人生最高の贈りものの見逃し動画を無料視聴する方法

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<Paraviユーザーの声>

20代女性

下町ロケットが見たくて、登録したところ、登録後すぐに動画を見れて便利だなって感じた!スマホのアプリで見れるし、すぐ見れるところがとにかくお手軽。他の動画配信サービスでは配信されていないTBSやテレビ東京の独占ドラマがあり、ドラマ好きには必須の動画配信サービスだと思う。また、水曜日のダウンタウンなどのバラエティ番組も充実してるから、自宅で退屈なときに重宝してる♪

人生最高の贈りものの見逃し動画まとめ

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<見逃し動画>
 
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公式あらすじ

東京・豊島区。鬼子母神堂の裏手に佇む小さな洋館に、元大学講師の翻訳家・笹井亮介(寺尾聰)は暮らしている。妻に先立たれ一人暮らしとなった今は、家事も料理も完璧にこなすが、仕事は自由奔放。〆切を守らない亮介に、担当編集者・野村(勝地涼)はいつも隣で頭を抱えていた。さらに近所に住む原口光代(キムラ緑子)は、亡き妻から「主人をよろしく」と頼まれたのを口実に、毎日勝手に家に上がり込んでいる。
一方、亮介の一人娘・ゆり子(石原さとみ)は、長野県安曇野ののどかな町で、亮介の元教え子で教師の夫・田渕繁行(向井理)と暮らしていた。ところがある日、ゆり子が父のもとに帰ってくる。連絡もなく突然の帰省に驚く亮介は理由を尋ねるが、ゆり子は一切語ろうとしない。わかったのは家にいる期間を決めていないということだけだった。これまで「父と娘」の会話をろくにしてこなかったため、二人の間にはぎこちない雰囲気が漂う。こうして始まった父と娘の2人暮らし。緊張しつつも温かく穏やかに過ぎていくが…実は娘の人生に残された時間はわずかだった。娘が胸に秘めていた決意とは?そしてそんな思いを知った時、父は・・・。
 
<出典>人生最高の贈りもの公式

ネタバレはここをクリック
楽しい人生

元大学講師で現在翻訳家として働く笹井亮介は、妻に先立たれ娘も嫁に行ったことから悠々自適な生活を送っていた。

担当編集の野村に急かされながらも、落語を堪能したあとに、最近趣味となっている料理をするなど自由な生活を過ごしていた。

笹井は、妻が亡くなったあと、突然料理に凝り始めて、料理教室に通うなど近所に住む原口光代や野村を驚かせるほど料理にはまっていた。

その頃、長野県安曇野に嫁いでいった田渕ゆり子は、夫である田渕繁行が教師として働く高校まで迎えにいく。

2人はそのまま河原までいくと、ゆり子は目いっぱいに涙をためながら「わがままを許して欲しい」と繁行に何かを頼んでいるのだった。

 
突然の帰省

そんなある日、亮介が家で仕事をしていると、家のチャイムがなり、渋々玄関へと向かっていく。

ドアを開けた亮介は、そこに大きな荷物を持って帰ってきたゆり子の姿に驚くのであった。

軽く言葉を交わした亮介は、帰ってきた理由を話さないゆり子を不審がりながらも、その突然の帰宅を喜ぶのだった。

家のなかに入ったゆり子は、綺麗に片付けられた室内や、整理されたキッチンを見ると、亮介に新しいパートナーができたのではないかと疑う。

しかし亮介は、料理にはまり出したのだと告げると、ゆり子はテーブルの上にあった亮介直筆のレシピ本を見てそれが本当なのだと知る。

亮介が料理をしていることに驚いたゆり子は、驚きと同時に笑いが込み上げてしまい、さらにゆり子のために料理を作ろうとエプロンを着けた亮介にも大笑いしてしまうのだった。

