砂の塔の無料動画を1話からフル視聴する方法【最終回まで】

砂の塔の動画を無料視聴する方法

「砂の塔」

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砂の塔の見逃し動画まとめ

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<見逃し動画>最終回(第10話)
 
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最終回(第10話)の公式あらすじ

母親たちを震えあがらせた完全犯罪…幼児連続誘拐事件、通称ハーメルン事件が、ついに決着!はたして犯人は誰だったのか?何が目的だったのか?そして、誘拐された子供たちの行方は…?
黄色いカーネーションに込められたメッセージとは?
子供のあつかいに長けているという推理は?
未成年である可能性は?
すべての謎が解き放たれた時――その真実にあなたは涙する!!
 
「ハーメルンの犯人を見た」と亜紀に言い残し、突如姿を消した和樹。健一は、和樹を手放さざるを得なくなった弓子(松嶋菜々子)が強硬手段に出て、連れ去ったのではと焦る。そんな矢先…彼らが住むマンションで、黄色いカーネーションが発見された!さらわれたのは和樹なのか、それとも別の子ども―?住民たちに緊張が走る中、生方(岩田剛典)は犯人らしき人物と遭遇!揉み合う中、生方を襲う刃がきらめいた!
 
一方、犯人の手掛かりを掴んだ刑事・荒又と津久井は山梨県へ急行!しかし辿りついたのは誰も住んでいない廃村だった。
何故こんな場所に犯人が――?いぶかる彼らを森の中から狙う、怪しい目線…
あらたなる謎に振り回される刑事達はそこで、悲劇と愛に満ちた衝撃の事実を目撃する!
 
いよいよ明かされる衝撃の結末…
誰も予想できなかった連続誘拐事件の真相とは…?
 
<出典>TBS公式

最終回(第10話)のネタバレはここをクリック
ハーメルン事件と和樹の失踪
ハーメルン事件の被害女児の証言から、犯人は男女の共犯という線で捜査が進められ、警察は犯人逮捕まであと一歩というところに迫っていた。
 
亜紀は和樹から犯人を見たと言う連絡があってから電話がつながらないことに混乱し、激しく動揺する。健一は弓子が強硬手段に出て和樹を奪おうとしているのではと考え、弓子の部屋へと向かった。2人はそこで鍵が開いたままで花屋や家具が散らかり荒らされた部屋と、モニターが敷き詰められた監視部屋を目の当たりにした。
 
「弓子のやつ、なに考えてるんだ」
 
「でも、弓子さんが犯人だって決まったわけじゃ……」
 
「あの部屋見ただろ?尋常じゃなかったぞ?」
 
「じゃぁ、和樹が見たハーメルン事件の犯人は、弓子さんだって言うの?」
 
「とにかく警察いこう。和樹がトラブルに巻き込まれたことは事実だ」
 
その頃寛子の息子の俊介が姿を消し、寛子は取り乱しながら警察に事情を説明していた。そしてその後、マンション外には俊介の服と黄色いカーネーションが置かれていた。
 
 
悲しい連鎖
亜紀達は警察に事情を話すが、和樹が一度補導されていたことや、ハーメルン事件が大詰めになっていたことで、誰からもまともに取り合ってもらえず、また唯一信頼のおける荒又達は出張に出かけており、何も出来ず途方に暮れていた。
 
亜紀は弓子の働く店を訪れ、車で出ようとしていた弓子の行く手を阻もうとする。亜紀は和樹が隠されているのではないかと弓子の車のトランクを開けるように指示するが、そこにはなにも積まれていなかった。
 
健一は警察署内で失踪事件に使われた車の情報を耳にし、自分が武文に頼まれ副業をやっていた時に使用していた車だと確信、和樹がさらわれた車かもしれないと疑念を抱いた。武文の不倫相手のいるマンションへ押しかけた健一は武文を問い詰めるが、部屋にも車にも和樹はおらず、そこには、部屋でくつろぐ俊介がいた。
 
「俺が連れ出したのは俊介だけだよ!」
 
「俊介くんだけ?お前が誘拐犯なんじゃないのか?」
 
「ハーメルンの振りしてたんだよ」
 
「なんのために?」
 
「金だよ金!寛子に金持ってこさせるためだよ!」
 
「お前どこまで腐ってんだよ!大馬鹿野郎が!家族を巻き込んでいいはずないだろ!」
 
健一は武文を思い切りぶん殴り、その後すぐに警察がやってきて武文を拘束した。武文はハーメルン事件の犯人になりすまして自分の息子を誘拐し、寛子に身代金を要求、その金で逃亡を試みようとしていたのだった。身代金を用意して犯人の元へ向かおうとしていた寛子は、その様子を目の当たりにし、その場に泣き崩れた。
 
 
サプライズ点灯式
亜紀と健一は和樹の行方を辿るため、和樹が何をしようとしていたのかをそらに尋ねる。和樹はマンションの屋上に自作のツリーを準備し、家族みんなで見られなかった点灯式をサプライズで再現しようとしていたのだった。
 
「ママ、ひょっとして和樹はいまもこのタワーのどこかにいるんじゃないか?男一人タワーから誰にも気付かれずに屋上から下まで連れて降りるなんてリスクが高すぎる。和樹はどこかに閉じ込められてるんじゃないか?」
 
亜紀と健一が和樹を捜索する中、弓子は亜紀の様子からただならぬ事態を感じ、マンションへと戻ってきていた。
すると、マンションの最上階から激しく炎が舞い上がっているのが見えた。寛子が部屋を出た後、ツリーの飾りに火が燃え移り、火災を引き起こしていたのだ。マンション中が火と煙の海になり、次々と住人が避難する中、弓子は急いでエレベーターへと駆け込み、自分の部屋へと戻っていった。
 
その頃、荒又達は口笛のメロディーから犯人の住居を絞り出し、山梨で周囲を捜索していると、ある民家に辿り着いた。そこには人が住んでる形跡があり、今まで失踪した幼児の服が散らばっていた。そしてその場から白いワゴン車が出ていくのが目撃され、警察は後を追った。その後、荒又達は逃走したと思われるワゴン車を発見し、ドアを開けると、そこには毛布を抱えてうずくまる宮瀬礼子(長野里見)の姿があった。
 
「もう一人、運転していたのは誰だ?」
 
 
弓子と亜紀の誓い
亜紀が階段を駆け下りていると、そらが拾ってきて和樹との別れの際に渡したどんぐりが落ちているのを見つける。近くに和樹がいると確信した亜紀は、物音がした方に急いで向かおうとするが、辺りには火や煙が充満しどこに行けばいいのかわからず立ち往生していた。
 
弓子は部屋で監視カメラを操作すると、和樹の居場所を突き止めた。しかしエレベーターはすでに停止してしまい、向かうことができない。弓子は携帯で亜紀に連絡し、防犯カメラの映像から和樹は奥の部屋にいると伝えた。
 
「急いで行って!もう上りのエレベーターは動かない!消防隊の到着を待ってたら間に合わない!」
 
「和樹が奥に……?」
 
「お願いだから、和樹を助けて!!」
 
「弓子さん、大丈夫です!今度は私が和樹を助けますから!必ず助けます!私、母親ですから!」
 
亜紀は火や煙を掻き分けながらなんとか扉を開けると、そこには拘束された和樹の姿があった。そしてその後ろには……
 
 
犯人は……
そこにいたのは航平だった。
 
「航平君?なんでここにいるの?もしかして犯人なの?」
 
「そうだよ。俺がハーメルン事件の犯人」
 
「なんで?なんでそんなことしたの?」
 
「愚かな母親を罰するため。亜紀さんもよくわかってんだろ?世の中クズな母親ばっか。子供のためみたいな顔して、裏側は見栄だの下らないプライドだの自分のことしか考えてない。俺の母親もそうだった。信じられない?これが証拠」
 
航平の身体には火傷のあとがびっしり敷き詰められていた。航平は母親から虐待を受けていたのだった。
 
「嘘だよ、信じない。本当は誘拐なんで誘拐なんてしたの?無理やり誰かに手伝わされたんじゃないの?何か弱みを握られたとか」
 
「違う、全部俺一人でやった誰にも手伝わされてなんかない」
 
「誰かをかばってるの?」
 
そうこうしているうちに消防隊が到着し、和樹と亜紀は無事保護されることになった。
 
航平はその場から逃げ出し、誰かに電話をかける。
 
「わかる?俺だよ!今すぐ逃げて!どこでもいいから!とにかく逃げて!全部バレたんだ。捕まっても全部俺が勝手にやったって言うんだよ?いいね?母さん!!」
 
航平は何度も「母さん逃げて」と口にしながら、そこに辿り着いた警察に拘束された。
 
「残念ながら君のお母さんはもうとっくに捕まってる。お母さん自供したよ。一人目の誘拐は自分がやったって」
 
「違う!あの人は認知症で何もわからないで言ってるんだ」
 
「そうかもしれない。だが医者の小峰先生も宮瀬礼子は子供と遊ぶのが何よりも好きだったと。たとえ見知らぬ子供でも」
 
「そんなの嘘だ!俺が全部やったんだ!悪い母親を罰するために!俺一人で!」
 
「生方航平!もう全部終わったんだよ。もう、本当の自分に戻っていいんだよ」
 
 
母親の愛
航平は宮瀬礼子の息子で元父親の生方姓を名乗っていた。虐待を受けていた航平だったが母親を憎むことはできず、歪んでいながらも母親の愛情を感じていた。
 
和樹が連れ去られた日、航平は寛子に俊介を探すのを手伝ってほしいと言われスカイグランドタワーに向かった際、電話で母親にいつもの口笛を聞かせてほしいとせがまれ、口笛を吹いていたところを和樹に目撃され、和樹を拘束した。航平は母を逃がしたら和樹を解放し、自首しようとしていたのだった。
 
礼子が最初の被害者の男児を連れ去ってきてしまった時、航平は大変なことをしてしまったと思った。しかしその子は親にネグレクトされており、家に帰りたくないと言い、認知症の礼子も子供がそばにいると元気になっていたため、山梨の家で一緒に暮らすようになったのだった。航平は母親に虐待されていた昔の自分と子供達を重ね、次々と問題を抱える子供たちを誘拐した。
 
「ちなみに、君のお母さんな、捕まってからずーっと同じばかりするんで困ってるんだ。うちの子は寝相が悪くてすぐに毛布をはいでしまう。だからかけ直してあげなきゃいけないから大変なんだって。ボロボロの子供用の毛布を絶対手放そうとしない。あれ、君の子供の時のもんだろ?歪んでいても、矛盾していても、それも愛だったんだな」
 
「あの人も寒がりなんで、よろしくお願いします。よろしくお願いします!」
 
航平は荒又に連れられ警察へと連行されていった。
 
 
弓子との別れ
和樹と亜紀は無事健一とそらと再会し、互いに喜びを分かち合っていた。
亜紀は近くで様子を見ていた弓子に駆け寄り、助けてくれたお礼を言った。
 
「どこに行くんですか?」
 
「安心して。もう二度と現れないから。あの子の、和樹のこと……」
 
「はい。幸せにします。必ず」
 
弓子がその場から立ち去ろうとしたとき、亜紀は大声で和樹の名を呼んだ。
すると和樹が弓子の元へと駆け寄っていった。
 
「佐々木さん。あの、僕の母のこと」
 
「雪が降ってたそうよ。あなたのお母さんが、あなたを生んだ日。病院の窓から一本の立派な気が見えたんですって。大きな枝で、のびのびして、逞しくて。寒さで震えてる人たちを温かく和ませてくれるような。それで君の名前を和樹にしたんだって」
 
「母に伝えてくれませんか?僕は今すごく幸せだから、だから、僕を生んでくれてありがとうございましたって」
 
「わかった。伝えるわ」
 
そう言って弓子はその場から消え去った。
最終回(第10話)の感想はここをクリック
10話最終回が終了しましたが、やはり最終回が一番衝撃的でしたね。ずっと弓子が怪しいと思わせていたり、途中で和樹が怪しいと思わせていたり、一体どうなることかと思っていましたが、まさか犯人が、航平とその母親だったとは……最初、航平がただの悪者なのかなと思ってしまったのですが、実際には航平や航平の母親の色々な思いがあったことが伺えました。もちろん誘拐は良くないことで、犯罪ですが、その子供達も虐待を受けている子供達だったりと、色々と考えさせられる事件だったのではないでしょうか。
 
また、最後に母親と名乗らずに和樹が生まれた時のことを話す弓子の姿がとても印象的でした。今まではずっとロボットのようなどこか掴みどころのないミステリアスな演技をされていた弓子役の松嶋菜々子さんですが、最後の表情はさすがといった感じで、とても素敵でしたね。菅野美穂さんも迷いながらも奮闘する母親を見事に演じられていますし、健一役のココリコ田中さんや、息子役の佐野勇斗さん、娘役の稲垣来泉さんの演技も素晴らしくて、高野家最高!といった感じでしたし、とても家族愛が伝わるドラマだったのかなという印象でした。家族愛がテーマとは言っても、サスペンス要素やタワマンヒエラルキーなど色々な要素があって、THE YELLOW MONKEY主題歌の砂の塔もミステリアスな雰囲気を醸し出していてこのドラマに合っていると思いますし、このドラマ、砂の塔は様々な角度から楽しめる作品なのではないかと思います。
<見逃し動画>第9話
 
TVerでの無料配信は終了しました
 
第9話の公式あらすじ

健一が逮捕!?突然現れた警察に、任意同行されていく健一。夫は不在、そして息子は姿を見せず…亜紀は不安にさいなまれる。そんな中、ようやく和樹から電話が・・・。ホッとしたのもつかの間、和樹はなんと「佐々木さんと札幌にいる」と告げる。「明日、自分が生まれた家で、本当の母親に会わせてもらう」という和樹の言葉に、亜紀は呆然――。
 
和樹を取り戻したい…その一心で手がかりを探す亜紀は、刑事・荒又を訪ねる。そしてそこで、14年前の弓子の事件の全てを知ることに。それは、亜紀の想像をはるかに超えた、弓子の壮絶な過去と罪の真相だった――!
 
一方、札幌の和樹の生家にいる弓子と和樹。「本当の母親と再会して、ここで新しい人生をやり直すんだ」和樹の夢はふくらむ。しかしそれには、これ以上なく厳しい弓子からの条件があった。それは「本当の母親に会う代わりに、亜紀とはもう二度と会わない」というもの…苦悩の末に和樹は、ずっと再会を思い描いていた実母との再会を選ぶ――!
 
その頃、ハーメルン事件は急展開を迎えていた。発見された被害者・千晶が口ずさんでいた曲の詳細が判明したのだ。その作曲家のもとに向かった荒又は、事件とのある共通点を発見する!!
 
亜紀・弓子・和樹・健一、そしてハーメルン事件の閉ざされた真相…
第9話、衝撃のクライマックスの幕が開く――!
 
