨さは血の旨さ。加熱すると血は固まってしまうので、その旨味が消えてしまうのです。フレンチは加熱することが基本。だからマグロが最もフレンチに向いていない禁断の食材なのです。
尾花は大西洋で取れるマグロを使用することを考えています。脂がのっていて、火を入れるフレンチに適しているからです。
ミシュランの審査までに時間が迫る中、尾花はマグロにかかりきり。他の料理の全体の完成度を高めていったほうがいいと倫子に言われ、尾花は「だったら祥平(玉森裕太)がスーシェフをやれ。俺はマグロに集中する」とむちゃぶりをし、倫子(鈴木京香)にも「俺がマグロやっている間に、お前も自分の魚料理を用意しておけばいいだろ」とかなり自分勝手な要求をします。
丹後さんがgakuに戻ってきた!
その頃「gaku」では、大問題が起こっていました。新しく来たシェフの結月(馬場徹)があまりにもめちゃくちゃな要求ばかりしてくるので、従業員たちが営業をボイコットしてしまったのです。結月は「契約内容と違ったってことで」と言って辞めていきました。
江藤(手塚とおる)が泣き崩れ絶望していると、現れたのは丹後(尾上菊之助)。柿谷(大貫勇輔)から連絡をもらったのです。
「全てを失ったときの気持ちは私も知っている。パリで失敗した時、誰もいなくなったがらんとした店にあなたが来てくれたときのことを今でも覚えている。今度は俺が救ってやる」
柿谷は、結月に「捨てろ」と言われていた丹後のコック服や、丹後の料理に使う食材などを隠してとってありました。他のメンバーも柿谷が呼び戻せるといいます。
結月が来る直前に丹後が完成していた料理に、江藤は手ごたえを感じていました。「あの料理なら三ツ星を狙える」
「gaku」は丹後を中心にもう一度三ツ星のためにやり直すことに。
尾花が祥平と美優と松井の三角関係をフォロー
松井(吉谷彩子)は新作デザートの制作に行き詰まっていました。尾花に相談したところ、尾花はスーシェフとして祥平に後を任せます。祥平は「行き詰まった時は誰かと一緒にやったほうがいい」と言って、手伝ってくれました。出来上がった新作デザートをみんなが試食して「おいしい」と褒めているのに対し、尾花は「みんなちょっと甘くない?」と不満そう。
そこで尾花は、美優(朝倉あき)に味見をしてもらうことに。この前店に来たときに「モンブランを食べ歩いた」と言っていたので、スイーツにはうるさいと考えたのです。
美優は1口食べて「今までは、祥平君と料理で理解し合えるあなたに嫉妬していたけど、こんなすごい料理が作れるなんて、今はそんな人が同じ店にいてくれる事にすごく安心する」と言います。
すると松井は「そういういい子ちゃんな感じがむかつく」と怒り出します。
尾花「料理っていうのは素材の人と料理人の腕と経験で全てが決まる。だけど料理人のメンタルが微妙に味に影響してくるって言う話。このスイーツだってもっと優しい気持ちで作ればもっと優しい味になるし、ささくれ立ったやつが作るとどこか微妙な感じになる。美優さんが祥平の背中をしてくれたら、その分あいつの料理も上手くなるかもしれないし、松井の料理ももう少し優しい味になるかもしれない。グランメゾン東京が少しでも三ツ星に近づけるように、美優さんが力を貸してくれることを願います」
(祥平は松井とキスしたことがきっかけで美優と別れていた。祥平は松井をはっきりとふって、美優とやり直したいと思っているが、美優はそれを拒んでいた。Huluオリジナルストーリーより)
美優は帰っていく松井にロッカーに画鋲を入れたことを謝ります。松井はあっけらかんと「画鋲とかマジで古いかんね。今度お詫びにスイーツおごってよ」と言って明るく去っていきました。
倫子のハタの料理
尾花のマグロが完成するより先に、、倫子の魚料理が完成しました。ハタをローストして、アンチョビとヘーゼルナッツで合わせたもの。シンプルですが、すべての素材が強さがあり、みんな唸らせるほどの料理です。
しかし尾花は「そのハタの料理では三つ星は取れない」と断言しました。「一つ星と二つ星の審査ではそれでいく。でも、三つ星の審査までにはマグロを完成させる」と宣言します。
しかし今のところ予約客の中で1人で来店するお客様は常連さんだけ。普通はトップレストランで10位に入っていればミシュランの調査対象になっているはずですが、やはりリンダ(冨永愛)の圧力がかかっていると思われます。
リンダの心を動かす
実際、リンダがミシュラン調査員の1人に「グランメゾン東京は調査をする必要がない」と伝えていました。しかし、それは本当はリンダの本意ではありませんでした。リンダも上からの命令でそうしていただけだったのです。
尾花は「俺は自分の舌に嘘をつかないリンダを認めている。世界中の美味しいものを求めて旅する。だけどだんだんと自分の中のハードルが上がっていって、何を食べても心が動かなくなってるんじゃないのか?もう一度味わいたくないか、あの興奮を。お前の心を動かすフルコースを出してやる」と約束します。リンダはグランメゾン東京に料理を食べに行きました。
フルコースが進んでいく中、リンダの顔がほころんで行きます。すべての料理が終わって、倫子が「グランメゾン東京の料理は、旅をしても食べる価値があるでしょうか?」と聞くとリンダは「ある。もう一度こんな気持ちが味わえるとは思わなかった。今まででベストよ」と言ってくれました。
リンダが口をきいてくれて、グランメゾン東京にミシュランの審査が入ることとなりました。そのせいでリンダは今の地位を追われることになります。しかし「私は必ず戻ってくる。この舌を武器にね。大丈夫、私が正しかったことをグランメゾン東京が証明してくれるわ」と誇らしげでした。
三ツ星審査でトラブル発生!
ついにグランメゾン東京に三つ星の審査が入ります。前日に、尾花のマグロ料理が完成しました。
マグロの瞬間焼き。マグロの脳天を使って、チュロスのサクサクした生地と合わせています。これこそ新しいフレンチの誕生です。
しかし当日、トラブル発生。峰岸峰岸(石丸幹二)のところから届くはずの特性の和ゼリが渋滞によって間に合わないかもしれないのです。急いで芹田(寛一郎)が他のものを探しに行きますが、全然良いものが見つかりません。相沢が開発したクスクスのサラダは、和ゼリでなければあのきれいな緑色が出せないのです。
すると救世主が現れます。丹後でした。江藤が何度も峰岸のところに通って、「gaku」も峰岸と取引を始めており、和ゼリを仕入れていました。それを分けてくれると言うのです。
実はあの頑固な峰岸が江藤との取引を了承したのは、尾花が「丹後は信頼できる料理人だから」と説得してくれていたからだったのです。その恩返しに、江藤も丹後もこのグランメゾン東京のピンチに力を貸してくれたのです。
尾花がグランメゾン東京を去る
ピンチも乗り切り、ついに審査に臨みます。しかし倫子はコースの途中で突然魚料理は「私のハタで行く」と言い出します。「俺の全てをかけたマグロだぞ」と尾花は不機嫌をあらわにしますが、倫子は「自分の料理のほうがよかった」と引きません。尾花は店を出て行きました。
そして、倫子の家のガレージに「新しい店に行く」と置き手紙とお金を置いて出て行ってしまいました。
倫子のハタの料理を初めて味見したとき、自分の想像を超えたおいしさに尾花は泣きたくなるほど嬉しかったのです。それでも「ハタではダメだ。マグロをやる」とダメ出ししたのは、倫子を試すため。尾花にそう言われてもなお、自分の料理に自信を持ってお客様に出せるかどうかを試したかったのです。
尾花が店を出て行く時、祥平にだけ話していました。「3年前、2つ星のプレッシャーに俺は負けたじゃん?いつかこの店が、星を持つようになったら、早見倫子も俺と同じプレッシャーに悩まされることになる。その時に必要になってくるものは、自分を信じる力。それと自分の料理で星を取ったと言うゆるぎない手ごたえ。そう考えると、尾花夏樹って邪魔なわけよ」
尾花は倫子のために、店を去ることを、少し前から決めていたのです。
三ツ星!
そして三つ星の発表日。緊張の中、レストランの名前が読み上げられて行きます。そして三つ星獲得レストラン
「グランメゾン東京」!
会場の外でこっそり聞いていた尾花も、思わず嬉しさのあまり力が抜けます。
倫子は「私の尊敬する料理人、尾花夏樹に負けないように、これからも努力します」とスピーチを締めました。
会場でスピーチを聞いていた尾花は涙し、遠くから倫子に3本の指を立ててみせました。
倫子は急いで尾花を追いかけ、廊下に出ます。手を挙げてハイタッチしようとした尾花に抱きつきました。
その後
相沢は「三ツ星をとったらパリの家族の元へ行く」と言う約束だったので、グランメゾン東京を辞めてパリへ。
美優との交際を反対していた美優の父親は、「三ツ星になったら票が取れる」と態度を翻し、祥平と美優の交際は順調。
美優が松井に「お詫び飯」とおいしいスイーツをプレゼントすると言うのが恒例になり、食友達に。
芹田は後輩ができ、ちょっと偉そうに振る舞ったりしています。
丹後と江藤と柿谷は良い関係性でまた三ツ星を狙って精進しています。
尾花は師匠の店に行っていました。
ミシュラン審査の前に、尾花や京野(沢村一樹)がパリで働いていた「ランブロワジー」のシェフ(尾花と京野の師匠)から電話がかかってきました。今度オリンピックに合わせて東京に姉妹店を出すので、そこで尾花にシェフをやらないか?と言う誘いでした。世界で最も権威のある三ツ星レストランの料理長になんて、すごい話です。
だからみんなは尾花はランブロワジーの姉妹店に行ったと思っていましたが、尾花が行ったのはランブロワジーの姉妹店ではなく、あの古びた下町の洋食屋のほう。それを知った倫子は「信じられない!」と言って尾花に会いに行きます。
尾花「最初に会った時、2人で最高のレストランを作ろうって言っただろ?料理には無限の可能性がある。俺たちでさぁ、世界中の星かっさらうっていうのはどう?」
倫子「つまり海外にグランメゾン東京の姉妹店を出すってこと?」
尾花「お金持ってる?」
倫子「貸さないよ!」
こんな年末ギリギリまでドラマをやっているなんて珍しいけど、ここまで伸ばしても大満足する最終回でした!
今まで色々な人に焦点が当たり、尾花だけがスーパーヒーローのドラマではなく、それぞれの違った個性が助け合いながら最強の店を作っていると言う感じが本当に「ワンピース」っぽくてよかったです。
他の人に焦点が当たっているときは尾花が脇役に徹していたり、セミファイナルでは玉森くんが超主役級で盛り上げたりしていたけど、最終回はしっかりと尾花と倫子さんが主役になっていたところもブレていなくてよかった。
ラストもスッキリ!
三ツ星を取るために頑張ってきたドラマなので、最終回に必ず三ツ星をとって終わると言うラストは決まっていたようなもので、そこに裏切りは必要なかったけど、決まっているラストをどう波乱をつけて描くかは結構難しいもの。そこで尾花が店を去ると言う展開が用意されていたんですね。
倫子さんに自分の料理を出してもらえなかったことに腹を立てて店を去る、と言うのではあまりに自己中で子供っぽすぎるので絶対裏に何かあるなぁと思ったけど、そういうことだったのですね!倫子さんの将来まで考えて自信を持たせるためにまず試練を与えて、それから自分がいなくなると言う筋書きを準備していたと。
祥平と美優と松井の三角関係にまでフォローを入れたりと、従業員のメンタル面まできっちりとフォローする尾花はさすがです!
このドラマは「SMAP解散が裏テーマになっている」なんて言う記事を読んだけど、確かにそうかもなぁなんて思いました。木村拓哉は誤解されやすく叩かれやすい人間だけど、ちゃんと1番に周りのメンバーのことを考えて行動して、そのためには自分が悪者になったり仲間から離れていくこともいとわなかったのかなあと。そんな思いも加味されて、すごく感動して見ていました。
そしてラストシーンが、第一話と同じ「2人で三ツ星目指すっていうのはどう? (世界中の星をかっさらうっていうのはどう?)お金持ってる?」で締められていたのもかなりスッキリしておしゃれ! 2人が出会った3ヶ月前が、3ヶ月前よりももっともっとずっと遠い昔のことに思えるように思えるほど、この3カ月間いろいろあったなぁ、みんなでがんばってきたなぁとこのドラマに入り込んで見ていたことに気づきました。
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尾花(木村拓哉)はリンダ(冨永愛)の告発によって「gaku」を去ることになった祥平(玉森裕太)を「グランメゾン東京」に誘う。店に迷惑がかかるからと断る祥平だったが、京野をはじめとした店のメンバーは、ある方法を思いつく。
一方、丹後(尾上菊之助)は、まもなく始まるミシュランの審査のプレッシャーからメニュー開発に行き詰まる。そんな丹後を見て、江藤(手塚とおる)はある計画を推し進めるのだった。それぞれの店で大きな変化を迎える中で、迫るミシュランの審査。
着々と新メニュー開発に取り組む尾花は、ある大きな決断を下す!
はたして三つ星を取れるメニューは完成するのか!?