 
わからない理由

帰ってきた理由やいつまでもいるつもりかを全く話さないゆり子に、亮介は繁行が浮気でもしたのではないかと疑う。

しかし、大学講師時代の教え子である繁行の人間性を知っている亮介は、そんなことありえないと考えを改める。

光代に相談した亮介は、そこで主婦の家出は決して浮気などが理由というわけではないと言われてしまい、ますます困惑するのだった。

それから数日後、旧友の田辺正一とバーにやってきた亮介は、最近料理にはまっていることなどを話ながらお酒を飲みかわす。

そこで亮介は、同じく娘を持つ田辺にゆり子が帰ってきたことを話すと、理由を教えてくれないと話すのだった。

すると田辺は、娘の帰省には意味がないことも多いのだと考えすぎないことが大切だと答えるのであった。

 
どうしても気になる

自分ではまったく見当がつかないと判断した亮介は、亡き妻に聞いてみようと、翌日お墓参りに向かっていく。

するのすでにゆり子がそこに来ており、さらにその墓前で大泣きしているゆり子を見てしまった亮介は、声をかけられずに家に引き返していく。

家に帰ってきた亮介は、光代と野村を呼び寄せると、そこで繁行のもとに行き理由を確認してくると話す。

そのため光代と野村には、亮介が急遽泊まり込みで出掛けることになったと口裏を合わせるように依頼して長野県へと向かっていく。

繁行の職場である高校までやってきた亮介は、ゆり子となにかあったのではないかと尋ねる。

しかし繁行は、何かを隠しているような素振りを見せながら「なにもない」と答えるのであった。

繁行が何か知っていることに気が付きながらも、東京へと戻ろうとした亮介だったが、繁行は我慢できずに亮介を呼び止めると自宅へと案内するのだった。

 
ゆり子のこと

自宅に招かれた亮介は、そこでゆり子ががんを告知され余命宣告を受けているのだと話すのだった。

驚きで言葉を失ってしまった亮介に繁行は、残り少ない時間を亮介と過ごしたいと話すゆり子の気持ちを尊重することにしたと話すのだった。

繁行からこのことは内緒にして欲しいと頼まれた亮介は、翌日自宅に戻ると光代と野村には何もなかったと話し安心させるのだった。

しかしゆり子のことがどうしても心配になった亮介は、翌日行きたいところに行こうと話すと、2人きりの時間を楽しく過ごすのだった。

そんなゆり子は、亮介が繁行に会ったことに気が付きながらもそれを黙って見守るのであった。

 
2人の時間

お互いの気持ちを知りながら、何も話さない2人だったが、そんな2人の時間を大切にするようにと日常を過ごしていく。

亮介はゆり子を喜ばせようと、昔断った作家の娘の処女作を翻訳することを決めると、ゆり子と一緒に作業を進めていく。

そしてやっとの思いでその作品の翻訳を終えると、ゆり子は繁行の元に帰る決断をするのだった。

笑顔でゆり子を送り出す亮介は、精一杯の思いを込めて「大丈夫」と声をかけるのであった。

その言葉に、我慢していた思いが溢れてきてしまったゆり子は、歩きながら溢れる涙を抑えられずにいるのだった。

感想はここをクリック
生きていく上で、一番身近な存在が、家族である。そんな家族だからこそ、感情的になって、素直になれなかったり、言いたいことを言わなかったりするものだ、
 