<出典>TBS公式

第9話のネタバレはここをクリック
弓子の過去と明かされる真実
健一は秘密をすべて話すと言うと、弓子は元殺人犯だと亜紀に告げた。詳細を話そうとする健一だったが、武文から電話が入り、話は中断される。武文から副業のことは誰にも言うなと釘を刺され、家に帰ると警察が武文の件(副業)のことで事情聴取をしたいとやってきた。健一は亜紀に、弓子の事件のことは荒又に尋ねるといいと告げ、警察へと向かった。
 
亜紀は言われた通りに荒又を訪ね、弓子の犯した罪のことを尋ねた。荒又はなぜ知りたいのかと亜紀に言うと、亜紀は弓子が和樹を奪おうとしていることを告げ、息子を取り戻したいのだと強く言い放った。息子を捨てたのに奪い返そうとするなんて身勝手だと言う亜紀に荒又は何とも言えない表情を浮かべた。。
 
「確かに、身勝手に思えるでしょうね。何も知らなければ」
 
「え?」
 
「わかりました。すべてお話しします。彼女が殺人を犯したのは、もう14年も前のことです。事件現場となったのは佐々木弓子と高野健一さんが暮らしていた北海道の自宅。その頃たまたま研修で北海道警にいた私がこの事件を担当しました。弓子は元々こちらの生まれです。弓子の母親は厳格というよりも過干渉といいますか、今で言う毒親みたいなものです。で、彼女は高校時代家を飛び出し、アルバイトで自活しながら都内の大学に通った。だが、そこで出会った恋人の健一さんにはなんのアルバイトかは言えなかったそうです」
 
「どうしてですか?」
 
「ホステスをしてたんです。まあ結婚を機に辞めたようですがね。しかし客の一人に質の悪い男がいて、辞めてからもしつこく言い寄ってきたらしい。今で言うストーカーです。やがて和樹君が生まれ、弓子は健一さんの赴任先の北海道に移り住みました。しかし、そこにもストーカーはついてきた。弓子は健一さんには相談できずに警察に通報した。だが、当時はまだ法律も整ってなかった。我々警察がもたもたしている間にクリスマスイブの夕方ついに事件は起きたんです。ご主人が和樹君をつれて散歩に出かけている隙を狙って男は自宅に押し入り、彼女に襲い掛かった。お前を殺したあとは子供も殺す。男はそう叫んだそうです」
 
弓子は襲われた拍子に落ちた包丁で相手を刺した。血まみれの浴室を見て、もうすぐ帰ってくる和樹に怖い思いをさせたくないという一心で遺体を庭へ運び、血まみれの浴室を磨いていたのだった。しかし、弓子の正当防衛は認められず、2年の実刑に処され、弓子は和樹を犯罪者の息子にしたくないと、健一に離婚を願い出たのだった。荒又は弓子は自分の人生を捨ててでも和樹を守ったのだろうと漏らした。
 
 
亜紀の過去と真実
亜紀が家に帰ると亜紀の心配をしていた久美子が迎えてくれていた。久美子にすべてを打ち明ける亜紀。久美子は亜紀の心情を察し、和樹のために弓子に預けると言う手もあるのではと提案した。
 
「和樹を手放せってこと?」
 
「今だから言うけどさ、あんたを置いて家を出てった時、男と逃げたってのは嘘なんだよ。そういうことにしとかないと残されたあんたも踏ん切りがつかないと思ってさ」
 
「うそでしょ?」
 
「でもさ、あの後、借金取りに追われて散々な目に遭って、やっぱりあんたを巻き込まなくてよかったと思った。離れて暮らして正解だって思った。一緒に暮らすだけが正解じゃないと思う。何が一番和樹の幸せになるか、よーく考えて、答えを出してやんな」
 
 
和樹の覚悟
和樹は弓子に連れられ北海道に来ていた。弓子は和樹に本当の母親に会わせると言い、和樹が生まれた家に連れて行った。弓子は今までの辛いことは全て忘れ、新しい土地で本当の母親と暮らしてみないかと告げた。母に会わせてほしいと言う和樹に、弓子は、会わせる代わりに亜紀とは二度と会わないと約束できるかと尋ね、和樹は戸惑いながらもそれを了承した。
 
一方、健一は武文の事件には単に巻き込まれただけということから、逮捕は免れ、事情聴取から解放されると、やっとのことで家に戻ってきた。和樹が北海道にいると聞かされ、健一は弓子の誘拐だと警察に通報しようとし、亜紀と押し問答になる、そうこうしているうちに、弓子から亜紀の元へ電話がかかってきた。
弓子は和樹が北海道で母親と暮らす決意をしたと淡々と告げ、一度荷物を取りに家に帰るが、もうそれきり戻ることはないと言って電話を切った。
 
「帰ってきたら縄で縛りつけてでも引き留めるぞ」
 
「そんなことできるわけないじゃない」
 
「ママは悔しくないのかよ?」
 
「悔しいよ!悔しいに決まってるじゃない!でもあの子は高校一年生なんだよ。あの子なりの考えもあるだろうし」
 
「わかってるけど」
 
「とにかく一度、ちゃんと話を聞いてみよう。和樹が幸せでいてくれることが一番大事なんだから」
 
 
最後の夜
和樹が家に帰ってくると、亜紀と健一とそらはみんなでキャンプに行く準備をしていた。亜紀達は和樹を引き留めようとするのではなく、最後に楽しい思い出をつくろうとしていたのだった。
 
楽しく遊び、食事をした夜、健一は神妙な面持ちで和樹に尋ねた。
 
「いいか和樹、父さんも母さんも本当はお前を北海道になんかいかせたくない。ずっと4人で暮らしたい。でもお前がどうしてもって言うならどうして家族を置いて北海道に行きたいのか、ちゃんと話してくれないか?」
 
「和樹、お願い」
 
「ずっと街を歩いてるのが怖かった。角を曲がるたび、あいつらに会う気がして」
 
「お前をいじめていたやつらか?」
 
「でも北海道にいたらそういう不安がなかった。久しぶりに目の前が明るくなったっていうか。それにいじめのことだけじゃない。本当の母親って人に話を聞きたいんだ。なんで僕は生まれてどうして僕を捨てたのか。それ聞かないといつまでも気持ちがぐちゃぐちゃしたままな気がする。お願いします。行かせてください」
 
「頭を下げるのはお母さんの方だよ。これまで本当のお母さんのこと話さなくてごめんね。お母さん自信なかったんだ。和樹を傷つけずにうまく言えるかなって先延ばしにしているうちにどんどん言えなくなって。でもこれからは変わるよ。今度和樹に会った時には和樹の前で胸を張っていられるお母さんになる。だから行っておいで。本当のお母さんの話聞いてきなさい。和樹がどんな結論を出そうと応援するつもりだから」
 
「ありがとう」
 
 
幸せをありがとう
和樹が北海道へ発つ日。最後に病院に向かった帰りに、曲をくちずさむ女の子をみかける。きれいな歌だねと話しかけると、女の子はハーメルンの歌なのだと告げた。
 
亜紀と健一とそらは最後の日に笑顔で和樹を見送ろうとしていた。
 
「いつのまにこんなに大きくなっちゃったんだろうなぁ。あんなにちっちゃかったのに」
 
「え?」
 
「初めて和樹を抱っこしたとき、2歳だった。紅葉みたいなちっちゃな手でね、お母さんの指をきゅって握ってくれて私この子のお母さんになるんだなぁって思ったら、不安もあったけど嬉しくて愛おしくて、胸がいっぱいだった。和樹、お母さんのところに来てくれてありがとう。幸せをいっぱいありがとう」
 
亜紀は涙を一杯に溜めながら和樹が去っていくのを見送った。
 
 
和樹の家族
マンションでは武文の事件の後から、寛子達を犯罪者一家だとして追い出そうと、梨乃を筆頭に署名活動がされていた。
亜紀は和樹に胸を張っていられる母親になると言ったことを思い出し、梨乃たちのしていることはいじめだと強く反発、脅しに屈することはなく、寛子や俊介(小山春朋)とも普段通りに接することにしたのだった。
 
空港に着いた和樹は、弓子に連れられ北海道に行こうとしていたが、そこへ航平が和樹を止めるためにやってきた。和樹が家を出た後、そらが携帯を盗んで航平に助けてほしいと電話をかけていたのだった。航平は和樹の母親は一人だけだと説得し、亜紀はいつも家族のことだけを考えていたことや、自分の思いなどを語った。
 
和樹はそれでも弓子と一緒に行こうと航平を振り払うっが、胸が痛み、亜紀が泣いている気がすると零した。
 
和樹の部屋で泣いていた亜紀は、和樹かかってきた電話に平常を装いながら出ると、和樹はこれから家に帰ると告げる。
 
「北海道は?」
 
「辞めた」
 
「本当のお母さんは?会って話を聞くんでしょ?」
 
「もういいんだよ。やっぱり俺の家族は父さんと、母さんと、そらだ。やっとわかった。家族を別れるよりつらいことなんてない。あの、警察に疑われた写真、あれは街で色んなお母さん見る度、あーゆー母親の子供は可哀想とか、あーゆー母親はうらやましいとか、つい母さんに重ねちゃって、あんな騒ぎになるなんて思わなかった。そのほかにも今まで、色々ごめん。今から帰る。そらに頼まれてるサプライズ買って、すぐ帰るから」
 
 
ついに犯人現る…!?
和樹はサプライズを買ってカバンに仕込ませ、家に帰ろうとしていた。その時、女の子が口ずさんでいたのと同じ曲の口笛が聞こえてきて、一瞬立ち止まる。和樹は恐る恐るその口笛の聞こえる方を覗いた。和樹はハーメルン事件の犯人に間違いない思い、亜紀に電話すると、犯人を見たかもしれないから警察へ行くと告げた。その瞬間和樹はその犯人らしき人物に気を失わされ、どこかへ連れられ、姿を消してしまった。
 
一方、荒又達がハーメルン事件の捜査をする中、意識不明の女児が目を覚まし、犯人が口笛で曲を口ずさんでいたことがわかった。そしてその口笛の曲は認知症患者のリハビリや症状改善を目的として作曲された曲だということが判明し、まだ実験段階であるため、患者の数は100人ほどに絞られた。警察はついに犯人のしっぽを掴もうとしていたのだった。
第9話の感想はここをクリック
本当のお母さんに会いたい和樹は、弓子に連れられ北海道へ行こうと決意をしました。もう亜紀には会わないと誓って。亜紀達は和樹が幸せならと和樹の気持ちを尊重し、最後の思いでのキャンプに出掛けました。亜紀と和樹の別れのシーンはとても切なく悲しく、でも温かく、和樹と亜紀たちとの家族愛に胸が締め付けられ涙があふれてくるシーンでした。
 
結局和樹は自分の家族は亜紀達なのだと確信し、家に戻ってくることになります。亜紀もママ友達のいじめに戦う決心をみせ、成長している様子が見られましたし、これでまた家族みんなで幸せに暮らせるのだ!とほっと安心たのですが、なんとここで犯人が姿を現し……!?ハーメルン事件の犯人は一体誰なのでしょうか?そして和樹は一体どうなってしまうのか。次回いよいよ最終回。すべての謎が解き明かされるラスト10話も見逃せません。
<見逃し動画>第8話
 
TVerでの無料配信は終了しました
 
第8話の公式あらすじ

ついに明かされた衝撃の事実。
息子・和樹の実の母親は、おそるべき隣人・弓子だった…!
ひどい虐めで大ケガを負った和樹の「母親」だと名乗り、救急車に乗り込んでいった弓子。
絶望の冷たい雨の降る中で引き摺るように歩く亜紀。
見かけた生方は、弱りきった亜紀を思わず抱き寄せた――。
 
一方、病室で処置を受けた和樹は、弓子の存在に疑問を抱く。「あなたは誰なんですか?」
「本当のお母さんのこと、知りたくない?」と意味深に言い残す弓子に、和樹はさらに動揺する。
和樹が、自分の出生にまつわる秘密を知ってしまったのではないかと不安を募らせる亜紀。そんな彼女の不安を煽るように、弓子は亜紀に言った。「私の方がずっと母親にふさわしい」そして、亜紀が気付けなかった和樹の過去について、語り始めた…
驚愕する亜紀。それは、弓子の決定的な切り札だった!
 
弓子に家族を奪われ、自分の居場所を失った亜紀は、街を彷徨い…
そしてこれ以上ない悲劇の運命と出会う!
ついに計画の最終段階に入った弓子は、和樹を見据え…パンドラの箱をあける!
亜紀は、和樹は、そして家族の絆はよみがえるのか、それとも――?
 
<出典>TBS公式

第8話のネタバレはここをクリック
本当の母親
「いつも亜紀さんみる度に思ってた。俺が奪ってやりたいって」
 
航平は雨に濡れる亜紀を見つけると、傘を差し、亜紀を抱き寄せた。
 
亜紀は航平を突き返すと、和樹の元へ行かなければいけないと取り乱す。
2人は和樹の運ばれた病院を探そうと電話をかけ始めた。
 
一方病院で治療を受け、意識を取り戻した和樹は、そばにいる弓子に感謝をしつつも、なぜ自分にそこまでするのか不思議に思っていた。
 
「あの、なんでここまでしてくれるんですか?あなたは誰なんですか?」
 
「あなたの本当のお母さんのこと知りたくない?」
 
亜紀が和樹を探しに家を行こうと出て行こうとすると、和樹が病院から帰宅してきた。
しかし和樹は心を閉ざし、亜紀に全く取り合うことなく、また部屋にこもってしまった。
 
亜紀は弓子の部屋へ病院の治療費を返しに向かった。
 
「ほかに私に聞きたいことがあるんじゃない?」
 
そんな亜紀に弓子は明らかになにか言いたげな様子を見せる。
 
「なんのこと?」
 
「例えば私が本当の母親だと名乗ったかどうかとか。私からは名乗ってない。でもそもそも和樹はあなたが本当の母親じゃないことを前から知っていた」
 
亜紀は和樹がずっと前から自分たちが隠していた事実を知っていたことを聞き、驚きを隠せなかった。
 
 
家族の絆
航平のことを気に入りなにかと付け回していた寛子。しかしながら、亜紀に好意を抱く航平は相変わらず寛子にはつれない態度だった。寛子は航平が亜紀を抱き寄せた時の写真を見せ、それをばら撒くと航平に脅しをかけてきた。しかし航平は自分が職を辞すことも覚悟していると、寛子を突っぱねる。
 
寛子は亜紀に詰め寄ると、どんな手を使って航平をたぶらかしたのかと、ものすごい剣幕で聞いてきた。寛子は頭に血が上り、マンション中に亜紀と航平が不倫していると言いふらすと、亜紀とつかみ合いの言い争いになり、亜紀はその拍子に頭をぶつけ、倒れてしまう。
 
騒動の末、亜紀は数日入院することになり、弓子はそのことを健一に報告して、手伝えることがあったらなんでも言ってほしいと告げた。
 
亜紀は病室で目を覚ますと、久美子に一部始終を話し、弓子に家庭が乗っ取られるのではないかという不安を吐露していた。
 
一方、高野家にて、健一が慣れない手付きで夕飯の支度をしていると、弓子が完璧な食事を用意し訪ねてきて、和樹とそら、健一と弓子の4人は食事を共にすることになる。
 
弓子は健一に亜紀が病院に運ばれた原因は亜紀と航平の不倫だと言い、亜紀がしたためておいた離婚届を差し出した。
 
 
和樹が知りたい事実
「あの話、本当なんですか?僕の本当の母親を知ってるって」
 
「あなたはどこまで知ってるの?」
 
「最初に気付いたのは中1の時でした。親が結婚指輪を外した時でした。偶然見たんです。内側に結婚式の日付が刻まれていて俺が生まれたよりも2年も後だったから、おかしいなって。それで戸籍とか色々調べたら、なんだこれって。いつか言ってくれると思ってました。でもいつまで経っても言ってくれないから、あぁ、この人たち俺を信用してないんだなぁって。やっぱ所詮、他人なんだなぁって」
 
「話してくれてありがとう。本当のお母さんのこと話してあげてもいいわ。でもそのかわり、今のお母さんを捨てる覚悟はある?」
 
和樹は弓子の元を訪れ、本当の母親のことを尋ね、泣きながら自分のため込んでいた気持ちをぶちまけた。しかし弓子に今の母親を捨てる覚悟を聞かれ、自分がどうすべきか戸惑い、悩み始める。
 
 
亜紀の居場所
亜紀は翌日退院できることを聞かされるが、健一に言われたことを気にし、不安に思っていた。
弓子は病院を訪れると、亜紀に話しかけた。
 
「家に帰るのが怖い?だったら帰ってこなくていいわよ」
 
「なんであなたにそんなこと」
 
「私があなたのかわりにあの家のお母さんになるって言ってるの。私の方がずーっと母親に相応しいわ。あなたが母親だとあの子達を不幸にさせるだけよ。あなた知らないでしょ?和樹のいじめが始まったのもう3年も前よ。」
 