<出典>グランメゾン東京公式
ナッツ混入事件のことが明るみに出たことで、祥平はgakuを辞めることになり、そんな祥平は尾花に拾われグランメゾン東京で働くことになった。
そして再度萌絵と顔を合わせることになり、あの日の決断のこともあり微妙な表情をするのであった。
すると萌絵からいろんな人に感謝したほうがいいと言われた祥平は、萌絵にも感謝をしていることを伝えるのだった。
祥平が今ここにいるのは、萌絵とモンブランを作ったことがいいきっかけになったと話し、お礼を言うのだった。
恥ずかしそうな表情をする萌絵だったが、美優とのことが気になりその後のことを聞いていた。
美優のことを聞かれた祥平だったが、何も言わずに帰ろうとするのであった。
美優の気持ち
そんな中、祥平のナッツ混入事件の記事を手にした美優の父は、怒りの表情で美優に電話をかける。
電話に出た美優に、一緒にgakuに向かうと告げるのだった。
しかしgakuに祥平の姿はなく、これ以上はしなくていいと父親に伝える美優だったが、父は親として我慢できないのだと語るのだった。
そんな中、柿谷に呼び出された美優は、柿谷から告白を受けるのだが、祥平に会ってすっきりしたいと答えを保留にするのだった。
そして美優がグラグラメゾン東京にやってくるが、祥平は会わせる顔がないとずっと隠れていた。
そんな美優に尾花が気を利かせ、フルコースをご馳走すると、一皿ごとに美優の表情が明るくなっていくのだった。
そして美優は、父や自分のことを考えず、料理に没頭して欲しいと伝言を頼むのであった。
平子パターン
暗い顔をする祥平に、買ってきたビールを差し出す萌絵は、相談なら乗りますよ?と声をかけていた。
萌絵に話すことはないと突き放すが、ビールを一口飲んだ祥平は次々と美優のことを話し始めるのだった。
結局話してしまう祥平を見て、平子パターンだと笑いながら聞いていた萌絵だった。
萌絵はキスのことなど正直に話しすぎるのだとダメ出しをするが、祥平は黙っていることの辛さを一番理解していると語り、正直に告白したのだという、
それでも祥平が美優とどうなりたいのかという気持ちがわからないと言う萌絵は、はっきりと伝えるべきだと語りだす。
はっきり物を言う萌絵に驚く祥平だったが、倫子の影響を強く受けているのだと話す萌絵だった。
萌絵の告白
帰り道、飲み過ぎだと話す萌絵は、よろけてしまい祥平にもたれ掛かってしまう。
これは松井パターンだと笑う萌絵だったが、祥平にしっかりと向き合うと祥平のことが好きだと告白するのだった。
そして、ちゃんとフって欲しいと伝える萌絵は、フラれることで次の一歩が踏み出せるのだと話すのだった。
泣きながら倫子の家に向かった萌絵は、優しく迎え入れられると、祥平とのこれまでを話すのだった。
そんな萌絵を優しく見守る倫子だったが、ついつい笑だしてしまい、萌絵が文句を言っていた。
すると倫子は自分もそんな時があったと、懐かしくて笑ってしまったのだと伝えていた。
夜明け前が一番暗い
倫子は、彼女がいる人を好きになることはとてもエネルギーがいることだし、それは奇跡だと伝える。
相手がいても好きだと思えることはすごいことで、そんな相手と出会えるのは奇跡なんだと話すと、自分の過去の話をし始める。
倫子の母親は、相手のいる男性を好きになったとだと話すと、自分がその男性との子供だと伝える。
その話に驚いている萌絵に「夜明け前が一番暗いんだ」と告げると、自分やグラグラメゾンも明るくなるのかと呟く。
すると倫子は、なるよと優しく微笑むと朝食の準備をして、萌絵と一緒に食べるのだった。
そして、萌絵のこれからの行動を心配した倫子は、萌絵らしくガンガンいきなさいと背中を押すのだった。
料理人なら
買い出しに来ていた祥平は、そこで柿谷に会ってしまい、柿谷から料理界から追放されたのに、なぜこんなとこにいるのかと言われてしまう。
無視をして歩き出す祥平に向かって、美優が幻滅していたことを話す柿谷であった。
その頃美優の元を訪れた萌絵は、話したいことがあると切り出すが、話すことはないと去っていってしまう。
祥平のことだと声をかけると、一瞬立ち止まるが振り返ることはなく去っていくのだった。
その頃柿谷に色々言われる祥平は、我慢ができなくなり料理人なら口ではなく、料理で語れと告げる。
そして「料理では負けない、そして美優のことは絶対に譲らない」と柿谷に向かって伝えるのだった。
萌絵と祥平の絡みがとても好きで、うまく言いくるめられてしまう感じがとても面白いです。
そんな祥平もやっぱり美優を取る決断をしたようで、ついにグラグラも卒業した感じがします。
柿谷に見せたあの気迫もかっこよく、しっかり決意を固めたことがわかり、次回への期待が高まりました。
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栞奈(中村アン)が「グランメゾン東京」を辞め、再びフードライターに戻るという。
そんな中、尾花(木村拓哉)は彼女の履歴書にある違和感を抱く。
一方、ミシュランの審査開始時期まであと1ヶ月。倫子(鈴木京香)は、コース料理をリニューアルすることを決める。同時に、尾花は前菜に合うワインも変えたいと提案し、栞奈に最後の仕事として試飲会を開くことを依頼する。
その頃、「gaku」で働く祥平(玉森裕太)のもとに、フランス大使館のフェルナン・文則・ベルナール(マイケル富岡)が訪ねてくる。3年前のアレルギー事件について、真犯人を見つけたという。そんな中、「グランメゾン東京」で開かれたワインの試飲会で、萌絵(吉谷彩子)が突然体調を崩し、病院に運ばれてしまう…。
<出典>グランメゾン東京公式
京野(沢村一樹)の家に居候することになった尾花(木村拓哉)ですが、京野の部屋ではキッチンが小さすぎるため、毎朝倫子(鈴木京香)の家で朝食を作って食べます。仕入れの際には毎朝どうせ寄るし、3人で集まれば仕事の”朝食ミーティング”ができるので一石二鳥と言うわけです。
そこで京野から早速仕事の報告。ホールスタッフとして入ってくれていた栞奈(中村アン))が、今月いっぱいで辞めさせてほしいと言っているそうです。もともと栞奈はフードライターの勉強のために少しの間だけ働かせてほしいと言う話だったので、栞奈を止めることはできません。
そろそろミシュランの審査の時期。それに向けて、コースメニューを一新することにしました。そこで、コースに合うワインを、ワインに詳しい栞奈に探してほしいと尾花が言います。
これが栞奈の最後の仕事になります。
栞奈の紹介したワインは、尾花たちに絶賛。本当に良いワインとは、飲んだだけで料理の創造性が膨らむような味のワイン。
いつもとは逆の発想で“ワインを主役にする料理“を作ってみようと尾花は言い出し、みんな盛り上がります。
ノロウイルス
その時、突然松井(吉谷彩子)が倒れました。病院に行った結果、ノロウィルスでした。飲食店で従業員がノロウィルスになるのは致命的。
倫子たちは心配しますが、尾花は「自己管理ができてねえな」と厳しい態度。
ノロウィルスには発症までに最大48時間の潜伏期間があり、もし松井が作った料理を食べたお客様の中から感染者が出たとすれば、最悪の場合営業停止も考えられます。営業再開できたとしても、いちど風評被害が出てしまえば、立て直すことはかなり困難です。グランメゾン東京は、被害が拡大しない限り保健所には届けないと言う判断をしました。
栞奈はそれをリンダ(富永愛)に報告します。
リンダ「後で店が隠蔽したと言う情報をリークすればいい。これであなたの復讐は果たせそうね」
松井が倒れた時に、栞奈が落としたカバンから小瓶が転がり落ちたことを相沢(及川光博)は見逃ませんでした。
さらに栞奈が病院でリンダに電話をしているのを相沢は聞いていました。「店で倒れた従業員がいる」と言う情報を誰かに報告していたところまで聞こえていたのに、とぼけて「何の電話?」と聞いてみたら、栞奈は「仕事の電話です」と嘘をついたのです。
松井は昨夜、生牡蠣を試食していました。その牡蠣は、栞奈が仕入れてきたものでした。
まさか栞奈が仕組んでウイルスを持ち込んだのでは?疑念の気持ちがみんなの心に生まれます。しかし栞奈が何のためにそんなことをしたのかがわかりません。
すると尾花は「考えても仕方がない。その前に俺たちにはやらなきゃいけないことがあるんじゃねーの?」と言います。
営業停止
翌朝、スタッフ全員で店の掃除と除菌を徹底的にしています。そして保健所には自ら報告をし、しばらくの間店を営業停止にすることに決めました。
あの間に、京野は松井が作ったものを食べたお客様100人以上に直接会いに行き、感染していないかを確認していました。それでは自分から風評被害を広めているようなものですが、実際は「ここまできちんと対応してくれると逆に安心できる」と深い信頼関係に結びついたようでした。そしてすべてのお客様が感染していないことが確認でき、営業再開が決まりました。
尾花と倫子と栞奈は、今度メニューに加えるワインのワイナリーの見学に行きます。このワイナリーでは自分の会社で所有している畑で特別な方法でぶどうを栽培しており、そのことをとても詳しく熱弁する栞奈。ワインにかける情熱は相当なものです。
フランス大使館へのリーク
「gaku」にフランス大使館の人間(マイケル富岡)がやってきました。アレルギー事件の犯人が平古(玉森裕太)だと言う情報が有力筋から入ったため、調査に訪れたのです。丹後(尾上菊之助)は、前面に立って平古をかばい、フランス大使館の人間を追い返しました。
江藤(手塚とおる)に「本当に犯人ではないんですね?」と確認され、平古は仕方なく嘘をつきました。
丹後はすべてのことを知っていますが、「この世界にいたいのなら絶対に言うな」と平古を守ろうとします。
後日、リンダが平古を呼び出し、「言い逃れはできませんよ。このままでは「gaku」にも、あなたをかばっている尾花夏樹にもグランメゾン東京にも迷惑がかかる」と脅します。平古はもともと、犯人であることを正直に打ち明けるつもりでした。「エスコフィユは凄い店だったのに、自分のせいでなくなってしまった。だからまた自分のせいでみんなの夢を壊すことだけはしたくは無い。グランメゾン東京にも何もしないでほしい」と頭を下げます。
リンダはその会話を録音していて、フランス大使館の人間に渡しました。
スパイ
平古は自分と京野の会話を聞かれていてリンダにそのことが漏れたことを知り、「店のスタッフの中に、スパイがいる」と京野に警告します。
その報告を受け、改めてリンダの履歴書を確認した京野は、父親の欄にある「久住壮次郎」が、3年前の事件当時の外務省の職員で、首脳会談の昼食会の店を決める担当になっていたことを思い出します。事件後に責任を追及され、その心労で入院し、その後僻地に左遷されました。
栞奈は全てを認め「そんなの“つい入れちゃった“って言えば終わりでしょ?あの事件の時と一緒よ。私も私の両親もそんな思いをずっとしてきたの」と開き直ります。
「ずっとこの店のみんなが憎かった!この店のみんなを騙して働くのは楽しかった」そう言って店を出て行こうとする栞奈に、尾花は今できたばかりのワインを主役にする前菜の試食をして行けと勧めます。
試食をした栞奈は「白子の主張が強すぎてワインのおいしさを台無しにしている」とダメ出しします。「だったらどうすればいい?ソムリエだったら何かアイデアがあるだろう?」と言う尾花に、栞奈は的確に細かく鋭い意見を出します。
「ほとんどの料理人は料理が主役でワインは料理を引き立たせる脇役だと思ってる。だけどおいしいワインにはもっと敬意を払うべき。ワインだって同じ料理なんだから」
それがワインを愛している栞奈の意見。
尾花は今回もワインを主役にする料理を作ろうとしていましたが、それは前からやっていたこと。そして栞奈は、昔、尾花の料理を食べたことがありました。その料理はワインに敬意を払い、ワインを主役にする料理でした。
「こんな料理人がいるんだ…」と栞奈は感動しました。だから首脳会談の前に父親から「エスコフィユはどんなお店だ?」と聞かれたとき、自信を持って「素晴らしい店よ」と答えました。
実は京野は保健所から帰ってきたところで、調査結果によるとグランメゾン東京の食材のどれからもノロウィルスは検出されませんでした。つまり栞奈の持ってきた牡蠣からも。
松井は普通に日常生活の中で、どこかからか感染していたと言うことです。
ではどうして栞奈は「自分がやった」と嘘をついたのでしょうか?それは実際にやるつもりで、ウィルス入りの瓶を持ち歩いていたから。
だけどそれは従業員やお客さんに飲ませるためではなく、自分が食べる料理に混入させようと思っていました。そして「また尾花夏樹の店で問題が起こった」と騒ごうと思っていました。
尾花「だけどできなかった。せっかくの料理にそんなものを入れて濁らせたくなかった。栞奈さんも死ぬほど料理が好きなんだもんな」
相沢や芹田(寛一郎)は栞奈を疑ったことを詫び、京野は今まで栞奈がお客様の為に頑張ってくれていたことをみんなわかっているとフォローし、倫子は「うちの正式なソムリエになってほしい。すべての料理のペアリングワインを選んでほしい」と言ってくれました。
尾花「本当に三つ星を狙うんだったら、あんたみたいな優秀なソムリエはうちには絶対に必要だ!」
栞奈はそれを受け入れ、仲間になりました。
実は尾花は、栞奈が辞めると朝食ミーティングで京野から聞いたとき、栞奈の履歴書を見て父親の名前にぴんときていました。だからこそあえて栞奈にワインを探させたのです。それで本当に良いワインを持ってくるかどうかで、店や料理を愛しているかどうかが分かる。尾花のバロメーターは常に料理なのです。
尾花は「京野が国産ワインに詳しくないからだよ」とごまかしてはいましたが。
尾花が平古を誘う
京野から平古がアレルギー事件の犯人だとリンダに話したと言うことを聞いて、尾花はリンダに会いに行きます。するとリンダは次の”マリクレールダイニング”で「3年前のエスコフィユアレルギー混入事件の真相」と言う特集を組む予定だといいます。
世界中の料理関係者に知らしめて、完全に平古を潰すつもりなのです。実際は間違えて入れただけですが、当時はテロの疑いもかけられていたため、平古がよからぬ組織とつながっている可能性も含めて調査が進められます。
尾花「もしうちが拾ったら?」
リンダ「一生星がつかないようにしてあげる。倫子さんに星をプレゼントできなくなるわよ!」
しかしもうその時尾花はバイクで走りだしていました。
平古がフランス大使館の人間に連れていかれた時、平古が作ったまいたけの料理を丹後は試食し、思わずため息を漏らしました。
平古を追いかけると、平古が店から出て行くところでした。
丹後「お前の料理、本当に最高だぞ」
振り向いた平古は目に涙を溜めていました。
「お世話になりました…!」
丹後「バカヤロー…」
平古のもとに尾花がやってきます。
「1回しか言わねーぞ。祥平、グランメゾンに来い!」
ついについについに~!尾花が平古をグランメゾン東京に誘ってくれましたね!!
最終回を前にして玉ちゃんもグランメゾン東京の仲間入り!?あれ?でも次週は10話だけど最終回前となっていましたね。11番に拡大したんですね!それだけドラマも盛り上がっていますしね!視聴率は日曜劇場としては14%位取りたいところだろうから、ちょっとそこには届かず…と言われていますが、内容的にはかなり良いですよ!私の中では木村拓哉さんのドラマの中でもかなり上位のほうに入っています。
“キムタクドラマ“にはアンチが多いですが、それは「毎回木村さんがヒーローのように扱われているのがうざい」と言う意見が多いですよね。グランメゾン東京では、毎回主役になる人が違って、尾花が脇役に徹しているんだけど、ちょいちょいビシっと決める!というところが良いのかもしれません。
それにしても玉森くんは今回いい役もらったなぁ。最初はアレルギー事件の犯人は…!?と引き延ばすのは、視聴率を上げたいだけのエッセンス的な感じだと思っていましたが、ここまでストーリーに大きく関わってくるとは…!