それに加えて、人と人との距離感が非常に難しい社会問題になりつつある昨今、このドラマの放送は、大変大きな意味を持つものであっただろうと思う。
 
もちろん主人公のゆり子が、若くして余命宣告を受け、それに抗う姿は痛々しいものがあった。
 
だが、ドラマ全体を通して言えるのは、なんと温かい思いやりのある、優しさに溢れた家族の関係が、とても繊細に描かれていた。
 
そこには、もう悲しみや不幸などではなく、むしろ幸せで愛情豊かな家族関係しかなかったのではないだろうか。
 
嘘も方便とは言うものの、そこには娘が父を思う気持ちと、父が娘を思う気持ちしかなかった。
 
何気ない言葉の端々に、その優しさが垣間見られ、見終わった時、不思議な幸福感を感じたのは、気のせいではないだろう。
 
視聴率も大事だが、ゴールデンタイムに敢えて、この作品で勝負したのは、本当に価値のあるものだったと思う。
 
なぜなら、家族揃って、たまたまチャンネルを合わせて、このドラマを見たことで、沢山の家族に、これまでの言動を省みる機会を持てたと思うからである。

人生最高の贈りものの内容

公式サイト

自分の運命を、明るく前向きに進もうとする主人公・田渕ゆり子を演じるのは、数々のヒット作の主演を務めてきた人気女優石原さとみ。特別な役柄が多い石原が、ごく普通の等身大の女性、かつ娘役を演じます。今回、テレビ東京のドラマ初主演となります。
さらに本作の脚本を手掛けるのは、2019年に紫綬褒章を受章した岡田惠和。テレビ東京の作品は、「浅田次郎ドラマスペシャル 琥珀」以来3年ぶり。珠玉の言葉を紡ぎ出すヒューマンドラマの名手が、優しく穏やかなオリジナル脚本を書き下ろしました。
監督は、60年以上の演出キャリアを誇り、2011年に旭日小綬章を受章した石橋冠。日本テレビ時代には「池中玄太シリーズ」や「新宿鮫シリーズ」など数多くの名作ドラマを演出し、フリーになった後も、数々の作品で賞を受賞しています。
 
<出典>テレビ東京公式

<出演者>

田渕ゆり子:石原さとみ
笹井亮介:寺尾聰
田渕繁行:向井理
野村:勝地涼
原口光代:キムラ緑子
田辺正一:角野卓造

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人生最高の贈りものの感想

30代女性

親子、夫婦の愛、絆がしみわたってきました。思い出というものが最高の贈り物になって贈ったほうも贈られたほうも心に残るものだと思いました。残りの人生をずっと一緒に過ごしたいという想いを我慢して親の元へ送り出してあげ、送り出すほうはこらえられない想いがあったのではないかと思うが最愛の人のお願いをきいてあげ夫婦の愛が素敵だと思いました。突然、子供が帰ってきて、理由を知ったとき子供の想いを尊重する親心。さみしい思いを隠しきれていないが隠しながら変わらぬ日々を過ごすこと、一緒に過ごすことがなにより親子にとってかけがえのない時間だなと思いました。小さいころだと親と一緒に何かするのは当たり前たが、大人になると親と一緒に何かするということが減って一緒にいる時間は本当に貴重だなと感じます。子供のころは当たり前な時間も大事なもの、大切なもの大人になるにつれ変わってくるというのをあらためて感じることができました。理由を言うことも、聞かないこともその一分一秒を大事に過ごしたいというそれぞれの想いも感じれました。親子で作った料理、味は作る度、食べるたびにかけがえのない時間を思い出させてくれる。どんな物よりも残る贈り物だと思いました。

50代女性

まず、主人公の田淵ゆり子が癌で、残り少ない命だと言うことに驚きました。また、そういうのを父の笹井亮介が知っていて、ゆり子と接するのはとてもつらかったと思いました。ゆり子と亮介は似たような親子で本当のことがなかなか言えないと言うのがもどかしかったです。それから、ゆり子が亮介に「お前なら出来る」と言って欲しかったのですが、私も母にそういうふうに言って欲しかったなと思いました。だから、ゆり子の気持ちがよくわかりました。亮介が昔の世帯主が威張っていた時代のお父さんだったからだと思いますが、自分の父はそうでなかったので、ゆり子は大変だったと思いました。今回は脚本が岡田惠和(よしかず)さんでしたが、岡田さんというとドラマの「ちゅらさん」や「ひよっこ」のイメージです。今回の出演者はちゅらさんにもひよっこにも出てこない俳優さんばかりなので、驚きました。また、主役が石原さとみさんでしたが、石原さんは結婚したばかりなので、連続ドラマでなくて、単発のドラマがこれから多くなっていくのかなと思いました。それから、石原さんの主婦役もよくて、これからこういう役が増えるのかなと思いました。共演者が寺尾聰さんや向井理さんら、演技の上手な役者さんが多くてよかったです。