「え?」
 
「私は知ってたわ。あの子をずっと見てたから」
 
「ずっとよ。あの子を手放してからもあの子のことだけを見てあの子のことだけを考えてた。学校からの帰り道あの子はいつも一人ぼっちだった。それでも彼が親に相談できなかったのはなぜだかわかる?あなたが本当のお母さんじゃないって知ってたからよ。ちゃんと受け止めてくれてもらえるのか自信がなくて怖くて言えなかった。あの子、いつかあなたが本当のこと話してくれるって信じて待ってたって。あなたがこっちを見る度にもしかしたらって、今日はダメでも明日こそは、毎日毎日どんな思いであなたを見つめてたか。あなた、気付かなかった?でもあなたはいつまで待っても言わなかった。それであの子ようやく気付いたのよ。自分が思ったほど母親はこっちを見てくれていないって」
 
「いつかは」
 
「いつかは言おうと思ってた?ひどい言い訳ね。四六時中子供を見ることなんてできない、完璧なんて無理、だったら辞めなさいよ母親なんて。あのままいじめが続いてたら、いつかあの子は死んでたかもしれない。自分で命を絶ったかもしれない、もしそうなったとしてもあなた同じことが言える?完璧なんて無理って言える?私はあなたをずっと見てた。あなたがいつちゃんとした母親として和樹の力になってくれるのかって。でももう3年よ。さすがに限界。私なら完璧に母親ができる。和樹の、いえあの家族を守るためだったらなんだってできる。あの家にもうあなた居場所はもうないわ」
 
 
13回目の点灯式
亜紀は退院してマンションへ戻ろうとするが、弓子と楽しそうにする和樹とそらを見て引け目を感じ、引き返してしまう。
 
その頃航平は職を辞し、しばらく旅行に行くことにしたと亜紀に報告した。
 
航平は亜紀に、自分は絶対に泣かせたりしないと言い、自分と一緒に来ないかと言い出した。亜紀は心が揺れそうになるも、毎年家族で見ていたツリーの点灯式のアラームが鳴り、ふと我に返る。
 
「ごめん、あの子達はやっぱり私の身体の一部だから」
 
「亜紀さんはいいお母さんだよ。お母さんの帰りをあの子達きっと待ってるよ」
 
亜紀は携帯を取り出し、家族に「19時にみんなでツリーの点灯式を見よう」とメールを送った。ツリーの前で皆が来るのを待っていた亜紀だったが、探しても家族姿は見えず、ツリーは点灯の時間を迎えた。すると、落胆する亜紀の元へ、遅れて健一とそらが走ってやってきた。
 
「すまん、和樹は連れて来られなかった」
 
「至らない妻でごめん。完璧なママじゃなくてごめん。私、この13年間お母さんしかやってこなかったけど、でもそれってきっと世界中を旅するのと同じくらい楽しくて幸せな13年だったなって。パパ、そらちゃん、これからも私を高野家のお母さんでいさせてください」
 
「俺も同じこと思ってた。こんな紙破って食っちまいたいって。俺たち不完全でいいじゃん。お互い足りない分はお互い補い合って、2人で子育てしていこう。だからママこれから先も俺をママの夫でいさせてください」
 
「はい」
 
傍から亜紀達の様子を見守っていた和樹。亜紀の元へ行こうとすると弓子が和樹を引き留める。
 
「約束したわよね?本当のお母さんのことが知りたいから、今のお母さんを捨てるって。どうなの?」
 
「はい」
 
和樹は弓子と2人で雑踏の中へ消えて行った。
 
「ママ、全部話すよ。昔弓子と何があったか。彼女と俺が犯した罪のこと」
 
健一は亜紀に向かって、自分と弓子の過去を全て話すことを誓った。
第8話の感想はここをクリック
完全に弓子は亜紀の家庭を乗っ取ろうとしていましたね。弓子の親としての気持ちもわかりますし、和樹や亜紀の気持ちも、それぞれの人物の過去や心情などがあって、気持ちが痛いほどわかるので、とっても切ない気持ちにさせられました。
 
なんとか高野家は元に戻ろうとふんばりをみせ、健一も全てを明かそうと言ってくれましたね。それにしても、健一と弓子の罪とは一体なんなのでしょう。弓子は一人殺してると言っていたのでその件なのかなぁと推察できますが、その件のせいで和樹を置いて離婚し離れ離れになったのかもしれませんね。もうすぐ最終回ももうすぐですし真相にどんどん近付いてきています。次回9話ですが、弓子の明かされる過去、和樹のこと、また犯人についてもどうなっていくのか、展開が気になります。
<見逃し動画>第7話
 
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第7話の公式あらすじ

亜紀は、面談の席で和樹が相変わらず授業をサボりがちで改善の兆しがないと聞く。担任から父親は来ないのかと聞かれるが、もう二度と会わないと言っていた弓子に健一が会っていたところを目撃した亜紀は、健一を拒絶。息子は自分ひとりで守ると虚勢を張る。
 
そんな中、亜紀は和樹の同級生・成美から和樹が撮った写真が入選し、次の日曜日に表彰式があることを知る。久しぶりの明るいニュースに心躍る亜紀は、表彰式に来ていくためのスーツを買ってやるが、和樹は部屋に引きこもったまま。亜紀は気持ちを奮い立たせて、表彰式に出席して欲しいと声をかけ続ける。
亜紀の必死の説得に、和樹はようやく明るい表情を見せ、表彰式に出席すると約束したのだが…その先には、思いがけない展開が待っていた!
 
一方、弓子から「あの夫婦の秘密」だと1通の封筒を渡された生方は、葛藤の末、思わず封筒を開けてしまう。そこに入っていたのは、ある一枚の写真。その後その写真を見た亜紀は、これまで積み上げてきた全てを完全に覆すほどの衝撃を受ける!
 
その頃、ハーメルン事件では5人目の被害者が発見される!失踪した子供達の秘められた共通点に気付いたのか、荒又刑事は意味深につぶやくのだった…「母親に見えているのが、本当の息子の姿とは限らない」。
 
いよいよ明らかになる隣人・弓子の真の目的と、壮絶な過去…
そして、それらはハーメルン事件と不気味な符合を見せていく!
物語はついに最終局面へ!
第7話、全ての謎が明らかになる!
 
<出典>TBS公式

第7話のネタバレはここをクリック
家庭崩壊
ハーメルン事件の被害者で行方不明だった女児が山中で見つかり、メディアでも大々的に報道される中、その女子は意識不明ではあるものの、命に別状はなかった。しかしその女児には古い治りかけの傷が多数あり、親から虐待を受けていた可能性が浮上した。
 
模試だと嘘をついて紅葉狩りに来なかった和樹は、不良の少年たちとつるんでおり、相変わらず亜紀に反抗的な態度を取っては、金をせびるような真似をしていた。
 
一方の亜紀は健一が嘘を付いて弓子と会っていたのを見て健一に失望し、覚悟を決めたのか、離婚届を取り寄せ箪笥の中にしたため、父の墓参りに向かっていた。
 
「お父さん、私と健一さん、もうダメかも」
 
「浮気でもされたのかい?」
 
同じく夫の墓参りにへやってきた久美子が亜紀に嫌味のように問いかけた。
 
「やっぱり。だから私は反対したんだよ。あんなバツイチ男と結婚するとろくなことにならない」
 
「その話はやめて」
 
「秘密なんてのはね、いつまでも隠し通せるもんじゃないんだよ。ましてあんな大嘘を」
 
「健一さんの前の奥さんは亡くなったんだから。今の私たちにはもうなんの関係もないの。子供たちの前で、絶対に余計なこと言わないでよ」
 
 
夫婦の秘密
航平は弓子から高野家の夫婦の秘密がわかると言って渡された写真が入った封筒を、封を開けずに弓子に返しに行った。
 
「弱虫ね」
 
「あなたの言うことなんて何も信用できないので」
 
「亜紀さんに告白したら?彼女今弱ってるし手に入れるなら今がチャンスじゃないかしら」
 
「俺は人の家庭を壊してまでどうこうしようなんて思いません」
 
「偽善者」
 
「あなたより常識があるだけです」
 
「君はただ憶病なだけ下手したら子持ちの人妻の人生を背負うことになる。それが怖いんでしょ。これは、ここに捨てとくわ」
 
弓子は書類をわざと航平の目の前に置いていった。
 
航平は意を決してその封筒を開けると、中には衝撃的な事実が隠されていた。
 
 
明かされる過去
航平は健一の元を訪れると、弓子から渡された写真を見せた。健一は激しく動揺し、この写真のことは言わないでほしい告げるが、そこへたまたま通りかかり話を聞いていた亜紀が健一を問いただした。
 
「弓子さんがどうしたの?」
 
亜紀が封筒を取り上げると、そこにあったのは健一と弓子のウェディング写真だった。
 
「なにこれ?パパがこの人と夫婦だったってこと?だって前の奥さんは亡くなったって言ってたよね?嘘なの?嘘ついてたの?じゃあ和樹の母親って……」
 
前妻は死んだと知らされていた亜紀は、その写真で和樹が健一の前妻である弓子が生んだ子供だと確信した。
 
「和樹が1歳になったころ、あいつは離婚したいと言い出して、和樹を捨てて出て行ったんだ」
 
「どうして?」
 
「それは、わからない。なんで今になって俺たちの前に出てきたのか」
 
「和樹を取り戻すためよ。だからうちを壊そうとしてめちゃめちゃに」
 
 
本当の和樹
亜紀は弓子の家に出向き、和樹の育児日記を手渡した。亜紀は和樹が2歳のときから今まで、どんな思いで育ててきたかという思いを弓子にぶちまけ、母親は自分しかいないのだと告げた。
 
「あなた、今の和樹を知ってる?本当の和樹をどれだけ知ろうとしてる?あなたは和樹のことがなにも見えてない」
 
「あなたは和樹の何を知ってるっていうの?負けませんから。一度和樹を捨てたあなたには絶対負けませんから」
 
亜紀は成美から和樹の写真がコンクールに入選したことを聞かされ、日曜日に表彰式があることを知る。和樹にコンクールに行くことを伝えるが和樹は相変わらず亜紀を無視し続ける。
 
「和樹、何があってもお母さんは和樹のお母さんだから。和樹のこと世界で一番、大事に思ってるからね。ごはんできたよ、食べよう」
 
亜紀の説得のかいあってか、和樹は部屋から出てくると、おもむろに口を開いた。
 
「何言っても怒らない?」
 
「うん」
 
「10月29日のことだけど」
 
「和樹が誘拐犯じゃないかって警察に疑われてた日」
 
「友達といたんだ。前の学校の。万引きした者横流ししたりとかやばいことしてる奴ら」
 
「それで?」
 
「俺はやってないよ、万引き。でもそいつらに根性ないって言われるのが嫌で、貯金おろしたりして金作ってその金でゲームやスマホ買って万引きしたふりしてそいつらに。でもさすがにこのままじゃダメだ。いい加減やめなきゃって。だからあいつらと縁切ることにしたから」
 
「本当?」
 
「本当だよ母さん」
 
「ありがとう、話してくれて」
 
 
和樹の母親
亜紀は和樹にスーツを新調し、一緒にコンクールの表彰式へ向かおうとしていた。和樹は携帯を忘れたから先に行っててほしいと告げ、亜紀達は先に会場へ向かった。
 
和樹は不良の少年たちに万引きしていないことがばれ、10万を持ってこいと脅されており、家中の金を漁って持っていくが、金が足りず、激しい暴行を受けた。近くで見ていた成美は亜紀に連絡し、亜紀は必死で和樹を探しに行った。
 
和樹が暴行を受ける中、傍から現れた弓子は、少年たちの目の前にやってくると撮っていた動画や写真を目の前にかざして見せた。
 
「あなたたちのしていたことは傷害罪、脅迫罪、恐喝罪、それから暴力行為法違反。逮捕されたら間違いなく少年院送りね。この動画もネットに流しとくわ。これで全員退学、就職はおろか、街を歩くことさえできなくなる。この先一生人の目に怯えながら生きて行くのよ。言っておくけど、仕返しに彼を傷つけよう何て考えない方がいいわよ。もしこれから先彼に指一本でも触れたら、私があなたたちを殺す」
 
「は?そんなことできるわけねーだろ」
 
「こう見えて私、もう一人殺してるのよ。何人か増えたってなんてことないわ」
 
その時、サイレンの音が聞こえ、少年たちはそそくさとその場から立ち去っていった。和樹は気を失い、救急車で搬送されようとする時、やっとのことで亜紀は和樹の元へたどり着くことができた。そして亜紀は気を失っている和樹に涙ながらに謝罪していた。
 
「これでわかったでしょ?積み重ねてきた年月なんてなんの役にも立たないの。命がけで子供を守る覚悟がないくせに、そんな女が母親って言える?私はあなたとは違う。和樹のためなら地獄にだって堕ちる覚悟はある」
 
弓子は自分が付き添いの母親だと名乗り、救急車へと乗り込んだ。
 
世間では、ハーメルン事件は新たな犠牲者を生み、小学6年生の児童が“ハーメルンについていく”と自ら書置きを残して出て行ったことが判明した。今までは母親に何らかの落ち度が見受けられたが、その母親には特に不審な点が見当たらなかった。しかし捜査を進めるうちに子供がいじめに遭っていることがわかり、母親はそのことにはまったく気づいていなかったのだった。
第7話の感想はここをクリック
今回は色々な謎や、嘘が明らかになった回でした。たくさんありすぎて追いつかないくらいでしたが、さすがの伏線回収といった感じではないでしょうか。健一がバツイチだったことや、和樹が前妻との子で、健一は前妻は亡くなったと嘘を付いていたけど、実は生きていて、それが真上階に住み高野家を監視する弓子だった……と。
 
かなりの衝撃的な事実が詰め込まれていましたね。弓子は和樹を取り戻すために亜紀達を崩壊させようとしていたのでしょうか。それとも単純に和樹を見守りたくて監視していたのでしょうか。弓子のセリフの一人殺していると言うのも気になりますし、松嶋菜々子さんのミステリアスな演技がさらに怖さを増しているといいますか。すごい、の一言です。菅野美穂さんの一生懸命な母親にも見入ってしまい、涙腺が崩壊しそうでした。
 
まだまだ解明されていない謎がたくさんあり、残りあと3話となりましたが、ここからさらに怒涛の展開が待ち構えていそうですし、次回8話の展開も楽しみです。
<見逃し動画>第6話
 
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第6話の公式あらすじ

和樹がハーメルン事件の犯人と疑われ、警察に事情聴取されて以来、亜紀と和樹の間には、溝ができたまま。家族と会話もせず、学校も休むという和樹を心配し、亜紀は健一に担任教師との面談に一緒に来て欲しいと頼む。しかし、健一は前夜に会った弓子のことが頭から離れず、心ここにあらず。しかも、健一のシャツには口紅のような赤いシミが…亜紀はまさかと思いながらも、浮気を疑う。 しかしその相手が弓子だとは、まったく思いもしていない。
 
そんな中、亜紀は弓子に夕食に誘われる。食事に誘われた相手が弓子とは知らず、健一は動揺を隠せない。実は健一と弓子の間には、過去に関係があったのだ。
さらにそこへ、新たな客が訪れる―。それは弓子が招いた生方だった!亜紀が生方を自宅に呼んでいたなどと、あおるように話す弓子。健一は、まんまと亜紀と生方の仲を疑い、気まずい雰囲気に…。
 
その後、亜紀は生方から、今までの不可解な出来事はすべて弓子が仕組んだ罠の可能性があると聞かされる。にわかには信じられない亜紀だが、弓子と健一のただならぬ様子を見てしまい…
弓子が自分に近づいたのは、健一を奪うため!?苛立ちを抑えきれなくなった亜紀は、弓子からプレゼントされたプリザーブドフラワーを投げ捨てる。すると、そこから盗聴用の小型マイクが……!
 
一方、ハーメルン事件の捜査を進める刑事・荒又は、捜査線上に浮かんできた弓子のもとを訪ねる。「なぜあのタワーマンションに現れた?一体、何が目的?」笑顔を湛える弓子。弓子の目的は、高野家の崩壊ではないのか?やはりハーメルン事件の犯人は、弓子…!?
 