玉森くんのこの事件の話になると、毎回泣きそうです。
中村アンの父親の設定
栞奈のワインに対する情熱のキャラ設定はちょっと突然?と言う感じがしましたね。だったら父親がワイン関係の仕事で、子供の頃から父親の背中を見て育ってきてワインも大好きになったと言う設定を入れたらもっと父親への思いが強まって感動したんじゃないかな?首脳会談の食事会で父親のワイナリーのワインが使われて…とかいろいろストーリーの構成のしようはあったと思います。
最後に仲間になるにしては中村アンではちょっと小物すぎる感はありますが、完全にこのドラマのヒロインは玉森くんになっちゃってますからね(笑)
最初はキムタク出るから、バーターでジャニーズの若手1人ぐらい出しとくか?的なポジションだと思っていたけど、まさかクライマックスを飾るヒロインの役だったとは!
丹後さんと平古の関係も、完全に「姫をお守りします!」って感じだし(笑)守りきれずに悔やんでいる顔とかね。丹後さんもいっそのことグランメゾンにおいで~。
でもこのドラマって、逆に派手な女優さんを出していないところが成功した理由なのかも。大物女優は奥ゆかしい倫子さんだけにして、恋愛要素は少なめにして男たちの友情というか“仲間“とか“動詞“みたいなものを描いているところがすごくかっこいいし感動する!
丹後さんと平古の関係もすごくいいですよね。ここでも前に立って平古を守ろうとする丹後さんの姿が、完全に好きな女を守りる男!て感じの頭になっていましたが。
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京野(沢村一樹)が、倫子(鈴木京香)に告白した翌日、尾花(木村拓哉)が音信不通になってしまう。周りの心配をよそに、夕方に戻ってきた尾花が連れてきたのは、彼の料理の師匠・潮卓(木場勝己)だった。彼の娘の凪子(伊藤歩)に頼まれ、退院する潮を迎えに行っていたのだという。
尾花は、潮に店の料理を食べてもらおうとするが、ほとんど手をつけず途中で怒って帰ってしまう。帰り際に、一番の問題は京野にある、とだけ言い残して…。倫子たちは原因を探るべく潮の店に行く。そこでお店定番のビーフシチューの美味しさに衝撃を受ける。そんな中、尾花は潮の様子に異変を感じ……
<出典>グランメゾン東京公式
突然倫子(鈴木京香)に告白をした京野(沢村一樹)。尾花(木村拓哉)は、「一緒に店やってるのに、みんなが困るようなことを突然言って自分勝手」と京野を責めます。
しかし翌朝、尾花は姿を消していました。京野が「一刻も早くこの家から出て行ってほしいと思っている」と言ったことが原因なのでしょうか?
店に出ても、尾花の行方は掴めません。尾花は3年前に店を捨てて逃げ出した前科があるため、みんなの不安が広がります。「何かあったんですか?」と店のみんなに聞かれ、倫子はごまかしますが相沢(及川光博)は、倫子と京野と尾花の間に何かあったのではないかと察します。
尾花の大切な人?
開店準備をしている途中、芹田(寛一郎)の携帯に尾花から電話がかかってきます。「大事な人を連れて行くから、1席用意しといて」と言います。電話の向こうから「なっちゃん」と言う女性の声が聞こえたので、みんなは「昔の彼女でも連れてくるのか?」とざわざわ。
その声の女性は凪子(伊藤歩)。しかし尾花が連れてきたのは凪子の父親の潮でした(木場勝己)。尾花が日本で最初に料理を始めたときの師匠です。3年前に心筋梗塞で倒れたのに、頑固で全く医者の言うことを聞かないので、凪子に「一緒に説得してほしい」と頼まれ病院に行っていたのです。
住み込みで一緒に修行していたので、尾花にとって凪子は妹のようなもの。尾花はしばらくまた潮のところに居候させてもらうことになりました。
ちなみに今日の遅刻は、尾花はちゃんと芹田の留守電に連絡を入れており、芹田がそれを見逃していただけでした。
三流店
潮はコースの途中で「帰る」と言って席を立ってしまいます。「腕を落としたなぁ夏樹。まずいのなんのって、食えたもんじゃない」
そして倫子に対しては「素人」呼ばわり。京野には「1番問題なのはあんただ。客の1番近くにいるのに、どこに目をつけてるんだ」
「三流店もいいところだ。星なんかにこだわるから、大事なものが見えなくなるんだ」と叱責。
萌絵(吉谷彩子)や芹田は「自分の料理しか認めない頑固じじいの事なんて気にしなくていいんじゃないですか?」とクレーマー扱いですが、尾花は「あの親父は口は悪いが、料理に関していい加減な事は絶対言わない」と潮の言葉の真意を考えます。
ビーフシチュー
倫子と尾花は、翌日の休みに、潮の店に行って潮の料理をの腕を見てみることに。
店は昔懐かしいレトロな洋食屋と言う感じで、みんな「ビーフシチューしか頼まない」と言うほどビーフシチューが名物料理だそうです。倫子は「食べる前から味の想像がつく」と言っていました。しかし1口口に入れると、牛タンの柔らかさ、かなり手の込んだドミグラスソースの複雑な味、そこら辺の高級フレンチよりもよっぽどおいしいビーフシチューでした。
その夜、潮が「なんでそんなに星にこだわるんだ?」と尾花に聞くと、「モテたいから」とふざけて答えます。尾花は「ある人に三ツ星を取らせるって約束しちゃったから」と言います。潮「そいつにモテたいだけか?」
尾花が星を取らせると約束した相手は倫子なのですが、尾花は倫子にモテたいから星を取るために頑張っている?
お母さんみたいな料理
話をしている最中、潮が倒れます。また軽い心筋梗塞を起こし、2、3日入院が必要となりました。潮はそろそろ店を閉めることも考えているのだと凪子が言います。「私がインスタントラーメンも作れないような旦那と結婚しちゃったから、なっちゃんにあの店を注いで欲しいって思ってるんだと思うな」
25年前に尾花が出て行ってから、潮はずっと尾花を心配し応援してきました。2つ星をとったときにはものすごく喜んでいたけど、3年前の事件のときには「あいつ調子に乗りすぎてヘマこきやがったなぁ」と言っていました。そして今回トップレストランにランクインしたニュースを聞いて、「また調子に乗ってんじゃないか?」ととても心配していたそうです。
潮は「俺の料理を楽しみにしてくれている常連さんがいる。ランチタイムだけやってくれないか?」と尾花に頼みました。尾花もグランメゾン東京はディナータイムだけだとは言え、昼間は仕込み等の仕事があるため本来引き受けるわけにはいきませんが、昼間に店を開けても迷惑がかからないように夜中に自分の店の仕事を終えて、潮の店のランチタイムを引き受けることに。
しかしてんやわんやになり、京野がホールスタッフとして呼び出されました。常連客から「いつものと違う」とクレームが入りまくりなのです。尾花はメニュー通りに作っていますが、実は潮は常連客ごとに生クリームをなくしたりにんじんを抜いたり、入れ歯のお客さんにはすごく細かく野菜を刻んだりと作り方を変えていたのです。
客「うしさんは、一人ひとりのために作ってくれているんだよ、お母さんみたいに」
尾花が逃げた理由
京野は、3年前に尾花が店から逃げたことにより店の借金を背負い大変な思いをしました。だから”尾花が消える”と言うことに対して、人よりも敏感になってしまうのです。
その話を聞いた平古は、京野に話をしに行きます。
「3年前、尾花さんは逃げたんじゃないと思います。自分が悪者になって、かばおうとしたんだと思います。あの人はいつも店のことを考えています。一緒に働いている人のことを考えています」
京野は「もういい!大丈夫、大丈夫だだから!話してくれてありがとう。辛かったな」と言って平古を抱きしめました。
その2人の会話を栞奈(中村アン)が聞いていました。その会話から、ナッツ事件の犯人が平古であることを知った栞奈…。
味覚障害
潮が退院すると、退院祝いとしてグランメゾン東京に招待します。
今度は潮のためだけに、メニューを少しずつ変えて同じコース料理を出していきます。京野は潮の様子を観察し、香りが気にいったようなら、次に出す料理にも通常よりも少し香りを多めにします。
実は潮は味覚障害になって、何を食べても塩味を2倍位に感じてしまうようになっていました。だから、潮の料理だけすごく薄味に調整し、退院したばかりだから消化の良いように工夫してせめて香りだけは楽しんでもらえるようにアレンジを施していたのです。
「我々が見るべきは皿ではなく人なんだって。尾花はそれを俺に気づかせるために、潮さんの所のホールスタッフとして呼んだんだ」
潮が京野にダメだししたのは、もっとお客様とコミニケーションを取るべきだと言うメッセージだったのです。
昔、5ミリ角の練習用に初めて尾花が潮から買ってもらったナイフ。その時に潮は「お前がどこで何をしようと、何も変わらねぇ。いつ何時もお客様のことを考えて料理しろ。それだけは忘れんじゃねーぞ」と教えていました。
星ばかりを見て、お客様のことが見えていなかった。そんな尾花に、初心を思い出させようとしていたのです。
潮「昔は俺も新しい料理作ったりもしてたけどな。人は老いる。料理を続けていく理由も変わっていく。10人ちょっとの常連客が”うめぇ、うめぇ”って言ってくれるだけで嬉しいのよ。負け惜しみに聞こえるかもしれないが、そういう星だってある」
尾花「諦めるのが早いんだよ。また新しい料理作りたくなったら連絡しろよ。俺があんたの舌になってやる」
潮「生意気言ってんじゃねーよガキ!こっちは年季が違うんだよ。あの厨房に立てば、目つぶってたって作れる。お前は俺の自慢の弟子だ!」
尾花は潮が諦めていたバイクを直していました。エンジンをかけ
尾花「まだまだ走れんぞ!」
バイクで帰っていく尾花に潮は声をかけました。
「やるなら絶対とれよ、三ツ星!」
京野の部屋に居候
尾花は結局京野の部屋に居候させてもらうことになりました。京野は3年前に尾花が逃げたのではなく、本当は誰かをかばっていたのだと、平古が言いに来たと話します。
尾花「おれも逃げてたんだ。2つ星ばっかりで追い詰められて、何作っても面白くなくて。それが嫌で」
京野「なら、俺も似たようなもんだ。あの時は店を有名にすることばかりを考えていた」
尾花「だったら、うちのシェフにまた同じ思いをさせたくないよな?」
京野「大丈夫。俺とお前がしっかりしていれば」
リンダの復讐
倫子への取材の日。リンダから、三ツ星を取るための戦略について聞かれます。「グランメゾン東京は、お客様の“おいしい“を追求することで新たな三ツ星フレンチになります」
リンダを見送りに外に出た栞奈は、「多分犯人は平古祥平です。尾花は彼をかばって逃げていたのだと思います」とリンダに告げます。
リンダ「私は自分の顔に泥を塗った人間と、その人間をかばっていた店の2つをトップレストランに選び表彰してしまっていたわけね。消えてもらう、グランメゾン東京にも平古祥平にも…!」
そう言って、倫子の取材の音声を録音したボイスレコーダーを地面に叩きつけ、ハイヒールで踏みにじるのでした。
今週の師弟愛の話、すごく良かったですね!感動!
自分の能力にもう限界を感じて弱気になっている師匠に対して、「まだまだ走れんぞ」とバイクに例えて励ます感じ、演出はちょっと古臭い感じがするけどそういうの好き!今回はレトロな洋食屋のオヤジの話だったし、山下達郎の音楽がとってもレトロだし、ちょっと昔っぽい演出がこのドラマにはぴったり来ていると思います。
だけどあんなにお客さん一人一人の様子を見てその場でメニューにアレンジ加えてたら実際大変だなぁ。本来は店が時間をかけて作った料理は全く変化させず、客の方が気にいったらリピーターになるし、自分に合わないと思ったら他の店に行く、と言うのが普通だと思うんだけど。常連さんを10人しか抱えていない潮の店だからこそ、できたやり方ですよね。「お母さんみたい」と言う例えはすごくわかりやすくて温かくて胸に刺さりました。
だけど私、お母さんだけど、子供一人ひとりに合った料理なんてしてないかも。「文句があるなら食べなくていい!」とか言ってる…。
リンダはなぜあんなに怒る?
リンダが自分の顔に泥を塗られたと言うのは、自分が紹介した店で客である要人が倒れた、と言う意味ですよね?だけどその失敗があっても、今のリンダは失脚しているようには見えないし、3年たってもあんなに恨むことでしょうか?
それに尾花がリンダのことを「料理に対しては平等な評価をする」と言っていたと思いますが、自分が選んだ「グランメゾン東京」と「gaku」を「つぶしてやる」と言うのは、自分の舌に逆らった行動といえますよね?それってただ私情に走っていて、全く料理へのリスペクトやプライドを捨てた行為といえます。
それにもともとナッツ事件の犯人を恨んでいたのは栞奈の方だったはず。父親の復讐的な?突然リンダの方がブチ切れていてびっくりしました。最後は栞奈もグランメゾン東京の仲間になって、リンダを裏切って尾花たちを助けるのかな?
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ついに幕を開けたトップレストラン50の発表セレモニー。
相沢(及川光博)は並々ならぬ覚悟で迎えていた。
というのも、発表の一週間前に、失踪していた妻・エリーゼ(太田緑ロランス)が突然『グランメゾン東京』を訪れ、娘のアメリー(マノン)をパリに連れて帰ると言い出したのだ。アメリーを引き止める条件は、グランメゾン東京がトップ10を超えること。
尾花(木村拓哉)も気合が入っていた。なぜなら、10位はかつてエスコフィユが獲得した最高ランクだったからだ。そんな中、尾花は、相沢のためにあることを思いつく。
一方、丹後(尾上菊之助)と祥平(玉森裕太)も日本トップを取るために、力を尽くしていた。こうして、それぞれの料理人が想いを込めて挑んだ戦いに、いよいよ決着の瞬間が訪れようとしていた。壇上のリンダ(冨永愛)によって次々と読み上げられていくランキング。
果たして『グランメゾン東京』の順位は?!