40代男性

余命幾ばくもない。そういった悲劇作品にするのではなく、何気ない日常がゆっくりとした時間の中で流れていく日常系のアニメをドラマにしたかのようなそんなフィルムに落とし込まれた作品でありました。この何気ない日常なのですが、意外と表現するのは難しいらしく、間(マ)持たせ方がドラマでにするのは難しいのだと思います。私たちが普段生活している日常というのは無音であり、セリフがとめどなく流れている生活は送っていないのです。しかしながらたっぷりとした間合いは日常を表現する時に必ず必要であります。そんな日常を表現する方法は難しかったと思うのですが見事、その日常は作り上げられていました。娘のゆり子にとって最高の贈りものは娘との思い出、その思い出の数々が本人たちの感想をもって編み出されていました。かけがえのない日々の大事さはやはり人がいてこそであり、向井理と石原さとみが紡ぎ出すその夫婦の世界観は見ていて安心できるものと羨ましいという気持ちが交差した多くの感情が溢れてくる作品であります。またなんといっても寺尾さんが圧倒的な存在感を示しているというところもよく、最後の時間をあれほどお見事なまでに演じているのは、彼の演技力の賜物であるのだと思います。重いテーマであるのになんだか朗らかな気持ちにさせてくれる不思議な空間が漂ういいお話でありました。

50代女性

年末年始になると、ゴージャスな雰囲気のドラマが多くなるものだが、このドラマは、いい意味で、そんな期待を裏切ってくれた作品であると言える。観終わった後、主人公たちの間に通うあふれんばかりの愛情と絆が、悲しみと切なさに入り混じって、桜の花びらが舞い散るように、はらはらと降り注いでくるような感覚に見舞われた。けっして派手さや奇抜さはないが、温かくて優しく、心が洗われるような美しい作品だったと思う。主人公のゆり子(石原さとみ)の秘密を知らされた後の父親、亮介(寺尾聰)の心理描写も見事で、特にラストシーンの二人のやり取りと表情には、思わず涙腺が緩みそうになった。もう少し傍にいたいという思いが、お互いあふれそうなのに、あえて口にせず、たわいない会話を繰り返す二人。でも、これでいいんだという風に、前を向いたまま歩いていくゆり子の姿をみて、私自身も、きっと、これからもこの二人は大丈夫だと思えた。駅でゆり子を迎える夫の田渕繁行(向井理)の姿にも優しさがあふれていて、思わず、ゆり子と共に駆け寄りそうな気持になった。なんと大きな夫婦愛だろう。別の機会に、この二人の物語も観てみたい、そんな風にも思えた作品だ。

50代男性

もしも自分が余命宣告されたら居ても立っても居られない感じになると思います。ゆり子は残りわずかな人生を父親と過ごすことにしました。夫の繫行には、あなたの時間の半分を私にくださいと無茶な注文をしています。ゆり子の母親は先立ってしまい父親は一人暮らしです。父親との思い出があまりないので、残りわずかな人生を父親に託すことにしました。母親が眠る墓地の前で泣きじゃくるゆり子の姿は痛々しいです。普通に考えて年上の人が先に亡くなりますが、息子や娘が先に亡くなる場合もあります。人間はいつどうなるのか分からないので立場は一緒と考えた方が無難です。親孝行したいときに親はいないと教わりましたが、子供が先だってしまう親心は穏やかではありません。ゆり子は気持ちを切り替えることができたので父親と同居することに決めました。人生最高の贈り物は、思い出ということでした。贈り物は物品だったり食品だったりしますが消えてなくなります。思い出はいつまでも心の片隅に残ります。ゆり子が出した答えなので間違ってはいません。父親と二人暮らしで見つけることができたのは、愛情と心地よさでした。赤の他人ではないから自然と振る舞うことができたと思います。