次々と明らかになる隣人の完璧な策略!高野家を崩壊させようとする隣人の真の目的とは…バラバラになりかけた家族の絆を、亜紀は母として守ることができるのか!
 
<出典>TBS公式

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第6話のネタバレはここをクリック
口紅
マンションのエントランスで弓子の姿をみるやいなや、驚きの表情を隠せない健一。
 
「すごい偶然ね」
 
「偶然?」
 
「当り前じゃない。変わらないわね、健一さん」
 
「君こそ」
 
「私は変わったわ。色々あったから。会えてうれしかったわ」
 
健一は家に帰り、亜紀から和樹のことで相談を受けるも、弓子に会ったことで動揺を隠しきれず、亜紀が話しかけてもうわの空状態だった。
 
健一は唐突に弓子から呼び出されると、互いの馴染のバーへと向かい、一杯だけと言われ付き合わされることになった。焦る健一を目前に弓子はどこか怪しげながら、余裕の表情を浮かべていた。そしてその夜健一が家に帰ると、シャツには口紅がついており、亜紀はそれを見て不信に思い健一の様子を観察することにした。
 
とある日、健一が武文の付き添いで銀座のクラブに向かうと、そこにはママとして働く弓子の姿があった。
 
 
険悪
健一は仕事で和樹の面談に行けそうにないと亜紀に伝えると、亜紀はシャツについた口紅の件から健一の行動を怪しむようになり、なにかと健一に突っかかっていた。
そんな折、弓子は亜紀にきついことを言って申し訳なかったと謝りをいれてくると、弓子は自分の夫が浮気をしていて、亜紀に嫉妬していたのだと白状した。
今の自分と似たような状況に他人事と思えない亜紀は、一緒に食事をして気楽に話そうと言い出し、弓子の部屋で家族と一緒に食事を共にすることになった。
 
健一は誰とも知らされず弓子の部屋に入り、弓子の姿を見て愕然とする。弓子はというと、そんな健一を弄ぶかのように白々しく他人の振りをしており、その姿は明らかに健一の冷静さを欠くふるまいだった。
 
弓子は突然何を言い出すのかと思うと、サプライズゲストを呼んだと告げる。インターホンがなり、そこに現れたのは何も知らされずに訪れた航平だった。
 
全ては亜紀を混乱させ、陥れるために、わざと弓子はこの食事会を仕組んでいたのだった。
 
航平は部屋を出ると追いかけてきた亜紀に弓子がわざわざ亜紀の部屋の真上に引っ越してきたことや、健一と知り合いだということなど、弓子に関して調べ上げたことを全て亜紀に告げた。航平の言うことを信じようとしない亜紀だったが、部屋に戻って健一と弓子の会話を聞き、親しげでただならぬ様子を感じて健一を問い詰める。
 
 
弓子の本性
亜紀は弓子に弄ばれていたことを悟り、弓子からもらったプリザーブドフラワーのブーケをゴミ箱に投げつけた。するとそこから弓子が仕掛けた監視カメラが出てくる。 
 
「盗聴してたんですか?主人に付きまとってるんですか?だからうちの家族を壊そうとして私に。......何がおかしいの?」
 
「やっと気付いたの?このタワーに来てからおかしなことが色々あったでしょ?あれ全部私よ?」
 
亜紀は今まで受けた仕打ちや不可解な出来事がすべて弓子の仕業とわかり、弓子を問い詰めに向かっていた。
 
「最初から友達の振りして近付いたのよ」
 
「どうして?嬉しかったのに。私のこといいお母さんだって言ってくれて」
 
「あなたがいいお母さんなわけないじゃない」
 
亜紀は部屋へ戻り、他にも盗聴器やカメラがないか探していると、健一が何事かと問いただす。亜紀は弓子のことで全てに疑心暗鬼になっており、健一に当たり散らすが、一方の健一は亜紀と航平の関係を疑い、互いにわき目も触れずに言い争いを始め、高野家には険悪なムードが漂っていた。
 
 
再会
荒又は航平から弓子のことを詳しく聞き、弓子が勤める銀座のクラブを訪れていた。
 
「なんであのタワーに住んでる?今更あの家族を引っ掻き回して何になる?」
 
「引っ掻き回す?」
 
「そうだろ?引っ掻き回して壊そうとしてる」
 
「仮に私があの家族を壊したいと思っていたとして、本当に強い絆があれば、私なんかに何ができます?家族なんて壊れるときには壊れるんですよ。よくご存じでしょ?」 
 
「本当は何が目的?」
 
弓子は何も答えず、荒又を帰そうとすると、荒又はまた必ず来ると言い残し去っていった。
 
 
家族の絆
亜紀達家族は航平の体操教室主催でそらが楽しみにしていた紅葉狩りに参加することになった。健一と気まずい亜紀は携帯が鳴るたびに疑いをかけ、健一はそれに嫌気が差し、帰宅しようと車へと戻ってしまう。2人が言い合いをしていて目を離していた時、そらはその場から姿を消してしまっていた。亜紀はそらを探しに森の中を歩いていたが、途中で怪我をし、道に迷ってしまいうずくまっていた。
心配した航平と健一らが捜索に向かうと、航平はそらを無事見つけることができた。一方健一も無事亜紀を見つけることができ、亜紀はほっとして健一の手を握る。
 
「悪かったよ。置いて帰って。今日だけじゃないな。今までずっと一人ぼっちにして割るかった。家族のことママにだけ押し付けて悪かった。寒いよな?足大丈夫か?俺たち、もっと2人で大人になろう」
 
健一は弓子とはもう二度と2人で会うことはないと約束した。
 
翌日。健一は和樹の面談のために仕事を抜け、亜紀との待ち合わせ場所に向かっていた。途中で弓子に呼び止められ、カフェに入っていく2人。亜紀はその姿を目撃していた。
 
 
弓子と健一の過去
「私の言った通り、彼女に伝えてくれた?」
 
「伝えたよ、弓子にはもう会わないって」
 
「そう、良かった」
 
弓子は亜紀に見せつけるかのように健一の頬にキスをした。
 
そして健一は弓子がバーに置いていったクリスマスソックスを取り出した。
 
「取りに行ってくれたんだ」
 
「あそこに置いておくわけにいかないだろ。君が責任を持って捨てるんじゃなかったのか?」
「捨てられないわ。だってこれはあの年のクリスマス…」
 
「そんな話をするなよ。あれは俺と君だけの秘密だ」
 
弓子が血塗れの浴室を掃除している場面が写る。
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弓子の容赦ない攻撃が亜紀達家族を崩壊させようとする中、必死にもがく亜紀でしたが、弓子の贈り物の花から監視カメラが発見されて…今回はやっと弓子が本性を現しました。まさか優しそうな隣人がそんなことするとはだれも思わないはずですよね。恐怖しかありません……そして亜紀はそんな弓子の嫌がらせに負けず、健一や家族の絆をなんとか取り戻そうとします。
 
しかしそれはラストでひっくり返されることとなり、どれもこれも全てが弓子の思惑通りだった、ということなのでしょうか。ラストでは2人の間になにか秘密があるということがわかりますが、弓子と健一の間に一体何があったのでしょうか。そして弓子と血まみれの浴室とクリスマスソックスの存在の意味とは…?謎が謎を呼び、深まるばかりですが、いよいよ物語も後半に突入しますので、謎が解明されていくのではないでしょうか。
 
次回、7話もますます目が離せなくなりそうです。
<見逃し動画>第5話
 
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第5話の公式あらすじ

亜紀は、橋で生方に会っているところを息子・和樹に目撃され、生方との不倫を疑われてしまう。何とか疑いを晴らしたいが、和樹は聞く耳を持たない。困った亜紀は、生方に相談。生方は、亜紀に「もう会わないでおこう」と告げる。一抹の寂しさを覚える亜紀。
 
一方、落ち込む和樹に声をかけたのは隣人・弓子。弓子のたくらみにより、今まで隠されていた和樹の『裏の顔』が明るみに…。実は和樹は“ダメな母親たち”を大量に盗撮していたのだ!その写真の存在が公になり、タワマン主婦は、和樹こそがダメな母親に罰を与える連続誘拐=ハーメルン事件の犯人ではないかと騒ぎ始める。ついには荒又たち刑事も動きだし…。
 
思わぬ事態に和樹と話し合おうとする亜紀だったが、和樹は拒絶。そのまま家から飛び出し、警察に追われる身となってしまう。ショックを受けた亜紀は、夫・健一に連絡するが、健一は取引先の阿相に怪しい副業の手助けを頼まれ、それどころではない。家族を襲うかつてない危機!息子の無実を晴らすため、亜紀は成美たち同級生や、以前の高校にまで足を延ばし、和樹のアリバイを見つけようとする。しかし、和樹の無実を証明する情報は出てこない。何とかしなければ…必死に奔走する亜紀の前に、立ちはだかる影。それは弓子だった――。
 
一方、亜紀の話で弓子に不信感を持った生方は独自に弓子のことを調べ始める。そこで明らかになったのは、弓子の嘘で塗り固められた生活だった。果たして佐々木弓子は何者なのか。刑事の津久井の「何したんですか?その女」という問いかけに、荒又はつぶやく。
「殺人だ……」
 
我が子の無実を証明する為、家族を崩壊から守る為、立ち上がる母!
裏で操る隣人との“直接対決”…ついに明らかになる隣人の正体! 全ての謎が明らかに!
 
<出典>TBS公式

第5話のネタバレはここをクリック
深まる溝
ハーメルン事件の捜査が進む中、犯人は女性なのではないかとされていたが、犯人が子供の扱いに長けていたり、子供の内緒のお友達となってたりすることから、子供と年の近い未成年なのではないかとの見方が強まってきていた。
 
亜紀が航平に見送られ家に帰ろうとしている時、和樹は落ち込んでいるところを弓子に励まされていた。家に戻った和樹は亜紀を無視して部屋に入り閉じこもってしまう。翌日、和樹の帰りが遅いことを心配し、和樹の部屋を覗こうとしていた亜紀。ちょうどその時和樹が帰宅し、人の部屋を勝手に見るなと冷たく言い放った。
 
「ちゃんと答えて、どこに行ってたの?」
 
「なんだっていいじゃん。こっちは秘密黙ってやんてだろ」
 
「秘密?」
 
「とぼけんなよ、見たんだよこっちは」
 
「見たって?」
 
「母さんがマフラーもらって浮かれてるとこだよ」
 
和樹は航平と亜紀が不倫していると勘違いしており、亜紀は誤解を解こうと必死に話そうとするが和樹は相手にしようとしなかった。
 
 
弓子への疑い
亜紀は航平にマフラーを返しに行き、和樹が自分たちの不倫を疑っていることを打ち明ける。航平は自分の行動が亜紀に迷惑をかけていると痛感し、もう会わないようにすると亜紀に告げた。
その後、亜紀は和樹の高校に呼び出され、和樹が無断欠席しており、しかもそれが初めてではないこと知らされた。亜紀はそんなはずはないと、起きている状況を信じることができなかったが、担任から和樹が休み時間いつも一人でいて、何か大きな悩みを抱えているのではないかと言われ、激しく動揺する。
 
一方航平は、亜紀の言葉が気にかかり、弓子の人物像を探り始め、弓子の夫がいるという会社に電話をかける。しかしニューヨーク支店に赴任しているはずの佐々木という人物はその会社には存在しないことがわかった。航平は寛子に頼み、弓子のフラワーアレンジメント教室の生徒として通い、弓子に探りをいれようと画策する。
 
亜紀は帰宅した和樹に担任に呼び出されたことを告げ話し合おうとするが、和樹は相手にしないどころか、そらの面倒を優しくみていた今までの優しい和樹から一変、和樹は亜紀に反抗的な口の利き方をするようになっていた。亜紀は健一にも相談するが、思春期によくあることだと一蹴されて終わってしまう。
 
 
和樹が犯人!?共犯者は?
無断欠席している和樹を見かけ、こっそり追跡していた成美。和樹に何を撮っているのかと聞きカメラを取り上げようとすると、和樹にウザいと言われ冷たくあしらわれる。しかし、成美はカメラを取り上げた拍子にカメラのデータを盗んでいた。家でデータを見ていた成美に駆け寄る梨乃は、親子の写真ばかりが写っている写真を見て、和樹が盗撮していると決めつけ、翌日マンションの掲示板に大々的に張り付けたのだった。
 
亜紀はほかの母親達から和樹のことを問い詰められ、謝罪をするが、周りはハーメルン事件の犯人なのではないかと疑いの目を向け、寛子は警察を呼ぶと言い出した。亜紀は家に戻って急いで和樹に写真のことを問い詰めた。
 
「あの写真、本当にお兄ちゃんが撮ったの?」
 
「だとしたらどうなの?」
 
そうこうしているうちに荒又と津久井が亜紀の家にやってくる。亜紀は疑われることを恐れ、和樹のパソコンを隠そうとした。
 
「俺を疑ってるのは母さんだろ?お母さんを信じてだっけ?信じてないのはそっちだろ?」
 
「違う、お母さんは和樹のために、和樹を守る」
 
「嘘つくんじゃねーよ、全部自分のためだろ?近所の目が怖いだけだろ?あんたが守ってんのは俺じゃなくて自分だろ?」
 
和樹はそう言い捨てるとマンションから逃げ出してしまった。
 
 
最悪な母親
困り果てた亜紀が頭を抱えていると、弓子がそっと駆け寄って事情を聞いてきた。
 
「最悪ね」
 
「はい、まさかこんなことに」
 
「最悪なのはあなたよ。和樹くんて本当にいい子よね。妹の面倒も良くみてるし」
 
「小さいころから本当に手のかからない子で」
 
「あなたはそれをいいことに本当の和樹君を見ようとしなかった。母親であるにもかかわらず。でもある日あなたは息子の知らない一面を見てしまった。あなたは突然息子が怖くなった。この子は私の知ってる和樹じゃない、どうしよう、周りの人たちがいうようにあの子は本当に悪いことをしたんじゃないかって。あなたは自分自身の息子を信じられなかった、違う?」
 
「違います、私」
 
「あなたは和樹くんを疑ったあの子もそれに気付いた。だから出て行ったんでしょ?最悪の母親じゃない」
 
 
不穏な影
亜紀は成美や和樹の他のクラスメイト達から和樹の行きそうな場所や交友関係を聞きまわり、和樹の居場所を探していた。部屋のパソコンから和樹の“たすけて”というメッセージが見つかり、亜紀は涙を溜めながら今までのことを振り返った。
 
そして和樹が警察から保護されたと連絡があると、亜紀は必死で和樹を庇い、涙を流しながら和樹に謝った。亜紀の心配とは裏腹に、すでに警察の調べで和樹が誘拐事件とは関係ないことが証明されており、ほっと一安心する亜紀だったが、肝心の和樹は亜紀のことを無視し、一向に心を閉ざしたままだった。
 
一方、探りをいれようと弓子の後をつけていた航平は、弓子にストーカーだと通報され、警察に連行されてしまった。航平が佐々木弓子という人物が怪しいと警察署内で騒ぎ立てていると、戻ってきた荒又がその名前を聞いて過去の出来事を思い出した。佐々木弓子は以前殺人を犯したことのある人物だったのだ。
 
相変わらず武文のアリバイ工作に付き合わされていた健一は、武文から大きい契約をするかわりに副業を手伝ってほしいと言われ、女性を空港まで送り届けるという仕事を引き受ける羽目になっていた。影では大金が動いていて、内容を詳しく聞いてはいけないと言われるなど、明らかに怪しい仕事だったが、健一は武文に借りがあり、辞めたくても辞めることができずにいた。悩みながら帰路に就くと、目の前から歩いてきた弓子の姿を見て驚愕する。
 
「お久しぶりね」
 
「弓子……」
第5話の感想はここをクリック
序盤ではハーメルン事件の犯人が未成年かもしれないとされ、和樹が疑わしい存在ということにされてしまいました。結局和樹の疑いは晴れましたが、亜紀との関係は険悪で、和樹の無断欠席の理由やその時の行動が謎のままです。
 