<出典>グランメゾン東京公式
トップレストラン50の発表の1週間前。グランメゾン東京には新人が入り、芹田(寛一郎)は初めて自分が先輩なので張り切っています。
相沢(及川光博)はグランメゾン東京に入るときに「必ず娘のアメリー(マノン)のお迎えは自分が行くため定時で帰る」と言うことを条件にしていましたが、最近ではばーばにお迎えを頼むことも多くなっていました。
ある日、グランメゾン東京に相沢の元妻のエリーゼ(太田緑ロランス)がやってきます。エリーゼは相沢がずっと「3つ星を取るまでだ」と言って、家族をほったらかしにして料理ばかりをしていたことに嫌気がさし、突然失踪していました。
トップレストラン10位を目指せ?
エリーゼはすでにパリで新しいパートナーを見つけており経済的な心配がなくなったため、相沢とやり直すつもりはなく、アメリーだけを引き取りに来たと言います。新しいパートナーのことを「絶対にかなわない夢を持っている馬鹿な料理人よりも、よっぽど誠実な人よ」というエリーゼ。
このエリーゼの言葉にブチ切れしたのは尾花(木村拓哉)。「エスコフィユで無理だったんだからいい加減あきらめなよ」と言うエリーゼに「グランメゾン東京はエスコフィユを超える」と尾花が宣言します。
エスコフィユはトップレストラン50のランキングに何度も入ったことがあり、最高順位は10位。
エリーゼは「エスコフィユを超えると言うなら、今度のランキングで10位以内に入りなさいよ。もしそれができないのなら、アメリーを連れて帰る」と無理な条件を出してきます。
日本のレストランはトップ20位にすら入ったことがなく、オープンしたてのグランメゾン東京が10以内に入る事はまず不可能。
尾花はキューピット
尾花とエリーゼの出会いは、エリーゼの友人に尾花が手を出したこと。しかし尾花は料理に夢中になるとすぐに彼女に飽きて捨ててしまいます。怒ってエリーゼが乗り込んできたのをなだめたのが相沢でした。
だから尾花は、エリーゼと相沢の恋のキューピットのようなものなのです。
エリーゼと相沢が結婚してからも、家族ぐるみの付き合いをしていて、その頃は楽しかったのです。しかしエスコフィユが三ツ星を狙いだしてからバランスが崩れてきて、エリーゼは料理人と言う職業もミシュランの星も大嫌いなのです。
ママの料理
アメリーが風邪をひいて何も食べないと聞いて、尾花は試行錯誤してゼリーを作って持っていきましたが食べてくれません。すると倫子(鈴木京香)が入ってきて、おじやのようなものを出しました。アメリーは「ママのだ」と言ってすぐにそれを食べました。
倫子が持ってきたのは”リオル”と言うライスプリンで、フランスのママが作る定番料理です。アメリーのために倫子の家でエリーゼが一生懸命作ったものでした。料理人の目線で言えば、火の通りにはムラがあるしやけに甘いし、上手な品ではありませんでしたが、結局ママの味には勝てなかったのです。
このリオルはいつもアメリーが熱を出すとエリーゼが作ってくれたものでしたが、パリ時代、家庭を顧みなかった相沢はそのことを知りませんでした。
「やっぱりアメリーはエリーゼと一緒にいたほうが幸せなのかな…」と弱気になってしまう相沢。
エリーゼの嘘
アメリーの具合が良くなると、エリーゼと相沢の母親とアメリーと相沢の家族全員で、グランメゾン東京に食事に行きます。普段はランチをやっていないのですが、今日はアメリーの快気祝いと言うことで特別に招待したのです。
トップレストランの準備ももう全て終わっているため、相沢と尾花がエリーゼのためだけに開発した逸品を提供しました。
どの料理も本当においしかったのですが、エリーゼは「おいしいから嫌なの!この料理を作るのにどれだけ苦労したの?今まで以上に寝る間も惜しんで、アメリーとの時間を削り出していたのよね?そんな人にやっぱりアメリーを任せられない」と怒ります。
そんなエリーゼに、尾花は「最後の一品」と言ってあるものを差し出します。フランボワーズのゼリー。それはアメリーがエリーゼのために作ったものでした。アメリーが自分から尾花に「作り方を教えて欲しい。ママに帰ってきて欲しいから、プレゼントしたい」と言い出したのです。
エリーゼが一緒に暮らしていた頃は、アメリーは料理などできませんでしたが、相沢がグランメゾン東京で働くようになって、アメリーと一緒に家でもたくさん料理をしてきたのです。「あの頃も少しはそうしてくれていたらよかったのに…」と泣き出すエリーゼに「アメリーをやっぱりパリに連れて行ってよ。自分はそのほうがもっと料理に打ち込めるから。きっと新しいパートナーと3人で暮らした方が、アメリーも幸せだ」と相沢は強がって言います。
しかし新しいパートナーがいると言うのは、エリーゼの嘘でした。相沢への当てつけだったのです。
相沢「だったら待っていて欲しい。3つ星をとったら、僕も一緒にパリに帰るから」と言いますが、何年もそう言われて待ってきたのにその夢が叶わなかったことを知っているエリーゼは受け入れられません。
尾花が「明日のトップレストランで10位以内。グランメゾン東京は「エスコフィユ」を超える」ともう一度宣言。相沢も「もしそうなったら、やり直してくれないかな?」と粘ります。
トップレストランランキング発表
そしてトップレストランのランキング発表の日。
相沢は祈りながらランキングの発表を聞きます。次々に読み上げられている店の名前は、海外の店ばかり。やはり初めての挑戦では、50位ランク圏外だったのでしょうか…?
そしてついにランキングトップ10の発表。ここまで「グランメゾン東京」も「gaku」もまだ呼ばれていません。
ランキング第10位、「グランメゾン東京」…!!
初エントリーで10位は奇跡的。倫子は尾花に抱きついて喜びますが、尾花は「10位を超える」と言う約束を果たせなかったため、相沢に謝ります。
一方「gaku」のメンバーは、グランメゾン東京が10位と聞いて、「それより上は無理だ。負けた…」と落ち込みます。しかしなんと、「gaku」は8位を獲得…!会場中がざわめき、歓喜の拍手の渦となります。
アメリーがパリへ
約束通り、エリーゼはアメリーをパリに連れて帰ることになりました。しかしエリーゼはグランメゾン東京を認めていました。「今度こそとってよ。10位は超えられなかったけど、私が保証する。グランメゾン東京の料理は、「エスコフィユ」よりおいしかった」と尾花を激励。
尾花はフランス語で「必ず三つ星を取る」とエリーズに約束しました。
アメリーとエリーゼがバスに乗り込み、相沢は悲しさのあまり直視することができません。するとアメリーがバスから降りてきて「ママが”待ってるから”って」と言って3本の指を出します。こうしてアメリーはパリへと帰っていきました。
京野が告白!
倫子は実は、エリーゼにパートナーがいないことを最初から気づいていました。もし本当にいたら、あの時点で相沢に言うはずがないと。倫子も散々女にだらしない料理人と付き合ってきたので、エリーゼの気持ちは痛いほどわかるのです。
「結局そういう男に惹かれるようにできてんのかなあ?母親も愛人に一生捧げちゃったわけだしね」
京野(沢村一樹)は倫子の母親が愛人に一生を捧げたと言う話を知っていなかったので、尾花がその話を知っていたことに複雑な思い。さらに尾花が自分の家のようにぬか床を管理して、それに文句言いながらもまるで夫婦のように仲の良い倫子と尾花の姿を見てイライラ。
「尾花、お前この家にすぎだろ!?ここで2人が2人だけの時間を積み重ねていくのが嫌なんだよ!僕は倫子さんのことが好きです!だから尾花には一刻も早くこの家から出て行って欲しいと思ってる!」
と思わず倫子に自分の気持ちを告白してしまいました…!
きゃー!突然京野さん、告白しちゃいましたね!大人の三角関係の始まりですね…!
尾花は倫子のことを何とも思っていないのかもしれないけど、倫子は確実に尾花に惹かれていますよね?上位獲得した時も、がっつり尾花に抱きついてたし。京野さんだって隣にいたのにかわいそうだなぁ…(^^;
そして次週は、尾花が倫子の家を出ていく?京野の思いを知って倫子の家を出て行くのなら、いっそのこと京野の家に居候させてもらえば全て解決なのでは?
相沢さん切ない
アメリーが意外にもにこやかにママについてパリに帰っちゃって、父親としては相沢はとても切ないですね…。やっぱり子供にとってはママが1番なのかな?今まで一緒に暮らしていた父親と別れるときに、泣いたりしないものなの?自分を置いて突然いなくなったママをそんなに簡単に許せるものかな?
でも実際には、これで相沢は料理に打ち込むことができるのでグランメゾン東京が三つ星を取るためにはかなりの戦力アップと言うことになりますね。
最後はエリーゼとヨリが戻せそうな雰囲気だったし、救いはありますね。今だけ単身赴任していると思えば!
今日はちょっと本格的な料理のことは小休止といった感じでしたが、相沢がもっと料理一筋になってパワーアップしたグランメゾン東京の底力、見たいです!
それにしても初エントリーで10位と言うのが奇跡的なのに、それを超えて「gaku」が8を獲得したと言うのも、ものすごいことですね!ほとんど丹後さんと平古の力なんだろうけど。柿沼は全然料理人として腕がないようでしたしね。
そしたら、もし丹後さんと平古もグランメゾン東京に来たら…って考えたらワクワクしすぎて鳥肌立つ~~!最強軍団、見てみたい!
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祥平(玉森裕太)が丹後(尾上菊之助)のいるgakuに入ったことを知り、戸惑う京野(沢村一樹)と相沢(及川光博)。しかし、尾花(木村拓哉)は強力なライバルの出現を楽しんでいるかのようだった。そんな中、今年度のトップレストラン50の表彰式が東京で行われることに決定。それを聞いた尾花は、日本が誇る食資源の代表格である“魚”の料理を開発し直すことを決めた。その頃、丹後と祥平も魚料理の新メニューに取り組んでいた。
一方、グランメゾン東京のスタッフに栞奈(中村アン)が志願し加わることに。着々とチームが出来上がる中、江藤(手塚とおる)から金を受け取って内部情報を流していた芹田(寛 一 郎)はただ一人、取り残された気持ちになっていた。いつまでも料理を作らせてもらえない怒りから、芹田は店を辞めると告げる。
暗雲漂う中、グランメゾン東京は、果たして新メニューを完成させることができるのか!?
<出典>グランメゾン東京公式
平古(玉森裕太)が丹後(尾上菊之助)の店に行ったのは、ナッツ事件の原因が自分であることを京野(沢村一樹)や相沢(及川光博)に嘘をついたまま尾花(木村拓哉)の店で働くことができないと思ったからでした。京野や相沢は、どうしてあれだけフェスのときに尾花達に協力してくれた平古が、うってかわって丹後の店に行ってしまったのか気になっていましたが、平古がフレンチを辞めないという事実は素直に嬉しいのでした。
今、「gaku」と「グランメゾン東京」が目指しているのはトップレストラン50。丹後は東京のレストラン初のトップレストランのランキング20位以内を目指します。尾花は、ランキングに興味がないようですが、グランメゾン東京が返り咲くにはこの上ないチャンス。倫子(鈴木京香)は、ランキング50胃以内に入ることを目指すと宣言します。
嫉妬
平古が来てから、丹後は平古の作る創作料理ばかりを評価し、柿谷(大貫勇輔)の不満は募るばかり。
一方芹田(寛一郎)は、いまだに尾花に食材に触らせてもらえないことに不満が募っています。芹田は真面目に尾花に言われた通り下働きを頑張っているため、野菜の5ミリ角はかなりのレベルになっています。それなのに自分を認めてもらえないことに、かなりストレスが溜まっています。
江藤(手塚とおる)に呼ばれて、「トップレストランに出すグランメゾン東京のレシピを教えてほしい」と言われ芹田は迷います。「gaku」から帰るときに、平古に会い、「お前なんでこんなところにいるんだよ?」と腕を取られ、平古は芹田の手の豆を見て「意外に真面目なんだな。5ミリ角必死でやってんだろう?」と一瞬で分りました。しかし芹田は、尾花たちがみんな「祥平、祥平」と言うので、嫉妬もあって腕を振り切って帰ってしまいます。
栞奈がホールスタッフとして加入
グランメゾン東京は、トップレストランの候補リストに入ってからお客さんが増えかなり忙しくなっています。
ずっとグランメゾン東京を取材してきたフリージャーナリストの栞奈(中村アン)が、ホールスタッフとして一時的に加入してくれることになりました。栞奈は英語もフランス語も話せて料理にも詳しい。完璧な即戦力です。
しかし栞奈の履歴書を見て、父親の名前に京野は引っかかりを覚えます。
リンダは「ナッツ事件のことで、一番恨んでいるのはあなたなんじゃないの?」と栞奈に言い…。
栞奈「エスコフィユのメンバーがグランメゾン東京で復活するなんて、絶対に許さない…」
芹田のまかない
いつもまかないを作る人はくじ引きで決めますが、芹田が「今日は自分に作らせてください」と申し出ます。芹田が作ったのはチャーハン。しかし研いだばかりの包丁使うと、鉄の味が混ざると言う基本情報を知らず、みんなに「まずい」と言われてしまいます。京野だけは気を遣って「ご飯がパラパラ具合はいいよ」とフォローしてくれますが、みんなはっきりものを言うので芹田は傷つきます。それに尾花はひと口食べて残してしまいました。他のみんなも途中で食べるのをやめ、芹田のチャーハンは大量に余ってしまいます。
その日、京野は芹田を飲みに誘いました。そして「尾花も倫子さんも、口では言わないけどちゃんと芹田くんのことを見てる。きっと言われたことをやるだけの料理人はなって欲しくないんじゃないかな?自分たちが誰よりも努力してきたから。」と励まします。
芹田がグランメゾン東京を辞める
芹田はみんなには内緒で、築地の大将のところでバイトを始めます。目標は今度のメイン料理に使うサワラをさばけるようになること。まずは掃除しかやらせてもらえませんが、一生懸命取り組みます。
さらに店に戻ると、尾花と倫子がサワラのローストの改良を何度もして話し合っているのを聞いて、メモを取ります。
だんだんと対象にサワラのさばき方の実践を教えてもらえるようになった芹田は、「上手くなったな」と大将に言ってもらえます。
自信をつけた芹田は、店で相沢がサワラをさばいているときに「手伝いますよ。俺できますから」と声をかけます。相沢はもちろん断りますが、相沢が少し席をはずしている間に、勝手にサワラをさばいてしまいます。見た目では完璧でしたが、尾花は「全然違う。お前はまだうちの店のレベルではない」と激怒。
芹田は「なんで認めてくれないんだよ!こんな店こっちからやめてやるよ!」とエプロンを投げ捨て、店を飛び出しました。