60代男性

妻と死に別れ、娘が結婚して疎遠になった父、亮介にとって、永遠の人生最高の贈り物は、ガンで、いくばくもない命の娘との心の触れ合いという、残酷だが、ほのぼのとした父娘の別れだ。突然、娘が帰って来て理由も言わないのは、謎めいていて、心配になる父親の気持ちが判る。娘との心の断絶を感じているようで、寂しい父親だ。概して父娘には、ありうる事だ。しかし亮介は娘の夫に、娘の事は妻に任せたが、娘が好きじゃない父親はいないと自己弁護するのは余程、娘に引け目があるようで、更に癌だと判った時は追い打ちをかけるようで残酷だった。でも、娘が、残された時間の半分を亮介と過ごしたいと言った理由が、亮介との想い出がなく、今まで不機嫌な顔の思い出ばかりだと言うのは娘にとって悔いが残る人生の終わりだと思った。漸く娘の秘密がわかり、これが娘からの贈り物だと判った。娘は亮介がやたら優しいのが可笑しいと思って、夫がバラシタと気が付いたようだが、非難しないのは娘の亮介への思いやりだと思った。亮介は断わる筈だった翻訳を娘が読んでみたいと言ったので、引き受けたのは思い出作りで、やる気になって顔が輝いた亮介は生き返ったようで、娘がいなかったら、亮介は原稿が、し上がらなかった筈だ。父娘が作品を作り上げて心が繋がったようで微笑ましい。そして、娘は亡き母の料理をつくり、亮介にお母さんの味を伝えられて良かったと言ったのは、娘は父を支えた亡き母の思いを伝えたかったのだと思う。すると、亮介も、娘に妻の白和えを教えたのは、家事ができなかった父としての娘に見せたかったプライドだと思う。料理も又、父娘の記念の、お互いの、かけがえのない贈物になったと思った。そして、別れるとき、亮介が娘に頑張れと初めて励まし、2人が泣きそうになる気持ちをこらえて、別れるのが、けして、ありきたりではない新鮮な別れに感じた。娘は、昔はいつも、けなされたていた亮介から初めて励まされ、娘の目に涙があふれた瞬間は、長年の父娘の確執が消えた感動的な場面だった。逆に言えば、娘が死に直面しなかったら2人が永遠に理解しえなかったかも知れないと思うと、父娘の断絶の深さは皮肉なものだ。田辺と、お互いの娘に乾杯と言った亮介の顔には、娘からの自分の命を懸けた最後の人生最高の贈り物を噛みしめる喜びが感じられた。それは、娘を失う悲しみを消し去るほどの大きな喜びだったようだ。

40代女性

タイトルからは全く予想していなかったストーリー展開でした。突然実家に帰ってきた娘が理由をいわず、最初はとても不思議でした。が、その理由をしって、とても切なくなりました。義理の息子に会いに行き、その理由を聞いた父親の表情がとてもリアルで、心情が伝わってきました。仕事について昔言ったことを娘が長年気にしていたことを知った父親が挽回させるべく話をするところがよかったです。一緒に料理をしたり、仕事をしたりする、普通の日々が大事だということがわかりました。出てくる料理はどれもおいしそうでした。父親の仕事は小説家なのかと最初思いましたが、娘の家で父親が翻訳した本がすべてあるというところで、翻訳家だということが分かりました。すこしわかりづらかったです。自分の家に帰ることを決めた娘と二人で落語を見に行き、笑いながら泣くシーンは印象に残りました。最後まで理由を聞かない父親と理由をいわない娘が似たもの親子なのだということを物語っていた気がします。末期のがんということで、薬を飲んだり、ベッドの上で痛がったりするシーンがありましたが、それ以外は普通にしているので、そんなに重症には見えませんでした。最後が突然終わった気がするので、もう少し余韻がほしかったです。