和樹は航平と亜紀のことを誤解したままのようですし、弓子の思惑通りに亜紀の家庭は崩壊寸前になってしまっていますよね。
 
そして、健一は健一で健一と弓子は知り合いだった!?笑顔の弓子を目前にし、明らかに驚き動揺している健一。
 
健一と弓子の関係とは一体どんな関係なのでしょうか。弓子を探っていた航平も結局ストーカー扱いにされてしまっていましたし、次回は一体なにが起こるのやら……6話もますます目が離せない展開になりそうです。
<見逃し動画>第4話
 
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第4話の公式あらすじ

ハロウィンイベントのために編集したVTRに、全く身に覚えのない梨乃(堀内敬子)の学歴詐称映像を加えられてしまった亜紀(菅野美穂)。そのせいで “ウソの粉をまき散らす蛾”とボスママ寛子(横山めぐみ)にこき下ろされてしまう。誰かの悪意を感じ始めるが、それが隣人・弓子(松嶋菜々子)の仕業だとは気づいていない。娘のそら(稲垣来泉)は仲間はずれにあい、息子の和樹(佐野勇斗)は亜紀に失望する。家族が少しずつバラバラになっていく中で、弓子はそらに巧みに近づきはじめる。不自然なほど弓子になついていくそらに、一抹の不安を感じる亜紀。
 
一方生方(岩田剛典)は亜紀の力になろうと尽力する。世界中が敵になっても亜紀さんの味方だから…そう語る生方の優しさは、亜紀の折れそうな心の支えとなっていく。だが亜紀と生方との関係に疑いを持ちはじめた和樹は、しだいに不審な動きを見せはじめ…。
 
一方、警察ではハーメルン事件に急展開。湾岸地区で失踪した新たな被害者の子どもに『ナイショのおともだち』がいたことが判明。さらにその子供は自分の意志で忽然と姿を消したことがわかる。“魔法の笛”を吹くように子供の心をあやつる犯人は一体何者なのか…?刑事の荒又(光石研)はタワーマンションのどこかに犯人が潜んでいるのではないかと危惧しはじめる。
 
その頃そらは、一人で弓子の自宅に通うようになっていた。そして監視モニターの並ぶ“秘密の部屋”の扉をあけてしまう!何台ものモニターに映し出される部屋の映像。驚くそらに弓子は、ここは入っちゃいけないお部屋なのよ、とそと首元へ両手をはわせはじめ…はりめぐらされた狡猾な罠…ついに見えてくる弓子の裏の顔!彼女の本当の狙いとは…?亜紀はそらを救えるのか?驚天動地の弓子劇場・第二幕開演!!
 
<出典>TBS公式

第4話のネタバレはここをクリック
孤立
世間を騒がすハーメルン事件。荒又達は、新しい犠牲者と思われる女児が行方不明になったことがわかると、より一層捜査に力を入れていた。しかしその女児は自ら家の鍵を開けて外へ出て行ったことが監視カメラで判明し、ますます謎は深まるばかりか、奇妙さを増していく。
 
一方あらぬ誤解でママ友達から嘘つき呼ばわりされ、孤立する亜紀。ふと気づくと近くで寝ていたはずのそらが姿を消していた。そらをその場にいさせることを不憫に思った弓子が気を利かせて別の場所へと連れ出していたのだった。その様子を見てほっと一安心する亜紀だったが、最初弓子に全く懐いていなかったそらが急に弓子に懐きはじめたことから、少し懐疑的な思いが芽生える。
 
体操教室でそらが仲間外れにされていることを不審に思った航平は、亜紀の家を訪ね、謝罪の言葉を述べた。航平は自分がすべてを説明して誤解を解くと言うが、亜紀は更に面倒なことになることを恐れ航平の申し出を拒否する。
 
その頃、弓子は亜紀を心配していると見せかけ、航平が来ている間に突然亜紀の部屋を訪れた。弓子は航平との関係を白々しく尋ねると、亜紀を翻弄し動揺させる。ちょうど帰宅してきた和樹にもますます誤解を与えることとなり、そらの誘拐未遂事件の後からというもの、和樹の亜紀を見る目は冷ややかになっていた。
 
 
隣人の策略
亜紀はなんとか誤解を解くために梨乃宛の手紙をしたため、そらに留守番を頼んで梨乃の部屋を訪れた。するとそこには帰宅するところだった娘の成美(川津明日香)がいた。成美は梨乃が寝込んでいることを伝えるが、放っておいて大丈夫だと告げる。仕方なく亜紀が部屋へ戻ると、かけていたはずの鍵が開いており、そらは部屋にはいなかった。亜紀はハーメルン事件で女児が自ら鍵を開けて出て行ったということをニュースで見ており、途端に心配になると、そこら中を探し回った。
 
友達からも孤立して寂しい思いをしていたそらは、一人で鍵を開け、亜紀の目を盗んで弓子のところへと遊びに行っていたのだった。そらは少しドアが開いていた監視部屋へと入っていった。そこには無数の監視モニターがあり、棚には子供のおもちゃなどが格納されていた。そらはなぜモニターに亜紀が写っているのか疑問に思いながらも、そこがなんの部屋でどんな目的のために存在しているのかまでは理解できていなかった。弓子はそらにここは入ってはいけない部屋だと優しく忠告をする。
 
亜紀はそらが弓子の部屋にいることがわかり、謝罪してそらを連れ戻すと、そらは亜紀に、部屋の奥におもちゃがあったことや無数のモニターがあったことなどを話しだした。しかし亜紀はそらの勘違いか戯言かなにかだと思い込み、その言葉を深く考えることはなかった。
 
 
秘密のお友達
亜紀はそらと同じ幼稚園のママ友から皆で動物園に行こうと誘われ、久しぶりの友達との外出に喜んでいた。亜紀もそらもマンションでは孤立していたこともあり、そらも楽しみにしながら当日を待っていた。
 
当日。待ち合わせ場所に向かい、携帯を見ると、そのママ友から寛子たちと動物園に行くことになったと断りを入れられてしまう。和樹はその様子を見て亜紀を責め立てるが、そらはショックを受けながらも亜紀をかばうのだった。
健一は仕事(武文の不倫のアリバイ工作)で遅くなる日が増え、誰にも相談できずにいた亜紀は航平からの電話が唯一のやすらぎの時間となっていた。しかしその電話の途中に弓子が亜紀の部屋を訪ねてきて、電話の相手が誰なのかと執拗に聞いては亜紀の心を動揺させた。
 
また、その頃荒又は新たに姿を消した女児の家を訪ね、両親に事情聴取をとっていた。そこで、女児には内緒のお友達ができて、その内緒のお友達が遊びに連れて行ってくれると話していたことがわかった。
 
ニュースでは連日ハーメルン事件が放送される中、犯人は女性で子供がいない、もしくは亡くなっていて、母親たちを監視しているのではないかという分析がされていた。亜紀はそんなニュースを見て、ふとそらが弓子の部屋を訪れた時に言っていた奇妙な言葉を思い出す。
 
 
消えた監視部屋
とある日、亜紀はそらが通っている幼稚園から自分で門の鍵を開けていなくなってしまったと報告を受けた。健一に連絡するも、健一は武文のアリバイ工作で一泊の旅行に向かおうとしており、すぐに駆け付けることはできなかった。
 
亜紀は弓子への抱いた不審感が確実なものとなり、弓子の部屋を訪れた。取り込み中だという弓子の言うことを聞かずに亜紀が押し入るとそこでは寛子達がフラワーアレンジメント教室を受けていた。
 
亜紀は取り乱し、そらが奥の部屋にいるのではないかと勘繰り、弓子に詰め寄るが、寛子達からは笑いものにされる。亜紀が意を決して奥の部屋を開けると、そこはもぬけの殻だった。
 
「これでいい?」
 
「うそ、そらは確かにここで見たって」
 
「ここにはずっと何もないわ。夫が帰国した時のための部屋だから」
 
弓子はそう言うとそらがどこにいるのか知っていると言い出した。おもむろに電話をかけた弓子。相手は和樹で、和樹は動物園に行けなかったそらのことを思い、動物園に連れて行ってあげていた。弓子は和樹に少しお金を貸し、何か考えがあるのかと思ったため亜紀には黙っていたのだと言った。
 
「でもまさかこんなことになるなんて、ごめんなさい」
 
「謝る必要ないわ。そもそも子供の気持ちがわからない母親の方がどうかしている。自分の親としての至らなさを棚にあげて、弓子さんを誘拐犯だと決めつけた。あなたは母親失格よ」
 
一部始終を傍から見ていた寛子は亜紀に向かって痛烈に皮肉を浴びせた。
 
 
亀裂
マンション前の庭で落ち込みながら待っていた亜紀。和樹とそらが帰ってくると、亜紀は和樹を問いただした。
 
「どうして勝手に連れて行ったりしたの?動物園」
 
「そらが言ったんだよ。ママはお友達と大変で可哀想だからのんびりさせてあげたいって」
 
「そらが?」
 
「つらいのは母さんだけじゃないから」
 
その夜、出張を放って帰ってきた健一は事情を聞くと亜紀のことを責め立てた。健一に責められた亜紀は居てもたってもいられず家を飛び出してしまう。亜紀は一人よく行く川辺の近くにいた。するとそこに航平がやってきて何かあったのかと亜紀の様子を尋ねが、亜紀は大丈夫だと笑った。
 
「俺は味方だから。いや、なんていうか、俺だってなんかできることあるっていうか、もっと頼ってほしいって言うか。とにかく亜紀さんの力になりたいんだ。世界中が敵になっても俺は亜紀さんの味方だから」
 
帰りが遅いことを心配して亜紀を探しにきた和樹は、亜紀が航平と2人でいるところを目撃してしまい、そのままそこから立ち去って行った。
 
マンションに戻った和樹は入口で弓子に出くわした。
 
「お母さん、やっぱりあの場所にいた?何も言わなくていいわ。顔見ればわかる。何か悲しいことがあったのね」
 
弓子は浮かない表情の和樹の肩にそっと優しく手をかけた。
第4話の感想はここをクリック
弓子がどんどん亜紀を陥れていき、亜紀は弓子の思惑通り、どんどん孤立していきます。航平がまたタイミング良く?悪く?現れてしまうので、どんどん亜紀が孤立する原因になっていますよね。そして、監視部屋を敢えてそらにみせたのが、自分に気付かせるためなのかなと思っていたのですが、もっとどん底に陥れるためだったとは…恐ろしいです。巧みに周囲を操り、亜紀をマンションだけでなく家族からも孤立させようとするなんで、すごい執着と執念を感じますよね。
 
やっぱり弓子は亜紀になにか恨みがあるのでしょうか。弓子の過去になにがあったのか、弓子の過去や亜紀との関係が気になります。
次回、5話ではハーメルン事件が少し進展を見せるようですが、一体なにが起こるのか、そして謎が解明されるのかどうか、楽しみです。
<見逃し動画>第3話
 
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第3話の公式あらすじ

亜紀(菅野美穂)と生方(岩田剛典)が幼馴染であり、亜紀は彼の初恋の人であるという事を、寛子(横山めぐみ)に密告していたのは弓子(松嶋菜々子)だった――。お気に入りの生方を取られた気分の寛子は、嫉妬の炎をメラメラと燃やし『簀巻きにして東京湾に沈めてやりたいわ』と巻き寿司を握り潰す。
寛子は腹いせに、亜紀にハロウィンイベントを手伝わせた上で失敗させ、赤っ恥をかかせるべく悪巧み。女同士のイザコザにウンザリする亜紀だが、その背後で優しい隣人の弓子が糸を引いている事など知るよしもない。
 
ハロウィンの準備で悪戦苦闘する亜紀を見かねた生方は、亜紀を手伝うようになる。いつしか打ち解けていく二人の姿を、妖しく見つめる弓子。
ひそかに亜紀の娘のそら(稲垣来泉)と和樹(佐野勇斗)に近づいていく――
 
一方、警察は湾岸エリアで『愚かな母親に罰を!』というハーメルン誘拐犯の声明ともとれる落書きを発見。刑事の荒又(光石研)は、大群衆が仮装して参加する湾岸エリアのハロウィン仮装パレードにまぎれ、同じように仮装をした犯人が現れたら、誘拐を防ぐことは可能なのか…と戦慄する。
 
厳戒態勢の中パレードが始まり、街を仮装した人々が埋め尽くす。そんな折、生方が窮地に陥ったことを知った亜紀は、止むにやまれずそらを友人にまかせ、パレードを離れる。それを狙いすました様に現れる不審な影――不気味な“仮面の男”が亜紀の幼い娘・そらを連れ去る!必死に探す亜紀だが、仮装した群衆にまぎれ全く手がかりは見つからない!
 
その頃――そらを連れさった男が向かった先に現れた弓子!その微笑の奥に秘められた恐るべき計算とは…
誘拐犯の黒い牙!明かされる謎の真相!怒涛の第3話は早くも第一章クライマックス!
 
<出典>TBS公式

第3話のネタバレはここをクリック
見えない嫌がらせ
荒又達警察は捜査進めて行くうちに、花屋で黄色いカーネーションを買う怪しい男の目撃情報を得ており、犯人は女と男の共犯である可能性が浮上する。
また、路上には「愚かな母親に罰を」という落書きがされ、近くに不審者の目撃情報がたくさん寄せられるなど、ハーメルン事件はより一層過熱の一途を辿っていた。
 
そして、亜紀達が住む地域では、パレードで列を連ねて仮想してハロウィンを楽しむイベントがもうすぐ始まろうとしており、子供達はいつにも増して浮き足立っていた。
 
ハロウィンイベントの幹事は梨乃が任されることになっていたが、亜紀をよく思わない寛子は、アシスタントと称して亜紀に様々な準備を押し付けてくるのだった。
 
亜紀は寛子に睨まれるとマンションに住めなくなると梨乃から忠告されていたことから反論ができず、一人で大量の買い込みをしていた。すると近くに住んでいた航平が亜紀を見かけ、荷物運びなどを手伝ってくれることになった。
 
 
堕ちていく
健一は契約金の残りの190万の件で猪瀬に詰められ、契約が保留になったとは言えず、はぐらかしていた。健一はなんとか寛子に機嫌を直してもらうように亜紀を説得するが、イベントの準備に追われる亜紀はそれどころではなく、また2人は言い争いになってしまう。
 
健一は武文に全ての事情を話すと、なんとか契約を今月中に決めて欲しいと頼み込んだ。武文は健一の頼みを快諾するのだが、自分の不倫相手の女性を紹介し、その女性と会っている間、健一と仕事をしていることにしてほしいと告げる。転勤になるのもクビになるのも恐れる健一は、仕方なく武文のアリバイ工作に加担することを約束した。
 
亜紀はハロウィンイベントで、子供達の動画を流そうとビデオカメラとパソコンを熱心に操作するが、なかなかうまくいかず、航平に相談を持ちかけた。弓子は監視カメラで様子を知っていたからか、航平と亜紀が会っている場所の付近に居合わせていた。
 
健一は武文とのことがあり、仕事で帰りが遅くなることが増え、夫婦の会話もままならず、亜紀は尚更健一に相談することを避けるようになっていた。
 
そんな時、航平から電話があり、今から会えないかと告げられた。亜紀が返事をする間もなく、航平は自分が言ったことの恥ずかしさと気まずさからすぐに電話を切った。
 
 
航平の思い
ハロウィン当日。パレードが行われる中、警察は犯人が現れることを想定して周囲の警戒を強めていた。
 
亜紀は和樹とそらとハロウィンイベントに参加しようとパレードに足を運ぶが、その人の多さに圧倒されていた。和樹はそらの写真を撮るため望遠レンズを取りに行くと言い、少しの間家へと戻ることにした。
 
そんな中、亜紀の携帯に航平から電話がかかってきた。しかし相手は航平ではなく、航平が飲んで潰れていた居酒屋の従業員で、誰も連絡がつかないということで亜紀に連絡がきたのだった。
 
亜紀はそらを近所の人に預けると、航平の元へと向かった。聞くと、航平の教え子が怪我をしてしまい、手術をしたものの体操ができない身体になってしまい、傷付き、ショックを受けていたとのこのだった。自分は救えなかったと嘆く航平に亜紀は優しく声をかけた。
 