サワラのレシピが「gaku」に渡る
そしてそのまま「gaku」に行き、今までメモを取ってきた「勉強ノート」を江藤に渡してしまいます。江藤はそのレシピを柿谷に渡します。
丹後と平古は2人であんこうと肝のレシピを開発しました。かなりの自信作ですが、試食した後は「柿谷の料理と食べ比べてからどちらをメイン料理にするか決める」と言います。柿谷が出してきたのは、まさにグランメゾン東京のレシピの再現でした。試食をして、平古と丹後はすぐに何か異変を感じますが…。
本物を生み出す料理人になれ
京野は芹田に「退職金を払おうと思ったが、うちは資金繰りが苦しい。代わりにおいしいものを食べさせてやるよ」と言います。招待したのはグランメゾン東京。
すべての料理を食べ終わった芹田は、お金を払うと言いますが尾花は「お金はいただけません。お客様に出してはいけないものを出してしまいましたから」と言いました。
芹田は、サワラのローストが試作品の時よりも臭みがあると気づいていました。それは芹田がさばいたサワラでした。アクの強い食材を切った包丁でサワラをさばくと、その臭みがサワラに移ってしまうのです。だから尾花は「相沢のとは全然違う!」と怒ったのです。
尾花は芹田が大将にサワラのさばき方を習っていることも、お見通しでした。
「お前のいる店は三ツ星狙ってる店なんだぞ。料理なめんじゃねーぞ!」
芹田はすぐに、レシピを「gaku」に流してしまったことを告白し、土下座して謝ります。
尾花「あのレシピが他の店に渡ったら、どうなるかわかんねぇのか?」
芹田「gaku」はもっと高級なサワラを使って料理を作ります。だからグランメゾン東京は負けます」
すると皆が笑い出します。
尾花「お前ほんとなめてんな」
京野が説明するには、一流の料理人はレシピが外に出る事はあまり気にしません。そのレシピを1番美味しくできるのは自分だと言う自信があるから。あのレベルまで来ると、レシピがあるから同じように作れると言うものでは無いのです。実際に柿谷が再現したサワラのローストは、江藤も丹後も平古も「全然だめだ。これじゃただの焼き魚だ」と言う評価でした。
仕入れたサワラの状態や、その日の温度や湿度によっても、乾燥や火入れの時間などを調整しているのです。
倫子「真似できるものならやってみろってのよ」
尾花「うちの店で簡単に真似できる料理なんて1つもない。真似事やってる店なら腐るほどあるけど、三ツ星狙うんだったら、自分で本物生み出すしかねえんだよ。芹田、お前はどんな料理人になりたいんだ?自分で決めろ」
尾花が置いたエプロンを、芹田は受け取りました。そして「もう一度まかないを作らせて欲しい」と頭を下げます。
そして作ったのは、リベンジのチャーハン。今回はサワラを入れます。捨てるような場所でも本当においしいことを大将から教わっていたのです。
みんな「火の通りにばらつきがある」「ズッキーニはいらないかな」「もっと彩りが欲しいよね」などといろいろ言いながらも、今度は完食してくれました。そしてみんな、芹田が戻ってくることを当然のように受け入れてくれました。
本当の天才
平古は「gaku」に来てから、丹後は本当に天才だと感じていました。しかし丹後は「もし本当に天才なら、こんなに緊張したりしないよ。尾花は、世界中の厳しいジャッジを受けると言うのに、笑ってた。
祥平が、本当は尾花のところに行きたいってわかってる。ここに来たのも、ここで最高の料理を作ることが尾花への恩返しになると思ったからだろ?」と言います。
しかし丹後にもずっと第一線でやってきたプライドがあります。3年間も料理から離れていた尾花がシェフをしているオープンしたての店に負けるわけにはいかないのです。
前回の玉森くんの回は神回だったけど、今回も凄く感動した~!こんな名も知らない俳優さんに感動させられるとは…!(と思ってたら、芹田くん、佐藤浩市さんの息子さんだったんですね!通りでやけにいい役もらってると思った)
下働きばっかりで嫌気がさしてしまう芹田、突き放しているようだけどちゃんと育ててくれている尾花。この関係性を視聴者にすんなり理解させるために、前回の平古の回はとても必要だったんですね。毎回1人ずつに焦点を当てて、ちょっと1話完結型っぽい要素もあるけれど、ちゃんとその順番も綿密に考えられている感じがします。
芹田が店を辞めた後にグランメゾン東京に料理を食べに来たとき、尾花は
「お前がいる店は」と言ったんですよね。
まだ芹田が「戻らせてほしい」と頼み込む前なんだけど、辞めた芹田に対して「お前がいた店は」じゃなくて「お前がいる店は」。
尾花は最初から芹田を手放すつもりはなかったってことですね。そういう細かいところにいちいち感動します。
今度の裏切りものは栞奈?
尾花たちのレシピの真似をした柿谷のサワラは、全然駄目だったようですね。柿田には料理人としての腕は大したことがなさそうです。でもだとしたら、なぜ江藤はせっかく高いお金を払って手に入れたレシピを柿谷に再現させたんだろう?丹後と平古にこのレシピを渡していれば、全然違うものが出来上がったはずなのに…。
やはり、ライバルとなるのは丹後さんと平古コンビになりますね。そうなってくると、やはりgakuとグランメゾン東京が素晴らしい戦いをした後に、丹後さんと平古がグランメゾン東京に移ってくると言うのが理想的な終わり方となりそうですが、それを阻止したいのが栞奈?
栞奈のお父さんが3年前の事件に関わっているのでしょうか?もしかしてそのことで責められて自殺したとか?
グランメゾン東京のホールスタッフとして手伝ってくれているのも、何か裏がありそうですね。
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3年前のナッツ混入事件について、リンダ(冨永愛)が書いた記事がもとで、記者からの直撃取材を受ける尾花(木村拓哉)と倫子(鈴木京香)。記事は、尾花の過去についても大々的に書かれて、炎上してしまう。
そして、ついに迎えた『グランメゾン東京』オープン当日。
しかし、前日までいっぱいだった予約はすべてキャンセルという最悪の滑り出しに。
オープンして、すぐに閉店の危機。
そんな中、尾花は余った食材でフードフェスに出店することを提案する。店に人が来ないのであれば、自ら外に売り出しにいくことで、お客さん誘導に繋げようと考えたのだ。
そして、そこに強力な助っ人が加わった。祥平(玉森裕太)だ。
祥平は、美優(朝倉あき)の父・西堂(岩下尚史)から、「グランメゾン東京」に融資した際のことを咎められたこともあり、尾花のもとを訪ねていたのだ。全員で、力を合わせてフェスに向けた料理開発に挑む。
はたして、尾花たちは失った信用を取り戻し、顧客を獲得することが出来るのか…?!
<出典>グランメゾン東京公式
リンダ(富永愛)が、「グランメゾン東京」について尾花(木村拓哉)がスーシェフとして働いている事実を記事に書いたせいで、記者が尾花のところに取材に来てナッツ混入事件のことを掘り起こした記事を書かれてしまいます。このことで「グランメゾン東京」はネットでかなり叩かれてしまい、オープンを迎えたのに店はガラガラです。
結局オープン日に来たお客様は二組4名様だけでした。
平古がフレンチを辞める?
平古(玉森裕太)は、「グランメゾン東京」が資金繰りに苦戦していた時に、彼女の美優(朝倉あき)の父親に頼んで融資の口利きをしてもらっていました。しかしそのことがバレ、「あの店とは関係を絶てと言ったはずだ!私を騙して利用したのか!?美優とは別れてもらう。君の働くホテルの支配人とは古い付き合いだ。覚悟しておけ!」と激怒します。
平古はその場を立ち去り、その足で「グランメゾン東京」を訪れます。美優が追ってきて、「あなたのせいで祥平くんがおかしくなっちゃった!」と言って尾花を責めます。美優はかなり取り乱してしまいます。
そこで美優がいろいろ喋ったせいで、平古が資金の調達とシカのもも肉の調達に協力してくれていたことを、皆が知ることになりました。
平古はホテルを辞めるだけでなく、フレンチも辞める覚悟をしていました。みんなは「ホテルを辞めるならここで働けば良い!」と大喜びですが、尾花は「そんなやる気のない社員はうちには入らない」と断ります。
フードフェス
尾花の記事のせいでのきなみ予約がキャンセルにしてなってしまった「グランメゾン東京」は、大量に食材が余ってしまいます。尾花は「店に客が来ないのなら、こっちから売りに行けばいい」と言って、残った食材を使ってフードフェスに参加すると言い出します。
フードフェスで振る舞うのはカレー。そして平古もフードフェスのバイトとして協力してくれることになりました。「京野さんと相沢さんにはお世話になっているから、できることをやりたい」というのが理由と言っていましたが、実際に尾花と並んで厨房に立つととてもうれしそう。「エスコフィユ」にいた頃は下働きばかりだったので、尾花と並んで料理を作ると言うのは初めてなのです。
尾花たちの店は、「神出鬼没のめちゃくちゃおいしい店!スリースターズ」として、いろんなフェスに参加します。
毎日毎日、本業ではなくフェスの準備をしていると、本当にこれで結果が出るのか?と不安になってきます。しかし
「俺たちはおいしいものを作っている。間違ったことはしていない」
尾花は自分に言い聞かせるように、倫子にいました。
その日、尾花たちがフェスの会場に到着すると、ものすごいことになっていました。松井(吉谷彩子)が作った公式インスタで評判となり、尾花たちの店に大行列ができていたのです。
犯人は後悔している?
フェスの取材に来た久住(中村アン)は、リンダが尾花の名前を出したのはナッツ事件の犯人をあぶり出すため、と言うことを話しました。
「犯人はもう一度尾花さんを邪魔しに来るかもしれない。または逆かもしれない。尾花さんの頑張っている姿を見て、後悔して罪を告白してくれるかもしれない」
平古は昔、引き抜かれそうになったときに「給料なしでも尾花さんの下で働きたい」と言って、断っていました。平古は昔から尾花に誰よりも惚れ込んでいました。
それなのに尾花と相沢(及川光博)と京野(沢村一樹)が店を始めるといっても、ずっと反抗的な態度をとっていました。しかし、「グランメゾン東京」が潰れる危機になった途端、あっさり手伝うことを承諾し、自分はフレンチをやめると言い出しました。
そのことを知った丹後(尾上菊之助)は、ナッツ事件の犯人は平古なのではないか?と勘づきました。
実は故意ではありませんでしたが平古が間違ってピーナツオイルを使ってしまったことが、あの事件の真相だったのです…!
平古は尾花の考えたコース料理を食べて、あの料理をどうしてももっと多くの人に食べてもらいたいと思うようになりました。だから自分が罪を告白して、尾花の潔白を証明ししようとしているのです。
京野の嘘
徹底的に尾花たちの邪魔をしようとする江藤(手塚とおる)は、フェスの運営者に「事件を起こした店を出店させているのか」とクレームを入れます。運営本部が販売中止を知らせに来て、「今騒がれている尾花夏樹がいる店ですよね?」と言って客にも事実がばれてしまい、SNSでもその情報が広まってしまいます。
フェスにも出られなくなってしまい、今度こそ店はつぶれるかもしれません。
京野は尾花を救うため、「3年前の事件の犯人は俺なんだ。そのことを公表してください」と久住に頼みます。
しかしそれは尾花を救うための嘘だと言うことを、尾花もすぐにわかっていました。
自分が犠牲になって店を辞めてでも「お前はこの店に必要なんだ!」と主張する京野。「必要なのはお前だ!」と京野を絶対辞めさせない態度の尾花。
倫子は「おじさん同士の熱い友情やめて。私たちはおいしいものを作ってる。きっとそれは伝わる」と二人を制します。
3年前のまかない
平古は自分が犯人だと言うことを、言い出すことができませんでした。
そんな平古に尾花は「まかない食ってけ」と言います。尾花が作ったのは、3年前に平古が作ったまかないと同じ栗とキノコのポテトグラタン。レシピは尾花が少し変えていました。一口食べて、平古は涙が溢れます。ナッツオイルが使われていたのです。
尾花はずっと前から平古のミスだと気づいていたのです。
このまかないは、ミシュランから「2つ星」の連絡が来た日に平古が作ったもの。落ち込む尾花は、このまかないを食べて涙が止まりませんでした。
尾花「俺はお前のまかないを食べたときに救われた。お前の作る料理には人を動かす力がある。それは誰にでもあるものではない。お前の才能だ」
謝ろうとする平古に「何も言うな」と遮って「ただし、フレンチやめんじゃねーぞ」と釘を刺しました。平古は泣きながら尾花の作ったまかないを食べました。
平古が敵に!?
松井がネットを見ていて驚きます。店の予約がいっぱいになっていました。それから”トップレストラン50”のリストに「gaku」とともに「グランメゾン東京」が名前を連ねていたのです。
トップレストランはミシュランとは違って店のランキングが明確に示されます。
後日、丹後は今度こそ正真正銘、「gaku」と「グランメゾン東京」どちらが上かをはっきりさせようと宣戦布告してきます。
京野「強いぞ?うちは」
丹後「うちも強い」
丹後の後から現れたのは、なんと平古でした…!
今回はかなり感動しました~。やっと犯人わかったけど、その衝撃よりも切なさと感動のほうが大きかった。胸がぎゅーってなる感じ。
故意じゃなくミスだったし、尾花も京野さんもずっとそのこと気づいてたんですね。それで2人とも言わずにいてくれた。
尾花が平古の3年前のまかないを再現してるところはすごく涙出たし、まかな置いたときに相沢が「オウ、ウマソウ!」と言って、3年前も平古がまかないを置いたときに同じように言ってた。相沢もこれがあの時のあのシーンの再現だということに気づいてたから多分同じリアクションとったんですね。それを知らない松井が「なんで片言?」と突っ込んでいるところも細かく作られているなぁと感心しました。あそこにいた尾花、相沢、京野、平古だけがわかっている尾花と平古の絆だったんですね。
最後のサプライズに驚愕!
そして最後の平古が「gaku」側についてしまったと言うサプライズ! 「gaku」の方から引き抜いたみたいだけど、何を言われて平古がそっちについたのか…?尾花には事件のことを無言で許してもらえたけど、そのまま尾花の下で働くのは虫がよすぎると自分で思ったのかな?
でもそれを知った花たちも裏切るって言う感じではなくて「面白くなってきたじゃん」とワクワクしていたし、お互いにお互いの才能認め合って高めあっていけるライバルよきライバルになってほしい。
そして黒い黒服が似合いすぎだよ玉ちゃん!!