60代男性

こんな、家族愛のあふれたドラマは、久々でした。寺尾操、もともと演技派でしたが、いちだんと深化しましたね。石原さとみも、素晴らしい演技でした。ある意味、どこにでもありうるストーリーでしたが、求心力がものすごく、画面にくぎ付けになりました。特に序盤の、気丈な娘が亡くなった母親の墓前で、声を上げて泣きじゃくる、そしてそれを黙って見送る父親の姿、スイッチが入りました。私は愛憎劇よりも、こうした家族愛のド物語のほうが、感涙にむせぶ物語のほうが、性に合っているようです。親娘のあいだには、芝居は通用しませんね。夫婦間にも。それからの時間、残された時間の濃密さが、涙を誘うのです。何気ない日常でも。そして、過去の出来事が次々と親娘の会話となり、心にもないことを言ったことを後悔したり、忘れていたことを思い出させてくれたり。最期の別れをするときの、父と娘の、こうあるべき、という見本のような作品でした。ふたりとも、つらかったに違いないですが、それを周囲に悟らせない、暗黙の了解、それは最後まで崩れませんでした。私が同じような状況で、娘が「帰る」と言ったら、あのようにふるまえるかどうか、自信がありません。そして、「帰る」と告げられた夫のふるまいも。何より、娘の献身的ふるまい・・・とても自身がありません。感動。

30代女性

父と娘、隣人のおばさま、娘夫婦、様々な人たちの、何気なくでも優しく温かな関係や日常が素敵なドラマでした。特に印象的だったのは亡くなった奥さんを思う寺尾さん演じる笹井のバーでのワンシーン。「うちの女房は家事が完璧だった。女房が亡くなった後にどんな気持ちで家にいたのか、どんな事を考えて台所に立っていたのか知りたくなっんだ」と言う台詞でした。長年連れ添った夫婦といえど、夫が帰宅した際に出てくる料理を妻がどんな気持ちで作っていたか知る機会もそう無いのは当然のことだと思うのですが「それを知りたくなった」と言う一言で笹井の妻に対する愛情を感じました。もちろん生きているうちに理解しようとしてくれるのが一番良いのかも知れませんが、もし亡くなった後だったとしても、自分の夫がそんな風に考えてくれたとしたら、私はとても嬉しいと思います。だからこそ笹井が奥さんの墓前で「いい娘に育ててくれてありがとう」と言う台詞がより胸に響き、こんな夫婦のように歳を重ねたいなと思いジーンときてしまいました。キャラクター設定としては少し古風なのかも知れませんが、女性たちには強さと明るさを、男性たちには静かな中にある懐の深さを感じ、胸に染み入るような作品だと思いました。

30代女性

余命宣告を受けた女性のストーリーですが、とてもあたたかい内容で観ていて心が熱くなりました。ゆり子が実家に帰ってきて父の亮介と過ごす場面の描写がとても素敵でした。特に亡き母が作ってくれた白あえを作るところ、ゆり子が夫と暮らす家に帰るところには涙が止まりませんでした。白あえを作ったのは父に母の得意料理の作り方を教えたいという強い思いがあったからだと感じ取れました。母やゆり子がいなくなっても、白あえを作れば家族を思い出すことができます。さらにゆり子が帰る際に父がゆり子に送った言葉には心が震えました。亮介の「ゆり子。ほら。あれ作れよ。教えたやつ。白あえ。旦那に食わしてやれ。ゆり子。大丈夫だ。ゆり子なら出来る。頑張れ」というセリフがとても好きです。このセリフには心があたたかくなりました。後に亮介は白あえをバーに持っていき、正一と娘のために乾杯する場面で締めくくられていたのも良かったです。どこか明るい感じで後味の良いラストでした。主人公の死期が迫っているというストーリー設定だったものの、作中では主人公が生き生きと描かれていたのが印象的です。暗い感じや重い感じがほとんどなかったため親しみやすい作品でした。