「でも、私は救ってもらったよ。だって私引っ越してきてからつらいことばっかりでなんとか持ちこたえて来れたのは航平君が助けてくれたから。航平君が励ましてくれたから、私頑張ってこれたんだよ」
 
「亜紀さん、なんで結婚しちゃったんだよ」
 
航平はふいに亜紀を抱き寄せるが、亜紀は航平を突き放し、走ってハロウィンイベント会場へと戻っていった。
 
 
狙われたそら
和樹から電話があり、そらがいなくなってしまったことを聞かされ、亜紀は動揺すると同時に、和樹から何をしていたのかと責められる。その時、携帯に不審者情報が送られてきて、子供を連れ去ろうとした不審者がハロウィンパレードに潜んでいることがわかった。
亜紀と和樹は懸命にそらを探すが、そらはまさにその不審者に連れ去られ、誘拐されそうになっていたところだった。すんでのところで弓子がやってきて、そらを連れ戻し、亜紀と和樹とそらは再会することができたが、弓子は左腕に怪我を負っていた。
 
誘拐犯は荒又たちが取り押さえたことで逮捕されたが、その誘拐犯はハーメルン事件の犯人に憧れていただけの模倣犯だった。
 
無事ハロウィンイベントが終わり、打ち上げが始まると、弓子の怪我により、亜紀がそらを置いてどこかへ行ってしまったことが公になり、亜紀はママ友たちから責められる羽目になった。弓子が亜紀をかばったことでそれ以上詮索されることはなくなったが、和樹は何かを察したのか亜紀に冷たい視線を送っていた。
 
亜紀が用意した子供たちの動画を流し、場はなごやかなムードになり、亜紀はほっと胸をなでおろす。しかし、子供たちの動画が終わった次の瞬間、梨乃と梨乃の夫の映像が映し出された。2人の会話は言い争いのような内容で、梨乃も梨乃の夫もハーバード大学を卒業しているということだったが、実はそれは真っ赤な嘘で、その嘘について言い争いをしているという内容だった。
亜紀は梨乃に罵られるばかりか、寛子にも激しく軽蔑されてしまう。
 
実は弓子はそらが連れ去られそうになった際、わざと怪我を負い、挙句の果てに動画に細工をして、亜紀を貶めようとしていたのだった。
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亜紀からみると弓子はとても優しく頼りになる人に見えますが、裏ではどんどん亜紀を陥れようとしているのがわかります。航平は亜紀にまだ好意があるのは見て取れますが、亜紀が航平を頼っているのは恋愛感情はないと思いますし、そらを置いて行ってしまったのは確かに良くないと思いますが、航平に対しては幼馴染として接していてそれ以上の感情はなさそうなので問題ないと思うんですがね…それも断罪されてしまうのだとしたら亜紀が可哀そうな気がします。
 
弓子がハーメルン事件の犯人という線も捨てられませんが、亜紀の家族、家庭を乗っ取ろうとしているようにも思えてきてしまいますし、何か亜紀に個人的な恨みがあるのでしょうか?ハーメルン事件の犯人もまだ見つかっておらず謎はどんどん深まっていきますが、4話で亜紀はどうなてしまうのでしょうか…和樹の行動や態度も少し気になりますし、弓子の行動にも注目したいと思います。
<見逃し動画>第2話
 
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第2話の公式あらすじ

高野亜紀(菅野美穂)は、憧れのタワーマンションでの生活をスタートさせたものの、タワマン主婦独特の奇妙な『ルール』や『ヒエラルキー』に馴染めず、ストレスを抱え悩んでいた。
唯一心を許せるのは、一つ上の階でフラワーアレンジメント教室を開く優しい隣人・佐々木弓子(松嶋菜々子)だけ。だが、弓子は秘かにマンション中の監視カメラをハッキングし、大量のモニターを置いた自宅の一室で監視を繰り返している、謎の女だった。
 
一方、幼児が次々に誘拐される“ハーメルン事件”はさらに続いていた。
“狙われるのは子育てをおろそかにする母親”だという報道を聞いた亜紀は、「犯人が理解できない」と弓子に話す。弓子は、冗談めかしながらも「犯人の気持ちが少しわかる」と口にする。弓子にすっかり打ち解けた亜紀だったが、彼女の隠された姿にはまだ気付いていない…。
 
一方、亜紀の夫でケータリング会社に勤める健一(田中直樹)は会社での成績不振に悩んでいた。そんな折、マンションのバーで偶然出会ったのが阿相武文(津田寛治)。彼はイベント会社を経営する社長であり、マンションの50階に住むセレブ主婦のボス・寛子(横山めぐみ)の夫なのであった。健一は武文との出会いにビジネスチャンスを感じる。
 
ボスママ・寛子の強引な押し付けと、夫・健一が「阿相から仕事を得るため」という懇願によって、妊婦を祝うパーティー“ベビーシャワー”の幹事を引き受けることに。
“ジャグジーでフロシャン”“ダイパーケーキ”など聞いたこともない内容に呆れつつ、あまりの作業量の多さにプライベートの時間はすべて準備に忙殺され、心が折れそうになる亜紀。だが、会社での成績挽回のために、そのパーティーで自社のケータリング食品を売り込みたい健一は、「もっと頑張れ」と空気を読まない。
そんな亜紀のもとを、古い幼馴染で今は体操教室のコーチをしている生方航平(岩田剛典)が訪ねてくる。
生方の優しい言葉に思わずホッとして、笑顔を見せる亜紀だったが…
そんな二人を遠くから見つめる目があることに、亜紀は気付かない――
 
<出典>TBS公式

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母親への軽蔑と断罪
今日も住人をカメラで監視し、専用の部屋でチェックする弓子。
 
高野家では、朝からそらが牛乳をこぼしてしまい、亜紀はいつも以上に慌ただしくしており、健一からは朝からカリカリするなと言われる始末だった。そんな忙しい早朝から、寛子と梨乃と汐里がインターホンを押して高野家を訪ねてきた。寛子はマンションで煙草の吸殻が発見されたことから、改めて敷地内禁煙のルールを徹底してもらうよう呼びかけを行っていた。
 
亜紀は健一と和樹を送り出した後、そらと一緒に弓子の部屋を訪問していた。
 
「うちにも、遊びに来てよ、そらちゃん連れて」
 
「いいんですか?実は今あんな事件があるから外で遊ぶのが怖くて」
 
「ハーメルン事件?」
 
「犯人は何を考えてるんでしょうか。子供をさらって母親を断罪するなんて、理解できません」
 
「私は少しわかるな犯人の気持ち。だってせっかく子供を授かったのに子育てを放棄するような無責任な母親は誰だって許せないでしょ?私だってそんな母親見つけたら殺してやりたいかも。冗談。びっくりした?」
 
ハーメルン事件の犯人は依然として見つかっていなかったが、誘拐された幼児の母親の共通点から、犯人の犯行動機は子育てを疎かにする母親に対する断罪だと推定され、メディアにも連日取り上げられていた。そして、それはいずれも街中や商店街など人目の付きやすい場所で起きていた。
 
 
心の余裕をなくす亜紀、それを監視する弓子
いつものようにマンションの住人の母親たちの集まりに参加していた亜紀は、ひょんなことからベビーシャワーの幹事を任されることになる。ベビーシャワーを知らない亜紀は、寛子から「物を知らなくても可愛いのは20代までだ」と辛らつな言葉を浴びせられた。亜紀は梨乃と汐里から、ベビーシャワーの幹事を引き受けたら最後、プライベートの時間は全くなくなると脅されるのだった。
 
一方、食品会社のケータリング事業部に勤める健一は、上司の猪瀬(木村祐一)から営業成績が良くないことで嫌味を言われる日々を過ごしていた。猪瀬から今期のケータリング事業部の業績が芳しくなく、事業縮小のため成績の悪い社員の転勤を示唆された健一は、なんとか転勤を逃れるため、今月中に200万の契約を決めることを余儀なくされる。
 
契約の重圧に耐えきれず、健一がマンションの施設であるバーで一人酒を飲んでいると、阿相武文(津田寛治)が声をかけてきた。2人はお互いに喫煙者であり、隠れて煙草を吸っているという共通点から仲良くなった。武文が有名なイベント企画会社の社長ということがわかり、営業をかける健一。武文は健一の会社のケ―タリングに興味を持ち契約を考えると告げる。
 
健一は早速そのことを亜紀に報告すると、ママ友を集め、ケ―タリングの試食会を開催してほしいと願い出る。亜紀は様々な要因が重なり、ベビーシャワーの幹事の際に健一の会社のケ―タリングの試食会も行うことを強引に決められてしまう。
 
ベビーシャワーのための招待状から、場所決めから、何から何まで執拗に口を出してくる寛子に振り回され、家でも準備に追われていた亜紀は、いつしか心の余裕をなくしていた。健一からも試食会を成功させてほしいと圧をかけられ、亜紀のストレスは爆発、健一と言い合いになった挙句、水をこぼしたそらに怒鳴って当たり散らしてしまう。
 
 
狂いだす歯車
道を歩いていた亜紀は航平に偶然出くわすと、航平はなぜ体操教室に来ないのかと聞いてきた。亜紀は母親のことや、実家の事情を話し、親のせいで子供に恥をかかせたくないため、過去を知る人とは距離を取りたいのだと告白した。航平は亜紀の心中を察し、過去のことは言わないと約束し、友達として接すると言ってくれた。
 
亜紀が家に帰ると、母の久美子がそらに連れられ家に入り込んでいた。部屋の掃除が行き届いていないことに嫌味を言われる亜紀だったが、恥ずかしい母親にならないために頑張っているのだと久美子を冷たく突っぱね、掃除をしてからベビーシャワーの準備に取り掛かろうとした。焦った拍子にコップの水をこぼし、掃除もまともにできず、遊びたがるそらを外へ連れていくこともできなくなり、亜紀の精神状態は限界を迎えようとしていた。
 
その時、弓子がケーキを焼いたからと亜紀の部屋を訪れてきた。亜紀は弓子にすべてを話すと、ベビーシャワーの幹事を断ろうと思うと打ち明ける。
 
「がっかりだな」
 
「わかってます。私もこんな自分にがっかりです」
 
「そうじゃなくて。なんでもっと早く言ってくれなかったの?そしたらもっと早く力になってあげられたのに。家事も育児も完璧で、その上ママ友の仕事まで完璧にこなそうなんで無茶よ。困ったことがあったら私に頼ってくれればいい。そのための友達でしょ?」
 
優しい言葉に気が楽になった亜紀は弓子を頼り、着々と準備を進めていった。忙しそうな様子の亜紀を見ていた和樹もそらと一緒にビーシャワーの準備を手伝ってくれたおかげっで、亜紀はなんとか準備を終えることができた。
 
一方健一は、武文から試食会の評判が良ければ契約を決めると告げられ、200万の契約をクリアする見込みができた。しかし、武文は手付金を払わず、来月にまとめて契約金を払うとの一点張りで、健一の言うことを聞いてくれなかった。猪瀬から今日中に10万の手付金を振り込んでもらうよう言われた健一は一時的に建て替えるだけだと、自分の金を送金してしまうのだった。
 
 
傷心のベビーシャワー
ベビーシャワー当日。飾り付けやケータリングの評価も上々で、ほっと胸をなでおろす亜紀。しかし、色々と口出しをしてきた肝心の寛子は亜紀を無視するような素振りをみせた。
 
「みなさん、お知らせしたいことがあるの。今日の素晴らしいベビーシャワーは亜紀さんの頑張りによるものです。どうか拍手を」
 
「寛子さんに色々教えていただかなきゃ、私何もわからなくて」
 
「いいえ、何もわからないのは私の方。あなたが歩んできた壮絶な生い立ちに比べたら何もなくて恥ずかしいくらい。お若い頃ご苦労されたらしいわね」
 
そう言うと寛子は亜紀が下町のクリーニング屋で生まれたこと、事業がうまくいかず、借金を抱えたこと、父親が亡くなったこと、母親が男と蒸発したことなど、亜紀の半生をすらすらと見下すように語りだしたのだった。
 
「どうしてこんなこと」
 
「私はね、嘘が嫌いなの」
 
「嘘?」
 
「生方コーチと知り合いじゃないと言ったのは誰?彼の隣のお姉さんがあなただったなんで。こんな侮辱されたのは生まれて初めて」
 
寛子はケータリングの料理の皿をひっくり返し、辺りにぶちまけた。
 
「亜紀さん掃除してくださる?アルバイトのご経験が豊富なんでしょ?だからお願い。なんだったら時給お支払いしてもいいわよ?」
 
亜紀は落ちた料理を片付けるが、寛子は次から次へと料理を床に落としていった。
 
 
崩れかけていく幸せ
一人外の風に当たっていた亜紀の元へ航平がやってきた。
亜紀は自分の母親と同じように、自分自身が子供にとって恥ずかしい母親になっていたと嘆く。
 
「みっともなくてもいいじゃん。子供はちゃんとわかってる。一生懸命な亜紀さんを大好きなはずだって」
 
航平に励まされ、少し元気を取り戻した亜紀。家に帰るとそらと和樹が出迎えてくれた。2人は亜紀がいない間に部屋を綺麗に掃除してくれていたのだった。和樹がミルクをこぼしたらどうするのかとそらに聞くと、そらは自分で拭くのだと答え、目頭が熱くなった亜紀はそらを強く抱きしめた。
 
「あ、お兄ちゃん。今日はありがとう」
 
亜紀は和樹にお礼を言う。
 
その頃、健一は武文に契約金をいつ払ってもらえるのかと催促をしていたが、寛子が機嫌を悪くしてしまったためしばらく保留にしてほしいと告げられる。猪瀬に契約金のことをせっつかれた健一は、その場でうなだれるように頭を抱えていた。
 
メディアや警察内部にて、ハーメルン事件の犯人像が女であるかもしれないとの見方が強まる中、弓子はその夜も住人たちの監視を続ける。そして寛子の留守電の内容から、亜紀の過去や航平と幼馴染だったという事実を寛子に密告したのが弓子だと言うことがわかった。
第2話の感想はここをクリック
前回衝撃を与えられた弓子の監視でしたが、今回もありとあらゆる場面を監視し続けていたようです。亜紀がピンチの時にヒーローかのごとく優しく手を差し伸べていましたが、それはすべて弓子の計画の一環だったみたいですね。弓子は住人たちを監視して自分の思うように操っているようですが、とりわけ亜紀に対して執着心と狂気を感じます。弓子は亜紀を、もしくは亜紀の家族を狙っていて、崩壊させようとしているのでしょうか。
 
ハーメルン事件の行方も気になりますし、弓子の不審な行動の今後もどうなっていくのか気になって仕方ありません…そして、弓子の脅威だけでなく、健一の会社や、和樹の交友関係など、家庭が崩壊してしまいそうな問題が出てきてしまっています。3話は一体どのような展開になるのでしょうか。亜紀には寛子や弓子に負けずになんとか頑張ってもらいたいですね。
<見逃し動画>第1話
 
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第1話の公式あらすじ

平凡ながらも家族仲よく暮らしてきた主婦、高野亜紀(菅野美穂)は、家族で憧れのタワーマンションに引っ越してきた。
豪華ホテルのようなマンションでの新たな生活にウキウキする一家だったが、それも束の間…
そこに住むセレブ主婦たちが作った『タワマンルール』に、亜紀はア然としてしまう。
 
◇“何階に住んでいるか”によってエレベーターの場所まで違い、小学生同士でさえも低層階の住人が高層階の人々に見下されてしまうという「フロア差別」。
◇一回5000円!高額すぎるが、参加しないと村八分にされてしまうという「地獄のランチ」。
◇“子ども達の成長のために”という名目ながら、実は母親たちの“見栄の展示会”である「強制ハロウィン」。
 
他にも「ゴミ出しにも正装」「園バスは学費の順に並ぶ」などなど、外部から見るとどう考えても“変”なローカルルールに、皆が縛られているのだ。
 
プライドや虚栄心にまみれたタワマン主婦たちに振り回されつつ、子ども達がこの新たな環境で浮いてしまわないために、必死で馴染もうとする亜紀。
 
ママ友たちの勧めにより、とある体操教室を見学に行く亜紀。そこで、かつて隣に住んでいた年下の幼馴染・生方航平に再会する。
優しいコーチとして子ども達からの人気も絶大で、なおかつタワマン主婦の頂点に君臨するボスママ・寛子(横山めぐみ)が見え見えの色目を使っている中、実は亜紀にも他人には語れない“生方との秘密”があって———
 
そんな中、亜紀は上の階に引っ越してきたばかりだという佐々木弓子(松嶋菜々子)と出会う。夫は海外赴任で子供はいなく、自宅でフラワーアレンジメント教室を開いている本物のセレブ。優雅で上品な容姿にもかかわらず、全く偉ぶることのない彼女に惹かれ、亜紀は弓子に心を許し、幼い娘・そらを連れて弓子の家を訪ねるようになる。本音で話せる唯一の友人ができて喜ぶ亜紀。
 
その頃、連続幼児失踪事件=通称「ハーメルン事件」が世間を騒がしていた。警察の捜査を嘲笑うように次々と幼児が失踪していくが、誘拐犯の手がかりは一切見つからない。ただ一つ、失踪現場に必ず残されている一輪の花=黄色いカーネーションを除いては…
その花には一体、どんな意味があるのか…?
 