そして最後は、江藤の姑息なやり方が全てバレ、丹後も平古も「グランメゾン東京」に来て欲しい!
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いよいよプレオープンを迎えることになったグランメゾン東京。だがそこに急遽、「マリ・クレール ダイニング」の編集長・リンダ(冨永愛)がくることに。彼女は世界的にも名声が高く、彼女の評価一つで店の今後が決まってしまうほどの影響力があった。やる気を燃やす尾花(木村拓哉)に対し、緊張と不安が高まる倫子(鈴木京香)。そんな中、尾花は突然、デザートを作り直すと言い出す。
コースの最後を締め括るデザートはとても重要で、リンダを納得させるためには完璧なものを目指さなくてはいけない。さっそく尾花と京野(沢村一樹)は、祥平(玉森裕太)の働くホテルに向かう。
そこで尾花がスカウトしたのは、萌絵(吉谷彩子)だった。
萌絵はさっそく試作品を作るが、尾花と倫子は却下する。萌絵と尾花はそれぞれ栗を使ったデザートを作り、どちらがおいしいか対決することに。その話を聞いた祥平は、萌絵のデザート作りを手伝う…。
刻々と近づくプレオープン。尾花たちはリンダが認めるデザートを完成させることができるのか?そしてグランメゾン東京は無事オープンを迎えることができるのか!?
<出典>グランメゾン東京公式
尾花(木村拓哉)の元カノで、「マリ・クレール ダイニング」の編集長のリンダ(富永愛)がオープン準備中の「グランメゾン東京」にやってきました。リンダはかなりの美食家で、リンダに評価されれば名店と認められるし、逆に酷評されて潰れてきた店も少なくありません。
リンダはプレオープンの日に「グランメゾン東京」に料理を評価しに来ると言うことで、プレオープンの日が「グランメゾン東京」にとって“運命の日“となってしまいました。
「グランメゾン東京」のメニューは“シェフのおすすめコース“一品のみで、アラカルトはなしと言う予定。リンダはデザートをとても大切にしているため、デザートに力を入れようと京野(沢村一樹)が言い出します。
そこで尾花たちがやってきたのは平古(玉森裕太)のバイキング料理のレストラン。しかし引き抜いたのは平古ではなく、パティシエの松井萌絵(吉谷彩子)でした。
料理は才能?努力?
松井は「グランメゾン東京」に見学に行きました。尾花たちはメレンゲのアイスクリームとモンブランを考案していますが、今のところモンブランの改良を予定しています。
松井はかなり強気で生意気な態度。口だけかと思ったら、履歴書を見たらかなりの経歴の持ち主です。そんな経歴の持ち主がなぜバイキングで働いているのかと言うと、「なんかぶぁ~っていろいろなものを作りたくなっちゃって!」。とにかくおいしいものを作ることが楽しい!と言う感じです。
尾花たちが出したモンブランは作るのに1ヵ月かかりましたが、松井はこの場で「5時間位あれば」キュンキュンするようなモンブランを作れるといいます。
「結局どんなに努力したって、才能がない人が作ったらおいしくないし、才能とセンスがあればおいしいものはちゃちゃっと作れちゃう!」と本当に口が達者な松井。
完成したモンブランは、確かに見た目は斬新でおしゃれでかわいい。しかし味見をして尾花は「期待はずれだった。これじゃだめだ。帰ってくれていい」と判断。
「グランメゾン東京」では日本のおいしい食材を使った味と香りを十分に引き出した料理を特徴としています。松井のモンブランはリキュールを使いすぎて、せっかくの栗の風味や香ばしさを消してしまっていたのです。
平古が松井に協力
尾花と倫子(鈴木京香)は松井を仲間に引き入れることをやめると決断しますが、松井はプライドが許さず、もう一度モンブランを作り直してプレオープンまでに持ってくることにしました。
京野と相沢(及川光博)は、松井のセンスと才能をそれなりに買っていて、特に見た目のアイデアは尾花にはない女性ならではのかわいらしさがあると評価。しかし相沢の見立てでは、今の松井の実力では尾花を納得させるような改良したモンブランを持ってこられるとは思いません。
しかし「良い家庭教師がつけば話は別」として、平古に松井にアドバイスしてくれるよウニ京野が頼みに行きます。当然平古は尾花に協力することを拒みます。尾花の下で働いていた時にダメ出しばかりで平古の料理を認めてもらったことが1度もないのです。
しかし平古は下働きしかしていなかったのに、ホテルに来たときに他の誰よりも「自分ができる」ということを感じた事は事実でした。尾花の下で働いていたことで、確実に平古は実力を上げていたのです。
「試してみたくないか?今のお前が尾花とどれだけ渡り合えるのか」京野の挑発に、平古は松井に力を貸すことを決めました。
栗の鬼皮を使って香りを引き立たせる
松井は今まで写真映えする見た目ばかりを追求してきましたが、コース料理のデザートはそのメニューを締めくくる重要な役割を持っています。デザート単体で存在するのではなく、しっかりとメニューを見て考えなければいけません。
栗の香りを引き立てるために、鬼皮からうまみを抽出してみると言う実験を始めます。平古はエスコフィユにいたころ、普通だったら捨ててしまうような食材の切れ端も大事に使ってまかないを作る“平古のケチケチまかない料理“で有名でした。そしてその精神は尾花が教えたものでした。
そして松井と平古のモンブランは完成。すぐに尾花たちのところに持っていくと、倫子から「これをうちのメニューに加えたい」と合格点が出ました。
大貫勇輔が裏切り者!
プレオープンの日、松井もメンバーに加わり、ついに「グランメゾン東京」が始動!
お客さんたちの反応も上々で順調に進んでいきますが、中盤でトラブル発生!新しく従業員として入った柿谷(大貫勇輔)が途中で突然姿を消し、さらに「処理は終わっている」と言っていた”ウニの処理”がまだされていなかったことが発覚します。なんと柿谷は江藤(手塚とおる)に雇われ、「グランメゾン東京」をつぶしに来たスパイだったのです…!
今から処理をしていた間に合わないため倫子は「お客様にお詫びをして欠品にしましょう」と言いますが、尾花は「必ず間に合わせる!欠品なんてありえない!」と言って、倫子、相沢、尾花で協力して急いでウニの処理を始めます。芹田(寛一郎)も手伝おうとしますが、尾花から「手を出すな」と言われてしまいました。
京野は、平古に「手伝ってくれないか」と頼みに行きます。平古は「自分は尾花に必要とされていない」と言い張っていましたが、仕方なく手伝いに入ります。平古はびっくりするほどの手さばきでウニの処理を始めます。尾花の下にいた時に、ずっと下働きばっかりさせられていて、それが嫌で早く卒業したくて誰よりも努力をして下処理の練習をたくさん積んできたのです。
尾花が平古を認める
すべてのコース料理が終わりデザートの感想をリンダに求めると、尾花たちが作ったメレンゲのアイスクリームも相当な評価でしたが、それよりも平古と松井の作ったモンブランの方がさらに良かったとの評価をもらいました。そして、尾花もそのことを認めたことに、平古は衝撃を受けました。
すべての客が帰った後、松井は「本当は楽勝で作ったなんて嘘です。あれは平古シェフが頑張って頑張って努力して作ったものです。私は見た目を作っただけです。センスで何でもできるなんて失礼なことを言って、本当にすみませんでした」と謝ります。そして「もっと勉強したいです。だからこの店で働かせてください!」と頭を下げました。
こうして松井は尾花たちの仲間になりました。
本当は鬼皮を使ったアイディアは尾花たちも気づいており、自信作のモンブランが出来上がっていたのですが、尾花は平古の才能を認め、倫子の決断もあってそちらを採用したのです。
平古が帰るときに「どうして尾花さんが僕を認めてくれなかったのかわかりました。単純に、うまい料理が作れていなかっただけなんです」
尾花が自分に厳しくしていたのは、まだ未熟だった自分を育てようとしていたのだと、やっと平古は気付いたのでした。
京野が、平古が改良したキッシュのことを尾花が「断然うまくなった。アーモンドはいいアイディアだ」と認めていたことを伝えると、平古はかなり驚き感動していましたが、それを隠すように帰っていきました。
芹田が裏切る?
芹田のところに柿谷がやってきます。江藤を紹介し、江藤は芹田に10万円を渡し、「新作のレシピを教えてくれれば毎月支払う」といいます。「安い給料で遅くまでこき使われ、下働きばかりで食材にもろくに触らせてもらえないでかわいそうだ」と江藤が言うと、芹田はお金を受け取ってしまいます。
ナッツ事件の犯人は京野?
リンダは「グランメゾン東京」に対して大絶賛の記事を書きます。
しかし1番最後に「グランメゾン東京」のスーシェフを務めているのが3年前にパリでアレルギー事件を起こした尾花夏樹だと言うことも書かれていました。
リンダの狙いはこの記事によってナッツを混入させた犯人がまた動き出すかもしれないと言うこと。久住(中村アン)は「犯人に目星がついています。尾花夏樹に1番嫉妬している人物」(ここで京野が怪しげに映る)
記事の反響はかなり大きく、尾花のところに取材記者が押し寄せ…。
尾花を毛嫌いしていた平古ですが、尾花への尊敬と憧れが強すぎて「自分を認めて欲しい!なんで認めてくれないんだ!」と言う思いで、愛情の裏返しで嫌いと言う態度をとってしまっていたんですね。尾花の料理の才能は本当に認めていたし、自分にきつく当たっていたのもまだ未熟な自分を育てようとしていてくれたのだと言うことにやっと気づきました。そして、今の自分を尾花が少しずつ認めてくれていることにも、感動してちょっと泣いちゃいそうでしたよね!?
今回もウニのことで手伝ってくれたし、絶対に次回は仲間入りですね!予告で尾花と平古が隣で料理しているところ映ったけど、やっぱり絵になる~!
松井のキャラも全開!
今までは明るくてちょっと馴れ馴れしい同僚の部下の脇役って感じだったけど、今回は松井が主役でしたね。かなりキャラ濃いめ…。自分の才能を鼻にかけた超生意気な小娘でしたね。
でも本物のプロの料理人集団を前にして、自分がインスタマ映えでもてはやされているだけのペーペーだと言うことに気付けたようです。
平古とは料理を通じて信頼関係が築かれていますが、そこに嫉妬している平古の彼女が来週暴走しそうです…。
料理はスポーツみたい
今日はプレオープンで、実際にお客さんにコースメニューを出しましたが、シェフ一人一人が自分の役割をこなし、相手の進み具合にぴったり合わせて自分の作業を完成させる。その連携プレーがまるでスポーツを見ているようだなと思いました。
料理をテーマにしたドラマは今までにもあったかもしれないけど、ここまでスピード感を感じたドラマは初めてのような気がします。見ていて一瞬も目が離せないし、ゾクゾクと鳥肌が立ってくるような感じと完成した時の感動!本当にスポーツ中継を見ているかのような興奮と快感が味わえます。
犯人は京野さんじゃないと思う
料理部分だけでも面白いのに、ナッツ事件の犯人も絡ませてきているので、そこもまた目が離せませんね!今回、京野さんを疑わせるような感じに作ってきたので、たぶん犯人は京野さんじゃないですよね。(というか、願望…)
最後の最後に京野さんが裏切っていたんじゃ、悲しすぎます…。
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尾花(木村拓哉)と倫子(鈴木京香)は、「グランメゾン東京」のメインディッシュになる肉料理に挑んでいた。しかし、納得できる食材でメニューを作り出せずに悩んでいた。
そんな折、京野(沢村一樹)は、パリにいる編集長のリンダ(冨永愛)から参加店の選定を任されたというフードライター・栞奈(中村アン)の紹介で、農水省と世界的な人気雑誌「マリ・クレール ダイニング」のコラボ企画による鹿肉を使ったジビエ料理のコンクールにエントリーすることを決める。
最初は乗り気ではない尾花だったが、丹後(尾上菊之助)率いる「gaku」が参加することを聞き、やる気になる。ついに直接対決か?と思われたが、「gaku」のオーナー・江藤(手塚とおる)が、メイン食材となる鹿の上質な部位であるロースを市場から買い占めてしまい、尾花たちは絶体絶命のピンチに陥る。
そんな中、相沢(及川光博)から、伝説のジビエ猟師・峰岸(石丸幹二)の存在を聞かされた尾花と倫子。上質な肉を求め、早速彼のもとへと向かうが、頑固な職人の峰岸に門前払いされてしまう。「gaku」とは雲泥の差の食材を使い、どう料理を作るか…尾花は必死に向き合う。
しかし、迫り来る期日…ついにコンクールの日を迎えてしまう。
不利な状況でも「グランメゾン東京」は「gaku」に勝つことができるのか!?