警察の捜査が行き詰まる中、ベテラン刑事・荒又(光石研)は失踪した子の親たちの裏事情を知る中で、ある推理に辿り着く。
「犯人は、子育てをおろそかにしていた母親の子どもを狙ってるんじゃないのか…つまり犯人の狙いは、『愚かな母親たちへの断罪』!?」
 
豪華な衣装をまとい、すました笑顔を浮かべているタワマンの母親たち。
しかし彼女たちにはそれぞれに、人には言えない秘密があった。
そしてそれは、亜紀にさえも…
 
きらびやかなタワーマンションの“裏と表”。
それと符合する、住人の母親たちの“光と闇”。
さらに、美しい花々に囲まれ優しい微笑を絶やさない弓子と、残忍なハーメルン事件の犯人をつなぐ不気味な共通点。
 
一体、彼女の真の目的とはなんなのか——。
 
そして亜紀は、愛する家族を守る事ができるのか——!?
人々の裏にある闇の感情と、親子の愛情が、事件の伏線と複雑に絡み合う。
豪華キャスト陣をうならせた、完全オリジナルストーリー。
「母親とは何か」を問いかける本格ヒューマンサスペンスが、ついにヴェールを脱ぐ!
 
<出典>TBS公式

第1話のネタバレはここをクリック
プロローグ
とある一室。弓子(松嶋菜々子)が焦った様子で浴室を掃除している。その浴室は血にまみれ、シャワーの水と共に真っ赤な水流が渦を作り、排水溝へと流れていった。 
 
タワーマンションヒエラルキー
高野亜紀(菅野美穂)は、夫の健一(田中直樹)と、息子の和樹(佐野勇斗)、娘のそら(稲垣来泉)と一緒に念願の新居へ向かっていた。
 
亜紀達の新居は周囲に自然が溢れる華やかな高級タワーマンションだった。そしてそこはコンシェルジュが常駐しており、防犯カメラが設置してあるなど、セキュリティも万全で、オーナーだけが使用できる施設としてライブラリー、バーラウンジなどもあり、子育てには最適の環境だった。亜紀たちが住む部屋は通常よりは破格で購入できたものの、ローンは35年ほど。それでも子供達のためにと、亜紀が節約を頑張り、健一がここぞとばかりに購入した物件だった。
 
亜紀がそらの幼稚園の見送りにマンションの入口に向かうと、そこには煌びやかに着飾った母親達が談笑していた。地味な普段着にエプロン姿だった亜紀は咄嗟にエプロンを外し、挨拶を交わす。
 
「昨日引っ越されてきた方ですよね?」
 
中でも一際美人で派手な阿相寛子(横山めぐみ)がすかさず亜紀に話しかけると、寛子は亜紀達が引っ越し当日にロビーで騒いでいたことに対して嫌味を言う。
 
「ロビーはこのスカイグランドタワーのお顔ですから、気をつけて」
 
「それと、上層階って自慢気に言うの、どうなんですか?」
 
次に話しかけてきたのは尾野綾香(ホラン千秋)だった。綾香は夫が高所恐怖症のため敢えて2階に住んでいると聞いてもいない主張をしてきたが、低層階ということを引け目に感じているようだった。
 
寛子は最上階に住んでおり、右側の人間は階数など気にしていないと笑った。
亜紀が引っ越してきたタワーマンション、スカイグランドタワーでは1階から24階までの低層階へ向かう左側のエレベーターと、25階から50までの高層階へ向かう右側のエレベーターが権利の象徴のようにヒエラルキーとして存在していたのだった。
 
同じく上層階である橋口梨乃(堀内敬子)と柳汐里(音月桂)は亜紀に母親が嫌われると子供にも友達ができなくなると言うと、うまくやっていくようにと亜紀に忠告する。 
 
ハーメルン事件と怪しい隣人
亜紀達が引っ越してきたタワーマンションの付近では立て続けに幼児失踪事件が起きており、周囲には不安が広がっていた。その事件は、幼児が次々に誘拐されていることからハーメルン事件と呼ばれていた。
 
警視庁捜査1課の刑事、荒又秀実(光石研)は若手刑事の津々井琢己(上杉柊平)と共にハーメルン事件の捜査に当たっていたが、犯人の検討がつかず困惑していた。
 
犯行における共通点として、子供たちが誘拐された場所に置かれた衣服に黄色いカーネーションが差してあり、荒又はなぜ黄色いカーネーションが置かれているのか疑問に思っていた。
 
「すみません、ちょっと手を貸してもらえませんか?一輪落としてしまって」
 
入口でたくさんの花を抱えていた弓子に声をかけられた亜紀は、弓子の落とした花を拾い、手助けをする。弓子は夫が海外赴任中のため一人でマンションに住んでおり、自宅でフラワーアレンジメント教室を開いていた。弓子が一カ月前に引っ越してきたばかりと聞き、最近引っ越してきたばかりで心細かった亜紀は早々に弓子と意気投合する。
 
美人で気さくな弓子とすっかり打ち解けた亜紀だったが、弓子の視線はどこか怪しげで、弓子の部屋には外側から鍵が掛けられる奇妙な部屋があった。
 
 
亜紀の過去
亜紀とそらが2人で道を歩いていると、スカイグランドタワーに出入りする運送業者で、母親達から人気の通称「二の腕くん」と、綾香の不倫現場を目撃してしまう。
 
見なかったことにしてやり過ごそうとする亜紀だったが、そらは綾香を見て、友達の悠太(伊藤駿太)の母親だと気付き声をかけてしまう。
 
亜紀はハロウィンイベントの打ち合わせという名のランチ会に参加したのだが、オーガニックのケ―タリングなど高級志向な食事と雰囲気、高額な会費に圧倒されていた。そこへ綾香が亜紀に声をかけると不倫現場を見たことは内緒にしてほしいと圧をかけてくる。
 
ランチ会の途中、フロントに客が来ていると弓子に告げられ、急いで向かうと、そこには亜紀の母親の久美子(烏丸せつこ)がいた。亜紀は大学生の時父を亡くしており、久美子はその後借金取りから逃れるために男と蒸発していたのだった。
 
「都合のいい時だけ母親面しないでよ!」
 
亜紀は久美子にお金を渡し、二度と来ないでほしいと告げた。
 
 
幼馴染との再会
荒又が幼児失踪事件の捜査を進めていると、3人目の誘拐された子供の母親が不倫をしていて、その最中に子供が誘拐されていたことがわかった。
1人目はネグレクト、2人目の親はギャンブル依存、3人目は不倫ということと、黄色いカーネーションの花言葉が軽蔑という意味を知り、荒又は共通点は軽蔑すべき母親なのではとの見方を強めていた。
 
一方亜紀は寛子たちが子供に通わせている体操教室へ見学しに行くと、そこでコーチをしていた生方航平(岩田剛典)を目撃する。航平は亜紀の実家のクリーニング店の隣に住んでいた幼馴染で、亜紀は航平の初恋相手だった。航平は亜紀に挨拶をするが、亜紀は自分が決別した過去を周囲に知られることを恐れ、人違いだと冷たくあしらった。
 
母親のことがあってから過去や過去を知る人と関わりたくない亜紀は、そらを体操教室に通わせるのをやめようとするが、そらは体操教室に行きたいと泣き喚いていた。 
 
サプライズ
亜紀は和樹に向かって、学生時代に買ったネックレスが今の自分似合うかどうか尋ねた。和樹は家でアクセサリーを付ける必要はないと言うが、亜紀はマンションの人達がゴミ出しの際にも着飾っていることから、自分も綺麗にしなければいけないのと言い、自分が嫌われることでそらと和樹が嫌われてしまうことを恐れていた。
 
和樹は亜紀の代わりにそらを体操教室に連れて行った帰り、買い物に付き合ってほしいと誘う。和樹は亜紀が身だしなみを気にしていたことから、そらと一緒にネックレスを購入したのだった。2人はそれをこっそり亜紀のカバンに忍ばせ、亜紀をびっくりさせようとサプライズを仕掛けたのだった。
 
亜紀は寛子からランチ会へ誘われ、断れずに行くことにするが、そこではランチ会という名の主婦合コンが開催されていた。寛子はこれは浮気ではなく、夫たちが夜の店に行くのと同じだと正当化し、母親達にも息抜きが必要だと豪語していた。亜紀はなんとか途中で抜け出したのだが、追いかけてきた男性に腕を掴まれ、拒絶した拍子に転んでしまう。転んだ時のはずみで和樹とそらが用意したサプライズプレゼントの箱が橋の下の川へと落ちてしまったが、亜紀はその箱が何かわからず気に留めてはいなかった。
 
その様子を見ていた航平はすかさず声をかけると、主婦合コンをしていた亜紀を軽蔑し、がっかりしたと口にした。
 
「あなたに何がわかるの?確かにみっともないけど、でもこれでも必死なの!必死で母親やってるんです」
 
 
軽蔑
家に帰るとそらは何か言いたげに笑みを浮かべ、和樹は亜紀にバッグに入っていた小さい箱を見たかと尋ねる。亜紀は落とした箱のことだとわかり、落としてしまったことを告げるが、和樹は諦めたようにため息交じりの返事をし、そらにそのことを言わないようにと釘を刺した。
 
その夜、綾香の不倫現場の写真が一斉にメールでばら撒かれており、翌日になった途端、綾香だけでなく、悠太も仲間外れにされる事態となっていた。居場所がなくなった綾香が悠太とその場を立ち去ると、亜紀は咄嗟に綾香を追いかけた。しかし亜紀は写真をばら撒いたと疑いをかけられ、罵られた挙句、綾香から亜紀が住んでいる部屋は前の住人が自殺していた事故物件だと聞かされる。
 
亜紀は放心状態になりながらも寛子たちの元へ戻ると、寛子は突然、ハロウィンパーティーは高層階の人達だけで行おうと言い出した。
 
「どうでしょうか、フロアが低いからって人間性まで低いって言うのはどうなのかなぁって」
 
疑問を感じた亜紀はつい寛子の言うことに反論をしてしまう。
 
「そう言うあなたはガンジーかマザーテレサ並みの人間性をお持ちみたいね。そうだわ、せっかくだからこれから亜紀さんの家にみんなでお邪魔しませんか?」
 
「ちょ、ちょっと待ってください、今日?」
 
「お気遣いはいらないわ。普段どおりでいいの。亜紀さんの高い人間性が詰まったお宅?ちょっとだけ拝見したいわ」
 
 
正しいお母さん
亜紀は嫌われると子供も嫌われると言う忠告が頭に過り、急いで来客の準備をしようとするが、部屋の片付けはおろか、焦ってカップを割ってしまうなど、パニック状態に陥っていた。するとそこへインターホンが鳴り、弓子がカップケーキを焼いたと言って持ってきた。事情を聞いた弓子は準備を手伝い、弓子のおかげで殺風景で雑多だった部屋がみるみるうちに綺麗に彩られていった。単に亜紀を困らせるために家に来るはずだった寛子だが、おしゃれなカフェのアフタヌーンティーのように飾られた部屋を素敵だと褒め称えた。
 
なんとかピンチを切り抜けた亜紀は弓子にお礼を言う。
 
「本当にありがとうございました」
 
「いいのよ。でも大変よね、お母さんの仕事って」
 
その言葉を聞き亜紀は浮かない表情を浮かべた。
 
「亜紀さん?」
 
「わからないんです。私、正しいお母さんがわからないんです」
 
「正しいお母さん?」
 
亜紀は弓子に自分の母親が家事をしなかったこと、男と暮らすために自分を置いて蒸発したことを告げ、お母さんの見本がなく、正しいお母さんがわからないのだと口にした。
 
「そんな顔しないで。あなたの子供たちはちゃんと育ってるんだから、自信持って。実は、この前ね、駅前のショッピングセンターに行ったときお子さんたちが買い物してるのを偶然見かけたの。最初は自分たちのおもちゃかなにか選んでるのかなぁって思ったの。でも違った。あなたへの贈り物を一生懸命選んでたのね。お母さんが頑張ってるの知ってて、あの子たちなりに応援してるのよ、だからあのプレゼント大事にしてあげてね」
 
 
ダメな母親じゃない
弓子の言葉を聞き、川に落とした箱が和樹とそらからのサプライズプレゼントだと知った亜紀。その足で川へ向かうと、着の身着のままで川を漁りプレゼントの箱を探し出した。
 
偶然通りかかった航平は、亜紀の事情を聞き、一緒に探すのを手伝ってくれることとなり、2人は服も顔も身体も汚しながら一生懸命プレゼントの箱を探していた。
 
「この前あなたに言われたでしょ?久しぶりに私に会ってがっかりしたって」
 
「言い過ぎたならすみません」
 
「ううん。あなたの言う通りなの。私、タワーの人達に気後れして顔色伺って、くだらないって思うでしょ。でも自分のせいであの子達が嫌な思いするくらいなら、私なんでもする。でもそれで結局子供たちに気を遣わせてたらダメダメな親だよね」
 
話をしながらも手を動かして探していると、航平がやっとのことでプレゼントの箱を見つけ、亜紀は泣きながら喜んだ。
 
「ダメな母親なんかじゃないよ。子供たちのためにこんなに必死になれるんだから。亜紀さんはダメな母親なんかじゃない。なんかほっとした。昔と変わってなくて」
 
 
隣人からのプレゼント
「今日ママね、すっごく不思議なことがあったの。実はね、バッグの中からこんな箱が出てきたんだ~」
 
亜紀はそらと和樹の前で箱を開けて見せた。
そらはサプライズだと告白すると喜び、和樹も笑顔を見せていた。
その様子を見ながら、亜紀は嬉しさでいっぱいになり、目には涙を浮かべていた。
 
亜紀は弓子に気付かせてくれたことへのお礼をしに行くと、弓子は亜紀をイメージしたと言うプリザーブドフラワーをプレゼントした。
 
「そのネックレス、一人で見つけたの?」
 
「あー……はい。心配おかけしました」
 
弓子のプレゼントであるプリザーブドフラワーは、綾香や梨乃、寛子の家にも似たようなものが飾られていた。そして弓子は奇妙な部屋で監視カメラの映像を覗く。それぞれのプリザーブドフラワーにはカメラが仕掛けられていて、弓子はそれを用い、常にあの奇妙な部屋で住人達を監視していたのだった。そして部屋には綾香の不倫現場を収めた写真や、黄色いカーネーションがあった。
 
弓子は航平と亜紀が2人で箱を探している様子を収めた写真を手にし、呟いた。
 
「嘘つきね…」
第1話の感想はここをクリック
タワーマンションヒエラルキーや主婦合コン、不倫など、第1話から衝撃的な内容でした。
 
なんといっても横山めぐみさん演じる寛子のキャラが強烈です。「ガンジーかマザーテレサ並みの人間性」発言が地上波で放送された頃に話題になっていましたが、本当に衝撃的なセリフですよね。寛子もかなり濃いキャラクターですが、これはラストで一変。一番怖いのは松嶋菜々子さん演じる弓子だった!?と拍子抜けさせられました。
 
美しさが更に怖さを倍増させている気がします。弓子は最初から怪しい雰囲気を醸し出していましたし、何かあるのでは?と思った方は多いのではないかと思いますが、まさか住人達を監視しているとは思わないですよね。
 
そして、ここで一つ疑問が出てきます。弓子はなぜ住人たちを監視しているのか。住人達を監視する理由とは一体どのようなものなのでしょう。また、最初に出てきた弓子が血まみれの浴室を掃除している場面も気になりますし、弓子がハーメルン事件の犯人なのでしょうか?監視されている亜紀達の運命は今後一体どうなるのでしょう?1話は疑問ばかりで終わってしまったので、2話の展開が早くも気になります!