<出典>グランメゾン東京公式
尾花(木村拓哉)と倫子(鈴木京香)は、フードライターの久住(中村アン)からの誘いで、シカ肉のジビエのフランス料理コンクールに出品することが決まりました。そのためにも安い食材で三つ星の取れるメニューを開発しなければなりません。相沢(及川光博)は「500円で三ツ星料理が作れる」と言う本も出版しているため、もう一度協力を頼みに行きます。
相沢は「娘の保育園のお迎えを毎日自分が行く」と言う約束がネックになっていますので、「メニュー開発だけの協力で毎日定時に帰れるように」と言う条件です。相沢の母親が「こんなに人から必要とされることはない」と背中を押し、「2ヶ月だけ」と言う条件で引き受けてくれました。
ジビエ職人
尾花たちは伝説のジビエ料理の職人・峰岸(石丸幹二)のところに勉強に行きます。峰岸はかなりの頑固者ですが、尾花がわざとプライドを刺激するようにふっかけ、峰岸のジビエ料理を食べさせてもらえます。
「こんなに臭みのないジビエは初めて!」と感心するほどの美味しさです。その秘訣を聞いてみると、普通の人は銃で売って獲物を取りますが、峰岸は罠を使って必ず生け捕りにします。生きたまま連れて帰って家で血抜きをするので臭みがないのです。
「俺たちは命をいただいている。なるべく美味しく食べてやるのが礼儀だ。自分の都合だけで肉を欲しがる奴に、俺のジビエは譲れない」
それが峰岸のモットーです。
シカもも肉のロースト
京野(沢村一樹)がどこかから鹿のもも肉を手に入れました。「gaku」の江藤(手塚とおる)が裏で手を回し、ロースが流通しないようにしているため、こんなにいいもも肉が手に入るなんてすごいことです。
しかし、ももはロースに比べて硬いので本来ミンチにする位しか使い道がないのですが、桃でも筋の入っていないところが1カ所だけあります。「そこをきれいに取り除けば、ローストに使えるかも」と尾花が言い、新作メニューの考案が始まります。
いろいろな料理方法にチャレンジして、やっとロースに負けない位おいしい料理が完成しました。後は付け合わせ。尾花が提案したのは、残ったすじ肉を使ってコンソメスープを作ること。でも肉を入れたらコンソメが濁りそう。
コンソメは骨と肉と野菜を煮込んで作る。不純物が出てくるから卵白を入れて吸着させて透明な液体だけを使う。手順はシンプルだけど、火加減が難しいからつきっきりで見てなきゃいけないし、その時に使う野菜や肉によって味が全然変わってくる。技術や知識が必要な奥の深い料理です。
京野が倫子にアドバイス
相沢はやはり中途半端な仕事はできないたちで、娘のアメリーをお迎えに行って寝かした後、店に戻ってきて夜遅くまで料理をし続けます。倫子は相沢との約束を守れていないことを心配します。
毎日毎日、尾花と相沢が試行錯誤し意見を出し合いディスカッションしている姿を見て、倫子は今まで自分が星が取れなかったのは「才能がないからではなくて単純に努力が足りなかったからなのだ」と思い知らされました。
京野は優しく、しかしあえて突き放し、倫子にアドバイス。
「あいつらが寝る間も惜しんで働いているのは、メニューが決まらないからです。それはオーナーシェフである倫子さんの責任です。部下の家庭の心配をするよりも、今あなたが1番やらなくてはいけない事はメニューを完成させることです」
「できるかな…私に」と不安になってしまう倫子。
京野「これだけは言っておきます。自分を信じられないシェフは、絶対に星は取れない」
尾花と倫子のアイディアの融合
そして倫子はポワブラードソースを提案。古典的なフレンチのソースで、赤ワインビネガーやフルーツのピューレ等を豚の血と合わせた甘酸っぱいソース。シカのもも肉の野性味と豚の血は合うと思うと提案。
しかし相沢は既に家で試してみましたが、もうすでにどこかで食べたような味で新鮮味がなかったといいます。しかし、尾花は「コンソメと豚の血、合うかもしれない。俺のアイデアとシェフのアイデアを合わせてみよう」と言います。
そして尾花たちは峰岸のところに行って、血抜きしたばかりのシカの血を譲ってもらいました。試作品を作ってみると、新感覚でかなり大成功!
ジビエ料理コンテスト
コンテスト当日。会場に尾花が現れません。コンテストの料理は倫子が作ることに。練習の時は火入れがとても難しく、中までカチカチになってしまいましたが、尾花と何度も何度も練習を重ねてきたので、完璧に上手にできました。
その頃尾花は峰岸のところに行って、自分たちの料理を審査してもらっていました。
コンソメを作るときには本来卵白で不純物を吸着しますが、それだとどうしても上品になりすぎてしまうので、ここでシカの血を使いました。血は卵白と同じタンパク質なので吸着に使えます。その血のおかげで野性味のあるコンソメを仕上げることができたのです。
「コンテストに勝つためだけにどうしてこんなに面倒なことをした?」と峰岸が聞くと、
尾花「峰岸さんに改めて教えられたんです。生きとし生ける者、いただいた命を余すことなく美味しくいただく。そのために料理人がいるんだって」
それは峰岸にとって模範解答。峰岸は「うめぇうめぇ!」と大満足で料理をたいらげました。
しかし優勝を勝ち取ったのは「gaku」の鹿肉のタルタルでした。
結果発表後、フレッシュなロースの流通量が減っていて、他の店はいい肉が手に入らなかったと言う事実を丹後は知らされます。ズルをして勝ち取った優勝だと知って、丹後は江藤に怒ります。
美優が嫉妬
もも肉が手に入らない状況で、京野がシカのもも肉を手に入れられたのは、平古(玉森裕太)が名前を貸してくれたからでした。京野は新作の鹿のローストを平古に届けます。それを試食して、思わず平古は涙を流すのでした。
そして、平古の同僚でパティシエの松井(吉谷彩子)も一緒に味見をします。その様子を平古の彼女の美優(朝倉あき)が見ていて嫉妬に駆られていました。
松井がロッカーに戻ると、ロッカーの取っ手に画鋲が仕掛けられており、松井は指を怪我してしまいます。
相沢が仲間に!
ようやくメニューも決まり、開店準備も整いました。すると相川は相沢は「開店準備が整うまでと言う約束だったから」と帰ってしまいます。
相沢がアメリーのお迎えに行くと、「今日でお店おしまいなの?尾花くんのお弁当もないの?」と聞いてきます。尾花は毎日アメリーにお弁当を届けていたのです。とってもかわいいキャラ弁で、幼稚保育園で大人気だったそうです。
相沢は店に戻り、「キャラ弁を勉強しに来た」と言います。
そんな相沢に倫子は「この店には絶対に相沢さんが必要です!」ともう一度勧誘。保育園のお迎えに行くという約束は絶対に守りながら、一緒に働けるようにすると宣言します。
こうして相沢は正式にチームの一員となりました。
さらに尾花の才能と心意気を認めた峰岸は、峰岸のとってきたジビエ、山菜、キノコなどをグランメゾン東京におろしてくれることを決めました。「俺のとってきた命を、必ずおいしい最高に美味しくしてくれ!」尾花と峰岸は硬く握手をします。
「最高のチームになるかもしれないな」
京野はつぶやくのでした。
尾花の元カノ現る!
そこへ、久住があるリンダ・真知子・リシャール(冨永愛)を連れてきます。
グルメ雑誌「マリクレールダイニング」の編集長で、尾花の元恋人。
尾花の料理を食べに来たと言いますが…。
このドラマは恋愛要素全くなしですっごく面白いけど、今日は平古の彼女の美優の子供じみた嫉妬がかなり興味わきましたね~。でも、これで平古と美優は別れるんだろうなということがわかりましたけど。料理人の手を怪我させるなんて、料理人への理解とリスペクトが完全にないですからね。このことバレたら、平古にドン引きされそう。
そもそも松井は全然女を使うタイプじゃないし、すごく人懐っこくて距離感近い子だけど、興味があるのは料理のことだけ!って感じで、全然平古を狙ってないと思います。
来週のテーマは「デザート」ですよね。平古を仲間にするのと同時に松井も引き抜いちゃうのかな!?
美優の父親は「尾花とは完全に縁を切れ」と言っていたので、平古が尾花のほうに行くのと同時に美優と縁を切ることになりそうですね。
倫子と尾花と京野さんの関係もいい!
そして、大人の三角関係もまたちょっといいですね。こちらも尾花と倫子は料理に対するパートナーって感じで全然恋愛感情なさそうなのがいいんだけど、京野さんは倫子のことちょっといいなって思ってそうですよね。でも、倫子はやっぱり料理人としての尾花の才能に惚れこんで圧倒的なリスペクトを持ってそう。
グイグイ引っ張っていく尾花と、後ろからそっと見守ってくれている京野さん。そして、尾花と並んでいいアイディアをどんどん出してくれる相沢。めちゃくちゃいいチーム感になってきましたね!ほんと、見ていてワクワクするドラマです!
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オープンに向けて準備を進める「グランメゾン東京」。だが早速大きな壁にぶちあたっていた。開店に必要な資金5000万を用意しなくてはいけなかったのだ。倫子(鈴木京香)と京野(沢村一樹)は銀行にかけあうが、断られ続ける。
一方で、尾花(木村拓哉)はそんなことお構いなしにメニュー開発に没頭していた。
そんな彼らの動向を掴んだ「gaku」のオーナー・江藤(手塚とおる)は冷笑するが、過去の尾花を知る丹後(尾上菊之助)だけは警戒を強めていた。
尾花たちは、次の作戦として、名声のある相沢(及川光博)に手を借りにいくが、シングルファザーで娘を育てていることもあり、オファーを断られてしまう。窮地の中、京野はある秘策を思いつく。それは、「gaku」の時に懇意にしていた城西信用金庫の融資担当・汐瀬(春風亭昇太)に相談すること。そこで、無担保で5000万円の融資を5年で完済することを条件に事業計画を説明する倫子だが、汐瀬から原価率の高さを理由に計画書の改善を求められてしまう―。
それを聞いた尾花は汐瀬に最高の一品を作るから食べてくれと直談判する。
はたして汐瀬が納得する一皿はできるのか?
<出典>グランメゾン東京公式
尾花(木村拓哉)、倫子(鈴木京香)、京野(沢村一樹)は3人で店を出すことが決まりました。しかし出店費用として5千万円は必要。お金の調達は京野が担当しますが、どの銀行にも融資を断られてしまいます。
「高級フレンチ店を出すなら、有名なシェフの名前が必要」と言う条件を出され、もちろん問題児の尾花の名前は出せません。倫子は名のあるシェフとは言えません。
相沢はシングルファザー
そこで3人が向かったのは人気ウェブ料理研究家の相沢(及川光博)の所。尾花とは「ランブロワジー」で修業中に出会い、「エスコフィユ」の立ち上げの時に尾花から誘われました。しかし「エスコフィユ」時代に、相沢は尾花との才能の差を思い知りました。
尾花は相沢を誘うため、相沢の娘のアメリーの好物を作ってあげると言って、相沢の家に。娘の喜ぶ顔がみたくて、しぶしぶ相沢は尾花を受け入れます。
相沢は父子家庭で、自分の母親と一緒に3人暮らし。「エスコフィユ」が解散した後、妻は突然いなくなってしまいました。理由は多分、「育児を任せきりにしていたから」。パリでは父子家庭で育てることが難しく、日本に帰ってきました。
母親がいなくなったことで、アメリーはひどく落ち込み、日本に帰ってきて「毎日、保育園にパパが送り迎えする」と約束をして、最近ではやっと元気になってきました。そのため、尾花たちの店で働く事は無理だといいます。
「だったら名前を貸してくれるだけで良い」と京野は頼みますが、尾花が「こいつは名前を貸すなら、絶対に自分で料理を作る。名前を貸すだけなんてありえない」と反対します。
尾花と相沢が即席おつまみ作り!
尾花は何を企んでいるのか、相沢の料理教室のアシスタントに入ると言い出します。そこで高級ワインを相沢にプレゼントしようとした生徒がいて、相沢が遠慮すると「だったらここでみんなでいただきましょう。このワインに合う料理を相沢先生と僕が一品ずつ作らせていただきます。ここにある食材で簡単に5分で作れる即興おつまみ!」と提案。
相沢は”抹茶クリームチーズパスタ”、尾花は”じゃがいものロースト明太子とトリュフ風味”をつくります。
教室の生徒たちの評価は「相沢先生のほうが勝ちね。トリュフなんて使われてもねぇ。パスタに抹茶を合わせるなんて面白い。日本人の口に合うわね」と完全に相沢推し。
今まで尾花は「高級食材を使わなければ、おいしい料理は作れない」と言う固定概念を持っていました。倫子や京野が「時代は変わった。高級食材は逆に敬遠されがち」と言いますが、しばらく料理界を離れていた尾花にはそれが理解できませんでした。
しかし、実際に料理を食べた人たちの感想を聞いて、少し尾花の考えに変化が起こったようです。
京野は資金繰りのために最後の望みの綱として、「有名シェフの名前」などと言わずに公平に数字だけを見てジャッジしてくれると評判の銀行員・汐瀬(春風亭昇太)に相談したいと考えます。汐瀬は「gaku」の融資担当でもあるので、筋を通して最初に丹後(尾上菊之助)と江藤(手塚とおる)に話を通しに行きますが、口では「ご自由にどうぞ」と言いながらも、江藤は店を辞めた分際でその不義理に怒り新党。
汐瀬は京野の立てた事業計画書に前向きに検討してくれそうな雰囲気ですが、「1つだけ条件があります。原価率を10%抑えること」と言ってきます。それはつまり、食材費を削れと言うこと。
そんな折、突如汐瀬が融資に難色を示します。グランメゾン東京に尾花が関わっているということを、江藤から聞いたからです。
平古の彼女の父親は市議会議員
尾花たちが向かったのは、次は平古(玉森裕太)のところ。平古は「あんなにみんなに迷惑かけたやつ」と尾花に対して敵意丸出しです。
平古は恋人の美優(朝倉あき)の父親と会っていました。美優の父親は市議会議員の海老名。平古がアレルギー事件の店で働いていたと言う事は、政治家にとってマイナス要素なので、「あの店との関係は完全に立ちなさい」と命じます。
尾花は、食材費を削るため、店のメイン料理をナスに決めます。「さすがにそれは地味すぎないか…?」と心配する京野や倫子。
3人はおいしいナスを求めて長野県まで出向き、片っ端から試食。ついにみずみずしいナスを手に入れ、今度はメニュー作りに精を出します。
尾花は途中、相沢に「意見くらいくれたっていいじゃん」と意見を求め、相沢は「チョコレート」と言います。
試食会。ナスの新メニューを食べた汐瀬はうなります。
初めて食べた味や食感です。
実は、この料理の原価はたったの500円くらい。
尾花は今後はフランスからの高級食材の取り寄せを止め、国産の食材を使うと方向転換をしました。その分、料理人の腕とアイディアと手間で勝負するのです。
倫子が土地と家を担保に入れる
しかし、これだけのメニューを作り出すのに、どれだけの労力がかかったのか?と汐瀬は痛いところをつきます。このレベルのものをあと10皿は作り出さなければならないし、季節ごとの新メニューなどで、その労力はコンスタントに続きます。
そうなると、人件費がかかり、少ない人員でそれを成し遂げようとすれば、従業員が疲弊して店が立ち行かなくなる可能性は大いにあります。
すると、倫子は自分の家と土地を担保にすると権利証を渡します。倫子は「この家だけは、絶対に手放さない!」と言っていたのに。
実は倫子は愛人の子供。倫子の母親は、愛人からあてがわれたこの家で、1週間に1度その人が来るのをじっと待っていたような人生でした。最初は情けない人生だと思ったこともありましたが、愛を貫いた一本筋の通った人生だったと倫子は今では母親の生き方を誇りに思っています。”愛する人を引き寄せる秘伝のぬか床”だからこの家のぬか床は最高においしいのです。
倫子「人の意見を聞かない頑固なシェフが、自分の意見を曲げて、昔の仲間の意見を生かして作った料理。それだけの価値があるんです!」
汐瀬は事前に倫子の家の資産価値を調べていました。土地と家を見積もっても4500万円ほど。あと500万円足りません。しかし「その後500万円は私がなんとかします。上司を説得して、稟議を通します」と言ってくれました。数字が絶対の汐瀬がなぜそんなことを言うのでしょうか…?
汐瀬「私だって人間です。おいしい料理を食べれば心動かされることもあるんです」
尾花がナスを選んだ理由
ナスは「エスコフィユ」にいた頃に、昼食会のメニューとして相沢が試作品を作った食材。その時相沢は尾花のリクエストに答えられず、尾花にきつく怒られました。その時の因縁の食材だったのです。
相沢は「だからナスを選んだんだろう?」と言います。
「でもサクサクの生地(チョコレート生地を焦がして作ったもの。南米ではチョコレートとスパイスを調合したモレソースと言うものをなす料理によく使う)にして、ナスのみずみずしい食感に合わせると言うアイディアは僕にはなかった」
相沢は、結局今回の新メニューは尾花のアイディアがあったからできたものだと思っています。
尾花「ナスを選んだ理由はただ1つ。旬だったから。ただそれだけ。
チョコレートのアイディアは俺にはなかった。ありがとな」
尾花は相沢のアイディアがなかったら、あの料理はできなかったと言いたいのです。
尾花の差し出した手を、思わず相沢は握りそうになりましたが、それをぐっとこらえて娘の元へ。
裏で手を回したのは平古?
汐瀬が試食会に来てくれた理由、それは本店の人からの指示だったそうです。なぜ本店の人が試食会のことを知っていたのか?
美優「祥平君が言っていたお店、融資が通ったってパパが言ってたよ」
どうやら平古が裏で手を回して協力してくれていたようで…?
銀行の本店からの指示があって、汐瀬が試食会に来てくれたと言うのは、平古が彼女のパパの権力を使って裏で手を回してくれていた、と言うことですよね?でもパパは、「あの店とは完全に関係を断ち切れ」と言っていたのに、普通に頼んで協力してくれるはずがないし、どうやって手を回したんだろう?
平古は尾花に対してものすごく冷たい態度だけど、尾花の味に対してはとことん惚れ込んでいるようですね。いちど捨てたソースの缶、拾ってたし!
「誰よりも食材を大切にするお前が、食材を捨てるわけない」と自分を理解してくれていた尾花の言葉も大きかったのでしょうね。ビュッフェは毎日山のような料理が捨てられるのを見る世界。食材を大切にしている平古にとっては、とても辛い職場ですよね。平古が尾花のもとに来る日は近い気がします。
相沢との因縁
2話は平古と相沢、2人に尾花たちが接触を図っていたため、結構内容の詰まった回でしたね。相沢は昔尾花にきつく怒られていたこともあったし、尾花に恨みを持っていても不思議ではありません。ナッツ混入事件は、誰かが故意にやった可能性もあると言う事ですが、もしかして相沢が犯人と言うこともあり得るかもしれませんね。
そうだとしたら、今回の件で尾花のところに行きたい気持ちになったけれど、昔自分がやってしまった過ちを思い出し、尾花の手を取ることができなかったのかもしれません。
そうそう、料理教室で相沢と尾花が一品ずる料理を作るシーン、あれは実際に5分間カメラを止めずに一気に撮影したらしいです!
二人ともすごい手際の良さで、本当に5分であの料理を作ったんですよ!木村拓哉さんはビストロ時代の再来!って感じでしたね!ミッチーも料理ができるんですね!二人ともかっこよかったです!
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舞台はパリ。フランス一の三つ星レストラン「ランブロワジー」で面接を受けていた早見倫子(鈴木京香)。彼女は、料理人としての人生をかけてフランスにきていた。そんな中、ある一人の男と出会う。
その男は、倫子が“実技テスト”で前菜を作ろうとしているところに、突然駆け込んできて、一方的にメニューのアイディアを出して、代わりに作ろうとする。聞けば、昔ランブロワジーで働いていたから好みが分かるというのだ。その矢先に、男は、借金取りに追いかけられて、去っていく。
その男こそが、パリで二つ星を獲得し、三つ星に最も近いとされたフレンチ料理人。しかし、3年前のある事件がきっかけで表舞台から消え去った日本人シェフ・尾花夏樹(木村拓哉)だった。
その後、面接に落ちた倫子は、落ち込んでいる中、再び尾花と出会う。
そこで、尾花が作った料理のあまりの美味しさと、自分の実力のなさに、倫子は思わず涙をこぼした。
その時、尾花は倫子に突然、一緒に店をつくらないかと提案する。
<出典>グランメゾン東京公式
2015年。
フレンチシェフの尾花夏樹(木村拓哉)が働くレストランの厨房は嵐のようになっていました。重要な会合が行われることになっており、客が到着するまでにあと少し。
尾花は腕が良く、少しの妥協も許しません。自分のレシピを少しでも変えていたシェフに「やり直せ」と命じ、「もう時間がない」と答えると「出て行け!」と怒鳴り、食材を奪い取り、自分で調理を始めました。信じられないような手際の良さで、なんとか客の到着に間に合いました。
しかし、食事中にその客が尾花の調理したウニの料理を食べて突然倒れてしまいます。アレルギー食材を、間違ってのです。混入してしまっていたのです。
倫子との出会い
3年後。
倫子(鈴木京香)は、面接を受けていました。「どうしてもミシュランの星が取りたい!」倫子は真剣に頼み込み、実技テストを受けさせてもらうことになりました。するとこっそり厨房に尾花が入ってきます。この店は前に尾花が働いていた店で、「俺はオーナーの好みや店の雰囲気などを熟知しているから、俺の言う通りに作れば必ず採用される」と言うのです。
尾花は当時ミシュランの2つ星を獲得し、「日本人で三ツ星にいちばん近い男」とまで言われ将来を嘱望されていた男ですが、3年前の事件により落ちぶれて、今はどこも使ってくれないそうです。古巣に「何とか雇ってもらえないか」と頼みに来たのです。
しかし倫子は面接に落ちました。尾花の言うことを聞かず、自分の得意料理で勝負したのです。オーナーが唯一褒めたのは、尾花が厨房に潜り込んだ時に30秒でちゃちゃっと作ったオイルだけでした。
尾花の腕を思い知った倫子は、「あなたの料理を教えてほしい」と言って料理を作って貰います。尾花の料理を食べた倫子は、あまりの美味しさに涙してしまいます。
実は昔倫子は尾花の料理を食べたことがありました。その食材や調理方法を詳細に語りだす倫子に、「ちょっと待って。俺レシピ誰にも教えたことないんだけど」と尾花は戸惑います。倫子は「食べただけで食材と調理方法がわかる」と言う絶対味覚を持っていたのです。
それから料理人として30年頑張ってきましたが、倫子は料理を“作る“方の才能はなかったようなのです。
もう料理人の道をあきらめると言う倫子に、尾花はいます。
「もったいねーよ!お金持ってる?俺と一緒に店出そうよ。俺はもうミシュランの星が取れるような店では働けない。でもあんたは星が欲しい。だったらあんたが店を出して、俺と一緒に星をとればいい。2人で世界一のグランメゾン目指すって言うのはどう?
俺があんたに必ず星を取らせてやる」
京野との再会
尾花と倫子レストラン「gaku」に食事に行きます。この店はオープンして早々に一つ星を獲得して、次は2つ星の獲得も近いと言われている有名店。するとミシュランの調査員が来ていることに尾花は気づきます。ミシュランの調査員は誰もその正体を知りませんが、決まった行動パターンがあり、注意深く見ていればわかるのです。
その店で、尾花は京野(沢村一樹)と再会します。尾花と京野は、3年前のナッツ事件のときのフレンチレストラン「エスコフィユ」を一緒に立ち上げた仲間。しかし事件のせいで京野は借金を背負ってしまったため、尾花に対して怒っています。
食後に尾花が京野を挑発し、京野が尾花に掴みかかると言う一触即発状態に。京野は倫子に「こんな人と一緒に店をやるなんてやめたほうがいい。こいつは最低な男だから」と言います。
オーナーの江頭(手塚とおる)は、ミシュランの審査が終わったので安心して、「明日からワインの質を落とすように」と言います。高級食材を使い、注目のシェフ・丹後(尾上菊之助)に高い給料を払い、赤字覚悟の星狙いなので、「ミシュランと関係ない時位は、利益を上げてくださいよ」と下世話な考え方をしています。
尾花が倫子の家に居候
尾花はお金がないので、おいしい料理を作る代わりに倫子の家に泊めてほしいと頼みます。一晩だけと言う約束でしぶしぶ了承した倫子。とりあえずガレージの中の車の中に寝てもらえます。
倫子は「尾花に家に居座られて困っている」と京野に相談しに行きます。困っている人を放っておけない京野は、倫子の自宅を訪れます。尾花は京野の大好物のまかない飯を作って待っていました。
殴った理由
京野と尾花は「ランブロワジー」で一緒に修行をしていた料理人仲間でした。尾花の方が後輩で、「gaku」のシェフの単語もまた、同じ店で修行中でした。才能のある後輩2人がどんどんのし上がるのを見ている時、京野は料理人を諦めました。そして尾花と京野は2人で店を立ち上げました。
京野は店の経理から人事、ホール係まですべてのことを請け負ってくれました。
3年前の事件の時、アレルゲン食材の混入事故で終わるはずが、尾花が相手の官僚を殴ってしまったことで尾花は逮捕され、大事件になってしまいました。尾花は「俺の料理を馬鹿にされたから殴った」と言い、「そんな身勝手な理由で俺たちの店を潰された。そんな奴と一緒にやるわけないだろ!」と京野は怒って帰ってしまいます。
しかし殴った理由については、尾花は嘘をついていました。
「誰の責任か?」と聞かれ、尾花は「全て自分の責任です」と答えていました。しかし「すべての従業員の就労ビザを出せ。移民が半数以上いるだろう?わざとアレルギー食材を混入させたテロの可能性がある」と言ってきました。一緒に働く仲間を疑われたことが許せなくて、尾花は手を出してしまったのです。
倫子が引き抜き?
尾花が京野を引き抜こうとしてきたと言う情報が「gaku」にばれて、逆に丹後が倫子を引き抜こうとします。
倫子は家に帰り、「丹後の誘いを受けようと思う」と尾花に伝えます。
尾花は初めて倫子に自分の料理を食べさせた時、「おいしい」と言われていることがこんなにも嬉しかったことかと、料理を始めた頃のことを思い出しました。尾花は「丹後の店で困ったことがあったら、京野を頼ると良い」と言って出て行きました。尾花が作りかけていた料理を見てみると、京野と3人でまかない飯を食べた時に、倫子が「入れたらもっとおいしい」とアドバイスしたゆずを入れてくれていました。
その頃「gaku」ではミシュランから2つ星獲得の連絡が来ていました。
そこへ倫子がやってきます。引き抜きの話を受けに来たとみんなが思い込んでいると、倫子は紙袋に入った1千万円を手渡します。「京野さんの借金の分です。京野さんを引き抜きにきました!」
倫子は「尾花さんの才能前に、自分の才能をあきらめなければいけなかったときの気持ちは私にもわかります。だけど彼は、“一緒に世界一のグランメゾンをつくろう“って言ってくれたんです」と語ります。借金がなくなっただけではなく、京野もまた尾花と一緒に三つ星を目指したいと思ったのか、倫子と一緒に来てくれることになりました。
こうして尾花、倫子、京野の3人が集まりました。新しい店の名前はオーナーである倫子が決めてと言われて、
「グランメゾン東京!」
「コンセプトは?」
「世界一のグランメゾンを東京に作る!以上!」
尾花「星を狙うんだったら三つ星を狙う!」
古臭い感じが逆にいい!
昔のトレンディードラマ感がしましたが、その古臭い感じが主題歌の山下達郎さんの声とも合っているし何かいいと思いました!
出ている人たちの年齢層も高いし、多分見ている人の年齢層も高い。見ながらきっとこうなるんだろうなと予想して、その予想通りに進む感じが安心して見ていられると思いました。
尾花が殴った理由について自分1人で罪を被って本当のこと隠しているな…と言う雰囲気満載で、やっぱり仲間をかばっていたし。でもあれはカチンとはくるけど、もうちょっと冷静に対応できたかな?とも思うので、やっぱり「お前のせいで店が潰れた」と言われても仕方がないのかな?もともと尾花は短期で横柄なキャラ設定なので、行動に一貫性はありますが。
鈴木京香さんとの掛け合い
番宣では「2人の掛け合いも面白い」と言っていましたが、ポンポン言い合う掛け合いは、これ篠原涼子さんとやったらどうだったかなぁ…深津絵里さんでもいいかなぁ…とちょっと鈴木京香じゃない感。
でも共演したことある女優さんだと、過去の作品に似てると言う評価になってしまうので、そういった意味では斬新でした。
鈴木京香さんと言えば「華麗なる一族」で共演をしていますが、2人とも役柄が全然違うし、あの時は敵対する役同士だったので掛け合いと言うものはなかったですよね。
鈴木京香さんは色気ムンムンでミステリアスで高飛車な役が似合いますが、こういったちょっと可愛げのある役も結構似合っちゃうところが不思議なところです。
グランメゾン東京の内容
木村拓哉が令和最初に挑むのは、 型破りなフランス料理シェフ !!
慢心からすべてを失ったカリスマシェフは世界最高の三つ星レストランを目指し、再び立ち上がる。
そして相手役に鈴木京香が決定 !!
木村と組み、世界最高のレストラン作りに挑戦するシェフを演じる。
挫折した男がもう一度夢に向かう、“大人の青春” をかけたヒューマンストーリー<出典>TBS公式
<出演者>
尾花 夏樹:木村拓哉
早見 倫子:鈴木京香
平古 祥平:玉森裕太 (Kis-My-Ft2)
芹田 公一:寛 一 郎
蛯名 美優:朝倉あき
松井 萌絵:吉谷彩子
峰岸 剛志:石丸幹二
柿谷 光:大貫勇輔
丹後 学:尾上菊之助
リンダ・真知子・リシャール:冨永 愛
久住 栞奈:中村アン
江藤 不三男:手塚とおる
相沢 瓶人:及川光博
京野 陸太郎:沢村一樹
<各話の視聴率>
第1話 手長エビのエチュベ 12.4%
第2話 ナスのプレッセ 13.2%
第3話 鹿肉のロティとコンソメ 11.8%
第4話 モンブランアマファソン 13.3%
第5話 アッシパルマンティエ 12.6%
第6話 鰆のロースト 11.8%
第7話 ガレットシャンピニオン 11.8%
第8話 ビーフシチュー 11.0%
第9話 白子のポッシェ 14.7%
第10話 キジバトのドゥミ・アンクルート 11.1%
最終話 マグロ 16.4%
グランメゾン東京の感想
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