砂の塔の内容

公式サイト

安全で清潔で、“子育てに最高の環境”であるはずのタワーマンション。しかし実際には、セレブ妻たちの見栄と虚飾にまみれた生活に疲弊していた亜紀。そんな中で連れて行かれた娘の体操教室で、彼女は昔の自分をよく知る幼馴染み・生方航平と運命の再会を果たす。しかし、実は亜紀にもまた、生方との関係を隠さなければならない理由があって……
 
一方、謎の連続失踪事件が勃発し、多くの人々を不安に陥れていた。誘拐事件の犯人像と、不気味な隣人・弓子。その間に見え隠れする怪しい共通点が、徐々にあぶり出されていく……張り巡らされた伏線と、謎が謎を呼ぶ急展開の連続!
 
主人公を不気味に監視する謎の隣人……その正体は、子育てをおろそかにする“ダメな母親”の子どもばかりを狙う、連続誘拐事件の真犯人なのか、それとも…?
人の裏側に潜む悪意を描きつつも、あたたかい家族愛が感動を誘う、稀代のヒューマンサスペンスが登場する!
 
<出典>TBS公式

<出演者>

高野亜紀:菅野美穂
生方航平:岩田剛典
阿相寛子:横山めぐみ
橋口梨乃:堀内敬子
尾野綾香:ホラン千秋
津久井琢己:上杉柊平
柳 汐里:音月 桂
猪瀬伸二:木村祐一
高野和樹:佐野勇斗
橋口成美:川津明日香
高野そら:稲垣来泉

<各話の視聴率>

第1話 華やかなタワーマンション妻達を襲う幼児失踪事件…美しき最凶の隣人 9.8%
第2話 狙われた家族!監視する女…母は娘を守れるか!? 9.6%
第3話 ついに犯人現る…ハロウィンにまぎれた仮面の男!! 8.6%
第4話 母の反撃始まる!極限の心理戦…愛する娘を救え!! 9.5%
第5話 息子が逮捕!動き出す秘密の過去と誘拐事件…無実を信じ母は戦う!! 10.1%
第6話 隣人は夫の元恋人!! 夫婦の信頼を崩す完璧計画…妻は今全てを知る 10.1%
第7話 すべての謎が今夜明かされる!隣人の真の目的と、壮絶な過去とは- 9.9%
第8話 最後の対決!破られた 親子の禁断-本当のお母さんの事…知りたい? 9.8%
第9話 ついに犯人現る!連続誘拐の真相…そして隣人が犯した罪の全貌 11.3%
最終話 お前が犯人だったのか…謎の誘拐事件、かつてない衝撃のラスト! 13.2%

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砂の塔の感想

20代女性

マンションに引っ越したことが原因で、住人達から嫌がらせを受け、苦しめられていく姿は可哀そうでした。しかし、高野亜紀は悪質な嫌がらせにも負けず、子供や夫のために耐えて懸命に過ごしていく姿は必見でした。一緒のマンションに暮らす佐々木弓子と言う謎めいた女性も登場し、部屋の中に仕掛けた盗聴器で監視したり、マンションのカメラを部屋の中で見れるようにしていた人するのが恐ろしかったです。佐々木は何が目的で人の暮らしを覗いているのか、すごく気になるポイントでした。また、子供達が次々と誘拐されていく事件が起きていき、亜紀の子供である、そらが誘拐される日が来るのではないかとドキドキしながら見てしまうシーンもあり、ハラハラドキドキも味わえるドラマでした。印象的だったシーンは、ハロウィンの仮装をした人たちがいる中で、そらが誘拐されてしまうのではとドキドキしたシーンです。ただのカボチャを被った仮装をしている人たちでさえ恐怖に思えてしまい、いつそらを襲ってくるのか分からず、終始ドキドキが抑えられませんでした。果たして誰が子供達を誘拐している犯人なのか予想しながら見るのがおもしろくておすすめです。予想もしていなかった人物だったので、犯人が明らかになったときは驚愕してしまいました。

40代男性

誰もが憧れる高級タワーマンションに引っ越してきた親子、意外と生活感のあるドラマであり、醜悪で醜く虚栄心まみれの汚い心と美しく若く優しい隣人の恐るべき本当の顔とのコントラストがとてもおもしろかった。次々と起こる幼児連続失踪事件、ハーメルンの笛吹き男になぞられたこの連続失踪事件の真相がオリジナル脚本で描いたサスペンスドラマであった。感想を語るうえで最終回はなんといっても外せない内容であり、ついに犯人が明らかになった。「全員、私がさらった」と告白をし愚かな母親どもを地獄へ導くためと冷笑な口調で語る犯人、その恐ろしきまでの冷徹さに身震いがしたものでありました。しかしながら実は認知症の母親が病院帰りに子供を連れて帰ってしまっただけといったような不幸が起因として起こった事件であり、少しばかりの虚しさとそれとともにやるせない気持ちを感じられるドラマでありました。全ての罪を一人でかぶろうとしていた犯人、この冷徹な台詞もその優しさが故の犯行であったと考えると少し後味の悪い作品でありました。このように犯人の動機もさることながら犯人が意外な人物であると言ったような事、その意外性やどんでん返しを味わえるところは2016年の最高峰に位置するドラマであると当時思ったものです。

30代女性

タワーマンションで暮らすママたちの人間関係が複雑で女性たちは本当に怖かったです。階層によって階級があるようなところがタワーマンションらしいなと思いました。亜紀に近づいていった弓子さんが実は和樹の実の母親だったとわかった瞬間は本当にびっくりしました。そして和樹を守るために自分の身を犠牲にしているところを見て、母親の愛はとても深く強いことを再確認させられました。松嶋菜々子さんの美しさと怪しさがこのドラマでは本当に光っていました。夫役の田中直樹さんも迫真の演技で芸人さんとは思えなかったです。複雑な人間関係の中で子どもたちのことを考えて動く亜紀が健気で毎回応援したくなりました。一方で子どもたちを狙うハーメルン事件もとても怪しく動いており、とてもドキドキさせられました。犯人が誰なのか、最終回とても楽しみにしていましたが、いちばん怪しかった生方さんが結局加担していたので、あまりにストレートなオチにちょっとがっかりでした。もうひとひねりほしかったです。ラストでマンションが燃えてしまうところは少しやりすぎ感がありましたが、それぞれの家族がまた新たに再生するきっかけになったのかなと思います。家族とは何か、母親とは、ということについて考えさせらるドラマでした。

30代女性

サスペンス感もありつつママ友とのトラブルとかもあり、色々忙しいストーリーだったけど、つい見入ってしまうドラマでした。犯人が誰か最後まで分からなかったから、毎回見ていて推理ばかりしてしまいました。タワーマンションならではの人間関係のゴダゴダが楽しかったし、あんな人いるのかなぁって思うくらいプライドの塊の女性達がいるのにもびっくりしました。そんな中、平凡な主婦役の菅野美穂さんが背伸びをしてしまう姿がリアリティーがあって良かったです。松嶋菜々子さんの美しくて演技も素敵で、子を守るためなら地獄にでも落ちれるという言葉が凄く胸に響きました。あと、普段あまりドラマとかには出演していなかった、岩田剛典さんの回を重ねるごとにパーフォマーとしてのガンちゃんではなく、俳優としての存在感を感じるぐらいになっていました。この作品を通じて、母親は唯一なんの見返りもなく、どんな子供であろうと自分の子供に愛を捧げることができると思いました。その究極を見せつけられた様な気がします。サスペンス以上に親子愛が描かれており感動してしまいました。母とは、家族とはと考えさせられるし、伏線が色々張ってあって面白くも切なかった印象です。

30代男性

主人公の主婦の周りには一見普通の主婦ばかりかと思いきや何らかの事情をそれぞれ抱えていてせっかくいいところに住んでいるのに闇が深いなあと思える怖い感覚はありました。お金持ちだからなのかはわかりませんがマウンティングをとろうとしてくる場面がいくつかあったのはグループで行動しているとああゆう傾向が強くなるのかなと一緒にいても気疲れしそうなのでマンション暮らしの大変そうな部分が垣間見えた場面でもありました。主人公の旦那役を演じていた田中直樹さんは芸人とは思えないくらいにちょっとずるがしこい旦那を描写していて困ったときには他責にするような発言があったり自ら墓穴をほってさらに悪い方向にいってしまったりと穏やかではない様相が巧く演出されていて興味深いキャラクターに感じられました。パッと見はどこにでもいそうな幸せそうな家族だったのにちょっとしたことで少しずつ崩壊していく展開にはミステリアスな雰囲気を感じつつも日常にひそむ危険みたいなものがたくさんあって面白かったです。黒幕については正直個人的には最後まで分からなかったので判明した時は驚いてしまい、改めてもう一度観て伏線や分かった状態で確認する楽しみ方も良かったです。

30代男性

高級マンションを舞台に巻き起こるミステリードラマで、とても見ごたえがあります。まず菅野美穂さん演じる主人公は新しく引っ越してきた新入りなのですが、マンション内には既にママ友のグループができています。そこに入っていくことで、様々な人間ドラマが生まれます。どれもドロドロとしたもので、もし自分が主人公の立場なら逃げ出したくなるなと感じました。しかしマンションという狭い世界で起こる事件はサスペンスとしては最高に面白く、とても恐怖でドキドキとさせられます。序盤はどちらかというとタワーマンション内のカーストがメインで進行していきます。これは学園ドラマでいえばスクールカーストと同じ感じです。次第にミステリー要素が強くなってきて見ごたえが増していきました。一体誰が黒幕なのか、考察しながら見るのもお勧めです。不気味な隣人役として出ている松嶋菜々子さんの存在感は流石で、主役級に目立っていると思いました。彼女は一体、敵なのか味方なのか、こういう謎のキャラクターの存在が、より一層ドラマの面白みに厚みを増していると感じました。カーストやイジメなど過激な描写も多いけど、ミステリーサスペンスドラマとしてはかなり質が高いと思うので、多くの人に薦められる作品だと思います。

10代女性

ママ友のドロドロとしたところが明確にされてたドラマで見応えがあった、最終回まであっという間だった、ココリコ田中が夫役は初めはどうかと思ったが意外と合っていた、長男の俳優さんは若かった、長女が可愛いかった、少し怖かったが金曜の夜の楽しみになった、続編があれば是非見たい、映画化はしないほうがいいと思いました、もう少しユーモア要素を取り入れてもいいと思った、また見たい主題歌はぴったりだった、高層マンションに住みたいと思った、がんちゃんは役にあってない思った、福士蒼汰が岩ちゃんの代わりに出ればいいと思った、少し演技が胡散臭かった、菅野美穂が綺麗だったが他にもいたなと思った、また初めからドロドロしてて見応えがあった、最後の結末は納得できなかった、子供を守るため必死になっている母の様子はかっこよかった、ハロウィンのところが印象に残っている、いじめみたいなものはとても見苦しくて嫌な気持ちになった、クリスマスツリーの場面では少し心が苦しくなり暖かくなった、もう少し家族で穏やかな場面があってもいいと思った、ココリコ田中の上司は見苦しくてイライラした、続編があるのなら別の家族とドロドロして欲しいがもう少しユーモアを取り入れて欲しい

20代女性

タワーマンションを舞台に展開されるママ友たちの関係が題材となったドラマで、その衝撃の展開に目が離せなくなりました。誘拐事件の犯人が一体誰なのか、最後の最後まで分からず、まさかの犯人に衝撃を受けました。そしてこのドラマで素晴らしい演技を見せてくれたのが松嶋菜々子さんです。どこか闇をもったような不思議な雰囲気の漂うキャラクターで、何を考えているのか全く分かりませんでした。松嶋さんの神秘的な美しさと相まって、なんだか余計に怖く感じてしまいました。また横山めぐみさんや堀内敬子さんといったベテラン女優さんたちの演技も圧巻でした。こんな人いそうだなと思うほどナチュラルな演技で、なんだか掛け合いに緊張感がある様子もリアルでした。勿論主演の菅野美穂さんも役にぴったりはまっていてよかったです。ママ友たちと交流を深めることは子どものためを思ってのことなのか、自分のために行っていることなのか、何が正しくて何が正しくないのかよく分からなくなりました。しかし、1番大切なのは常にママが笑顔でいることなんだなということを学ぶことはできました。家族によって価値観は違うし、幸せのあり方も様々なんだなということも改めて感じることができました。

30代男性

そこまで好きじゃないドラマなのに内容を忘れてないのはなぜだろう。途中からやっぱり松嶋菜々子が最強過ぎて、菅野美穂じゃ勝てないわ、とか思いながら見てた。演技がどうとかじゃなく役柄ね。こんな主婦の世界あったら皆すぐに禿げるよ。主婦が好きそうなドラマ。放送回数が少ない割に、伏線的なものがしっかりしていた感じがした。ドロドロな物語はあまり観たくはないが、周りに勧められて鑑賞。ホントこれは周りを信用できないじゃんって物語だから、途中までイライラしてた笑現実世界で妙な偏見を持ちそうだからあくまで割り切ります。ドラマなので危機的状況でも視聴者が分かるような説明付きの会話や、ミスリードを持たせたいために色々な情報が入ってくるので、最後まで誰が犯人なのかハラハラした点はグッド。面白かったからこういうドロドロ系も他観てみようかと思います。見始めた頃は貧富の格差による嫌がらせ三昧で見ててめちゃくちゃイライラしたししんどい。後半は結構前半のいびりや嫌がらせはなんだったのか…みたいにまったく別の展開になっててそれはそれで面白かった。タワーマンションを「砂の塔」にたとえてるように、登場人物の人間関係も見事なまでに脆く崩れやすい。そんな不安定な世界を菅野美穂が負けじと生きていくのが美しい...最後はいい話だなぁで終わってよかった。

50代女性

私自身も高層マンションに住んでいることから興味深く拝見しました。このドラマにあるとおり、あるんですよ、居住する階や広さ、加えて夫の職業によって目に見えないヒエラルキーができてしまう。そんなこと関係ないじゃないと思いつつも、うちよりも上階に住む美人で医者の奥さんには、なんとなくへつらってしまう私。いやだなぁと思いながらも、ドラマを観ながら入り乱れる人間関係や深まる謎にハラハラドキドキし、犯人捜しをしつつついのめりこんでしまいます。一見幸せそう、裕福そうに見えても、実は夫の愛情に飢えていたり、子どもとの関係に悩んでいたり、強いコンプレックスにさいなまれていたりと、登場する奥さんたちは皆一癖も二癖もあってドラマに奥行きを与え、平行するように進んでいく子どもが忽然と姿を消す事件。関与しているのはいったい誰なのか。いかにも怪しそうな彼女なのか、あるいはまったくノーマークのあの人なのか。想像は膨らみます。誰もがささやかなマイホームを手に入れるために、大なり小なり犠牲をはらい、見栄を張り、そして守っていかなければならないものを抱えています。家族であっても一人の胸に隠し通したい秘密もありで、菅野美穂さんの熱演と意外とシリアスでもいけるココリコ田中さんの熱演もあいまって毎回重いテーマに引きずられるようにして見入ってしまう秀作です。